ロード、ABBA、バッファロー・スプリングフィールド、そしてシェイキン・スティーブンス

スタッフ・ピック:ロード、ABBA、バッファロー・スプリングフィールド、そしてシェイキン・スティーブンス

Lorde(ロード)
「David」
ロードがこれ以上切なくなれるとは思っていませんでしたが…そうなってしまいました。

ABBA(アバ)
「If It Wasn’t For the Nights(イフ・イット・ワズント・フォー・ザ・ナイツ)」
つまり…ABBAを嫌いな人なんて少しもいないですよね?

Buffalo Springfield(バッファロー・スプリングフィールド)
「For What It’s Worth(フォー・ホワット・イッツ・ワース)」
1960年代当時と同じくらい、いや、それ以上に今も関連性がある曲です。
ブルージーなアコースティックギターのリフが、不穏なメロディーへと導きます。
サビは完璧なソングライティングの永遠の証であり、その歌詞は当時も今も、何百万もの人々の感情を呼び起こします……残念ながら。

Shakin’ Stevens(シェイキン・スティーブンス)
「This Ole House(ディス・オール・ハウス)」
先日、父の日を息子と過ごすためにハリウッドのアメーバ・ミュージックに行き、大好きな趣味のひとつであるワゴンセールのレコードを漁っていたとき、ウェールズ出身のロックンローラー、シェイキン・スティーブンスの1980年のアルバム『This Ol’ House』の1枚を偶然見つけてしまい、置いて帰ることなんてできませんでした。値段はたった1ドル。もちろん家に連れて帰りました。

1970年代から80年代初頭にかけて、昔ながらのロックンロールが若い世代向けに再パッケージされるという、ちょっと面白い時期がありました。ショウワディワディやマッドは、グラムロックの観客に向けて腰を振っていましたし、シェイキン・スティーブンスは70年代を自身のバンド「ザ・サンセッツ」と過ごした後、予想外にも80年代に入ってからティーンのアイドルへと進化しました。

小学生の頃、私は誰彼かまわず「シェイキン・スティーブンスよりアダム・アントの方が好き」と言っていたのを覚えています。自分の中では、それは立派な“戦い”だったのです。実際には、そうでもなかったのでしょうけど。でも今になって、彼が80年代に披露したスチュアート・ハムブレンの「This Ole House」のカバーを聴くと、心が温まり、懐かしい喜びで満たされます。ちなみに、このアルバムