10月20日日曜日
皆様おはようございます。はしか、肺炎、梅毒が流行っています。体調にはくれぐれも注意しましょうね!
今日は「リサイクルの日」「新聞広告の日」「床ずれ予防の日」です。
まず「リサイクルの日」から。
なぜ10月20日が「リサイクルの日」なのかというと、10月20日という日付が「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「リサイクルの日」については日本リサイクルネットワーク会議によって1990(平成2)年に制定されました。
また、この記念日が発展して、通商産業省(現在の経済産業省)ほか8省庁が10月を「リサイクル推進月間」(現在のリデュース・リユース・リサイクル推進月間)としています。
この「リサイクル推進月間」の期間中には「リデュース・リユース・リサイクル」と呼ばれるいわゆる3Rの推進に対する理解と協力を国民へと求めています。
また、3Rに関する普及啓発活動なども実施されているそうです。
実は日本のリサイクルの歴史はとても古く、なんと江戸時代のころからリサイクル活動が行なわれていたそうなんです。
その中でも有名なのが「浅草紙」と呼ばれるもので、古い紙を細かくしたあとに釜で茹でてドロドロにし、それを再度紙状にして直して使われていました。
浅草紙以外にも様々なリサイクル用品があったそうで、日本人のリサイクルへの意識の高さには驚いてしまいますよね。
リサイクルが当たり前に行なわれるようになった世の中では、アルミ缶やスチール缶を分別して回収している地域も増えていますよね。
なぜアルミ缶やスチール缶のように缶の種類がいくつもあるか知っていましたか?
実は缶の中身によっては缶の材質を変えなければいけないからなんです。
コーヒーや紅茶などの飲料については菌が繁殖しやすいため、高圧や高熱にかけることによって殺菌をする必要があります。
そのため、高熱や高圧に耐えられるように丈夫である必要があるため、スチール缶が採用されているのです。
逆にアルミ缶に入っているジュースなどについては殺菌の必要がなく、炭酸によって缶の内部からつねに一定の圧力がかかっているため、やわらかいアルミを使っても変形しにくいんですね。
リサイクル活動は実は宇宙でも行なわれていて、なんと宇宙ではおしっこでさえリサイクルされているのです。
昔は宇宙ではおしっこは宇宙へと捨てられていたそうなんですが、科学技術が発展したことから、なんとおしっこを飲料水へとリサイクルしているそうです。
人間一人が一日で必要な水分は2リットルほどですが、宇宙では水がとても貴重な資源であり、宇宙へと水を運ぶとなるとコップ1杯の水がなんと30万円もかかってしまうのです。
そこで登場したのが「水再生装置」と呼ばれるもので、この装置を使っておしっこをろ過する事により、おしっこを飲み水として再利用しているんですね。
この再利用された水は自分自身のおしっこではなく、乗組員全員分のおしっこが混ぜられたものから作られているそうです。
*100円ショップの台頭で「壊れてもすぐ100円ショップで買えばいいや」と言う習慣が出来てしまい「モノのありがたさ」がなくなってしまいましたね。その為、一時はブームだった「リサイクル」もあまりうまくいっていないようです。どうしたらうまくいくのですかね?
次に「新聞広告の日」について。
なぜ10月20日が「新聞広告の日」なのかというと、「新聞週間」の中で覚えやすい20日を記念日 としたことが由来となっています。
「新聞広告の日」については日本新聞協会によって1974(昭和49)年に制定された記念日となります。
「新聞広告の日」が制定される由来となった「新聞週間」については10月15日~10月21日の期間に制定されています。
「新聞週間」についても日本新聞協会によって主催されているものとなります。
もともと「新聞週間」は1930年代にカリフォルニア、ペンシルバニア等アメリカ各地で行なわれるようになったもので、1940年には全米に拡大されました。
日本では日本では新聞の普及と教育の為にGHQが新聞週刊を提唱し、1947(昭和22)年に愛媛新聞が最初に実施したことが始まりとなっています。
翌1948(昭和23)年に日本新聞協会とアメリカ新聞協会が10月1日~8日までの一週間、新聞週間の活動を行ないました。
その後は日程が変更されることによって1968(昭和43)年から台風シーズンを避ける為に、現在の10月15日からの一週間とされました。
「新聞週間」の期間中には新聞大会、記念の集い等各種の行事が行われていて、新聞大会では、優れた取材・報道活動や技術開発、経営活動等に対し「新聞協会賞」として表彰を行なっています。
新聞を普段から読んでいる時に、新聞の上下の端っこがギザギザしている事について気になったことはありませんか?
実はあのギザギザについては新聞を同じサイズに安定して切り分けるために工夫した結果としてついているものなんです。
新聞紙は一日で大量に刷る必要があるのですが、1枚ずつ作成して裁断しているようでは間に合わないため、1度に大量の新聞紙を裁断しています。
かなり分厚くなった新聞紙の束をまっすぐの刃で切ってしまうと、刃が通り辛くその時によって新聞の寸法が変わってしまったり、上手く切れなかったりして安定しなかったのです。
そこで、刃の先端をギザギザにすることによって滑らずに正確に新聞紙を裁断できるようにしたということですね。
日本に新聞というものが登場してからしばらく経ちますが、実は新聞のようなものは既に江戸時代から存在していたそうです。
当時は紙ではなく瓦版と呼ばれる木の板に起こった出来事などを書いて売り歩いていたそうです。
妖怪が現れたなど娯楽志向のガセネタが配られることもあったそうですが、街頭でこのような出来事を読み上げながら瓦版を売っていたそうです。
この瓦版を読んで売り歩くという事が語源となって「読売」という言葉も誕生したとされています。
古いものでは大阪夏の陣の瓦版も存在しているそうですが、明治時代になると新聞が登場したことによって瓦版は衰退していくこととなりました。
*皆様はお気に入りの「新聞広告」ありますか?ありましたか?最近では新聞を読まない人が多いので新聞広告もかつてほど脚光を浴びなくなりましたね。しかし「広告」はどこに行ってもついてきますね。
最後に「床ずれ予防の日」について。
なぜ10月20日が「床ずれ予防の日」なのかというと、10月20日という日付が「床(10)ずれ(20)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「床ずれ予防の日」については「一般社団法人日本褥瘡(じょくそう)学会」によって制定された記念日となります。
「褥瘡(じょくそう)」と言われてもあまりピンとこないかもしれませんが、「床ずれ」は医学的には「褥瘡(じょくそう)」と呼ばれているのです。
床ずれは寝返りをうたずに長時間同じ体勢で寝ていたり、椅子や車椅子に長時間座り続けることで起こります。
皮膚が長時間に渡って寝具や椅子に接触することにより、血流が悪くなって、皮膚やその下の組織にダメージを与えてしまうのです。
「床ずれ予防の日」は「床ずれ」という病気に対する理解を深めて、適切な予防や管理を広めることが目的の記念日となっています。
この記念日をきっかけにして、普段から寝返りをしやすいような寝姿勢を整えたり、長時間椅子に座らず適度に身体を動かすなど意識してみてはいかがでしょうか。
布団を洗濯した後に天日干しをして、干したての布団に寝転がるととても気持ちがいいですよね。
天日干しをした布団からは「お日様の匂い」と形容されるような独特の匂いがしますが、何の匂いかご存じですか?
インターネット上には太陽光によって死んだダニの死臭だという噂が広まっていますが、これは真っ赤なウソなんです。
天日干しされた布団から発する匂いについては、本当に日光が関係しています。
あのなんとも言えない匂いは、洗濯後にわずかに残っている汗や脂肪、洗剤などが太陽光の熱によって分解された時に発生する匂いなのです。
汗や脂肪や洗剤などが太陽光によって分解されると、アルコールや脂肪酸が生成するため、「お日様の匂い=アルコールや脂肪酸の香り」ということになりますね。
現代ではふかふかの羽毛布団を掛けて眠るのが当たり前となっていますが、鎌倉時代の庶民の布団はかなり質素なものでした。
その頃の庶民はなんとふすまを掛け布団にして眠っていたそうなんです。
元々「ふすま」という言葉は「臥す(ふす)」時に使われるもの、つまり掛け布団の事を意味していたのです。
ふすまといっても現代のものとは素材が違い、麻や紙、樹皮、などが用いられていたそうです。
現在でも和室を仕切るものを「襖(ふすま)」と呼びますが、これは「臥す場所(寝る場所)」を区切るのに使われていた「ふすま障子」が省略されたものとなります。
ちなみに、鎌倉時代にもちろんマットレスなどはないので、畳がマットレスの代用品となっていたようです。
*皆様は「床ずれ」したことがありますか?僕は毎朝起きるとき「だるかった」ので「トゥルースリーパー」を使い始めましたが、まあまあ「だるくなく」起きることができるようになりました。睡眠は大事ですからね。
本日「日曜日」も宜しくお願いいたします。
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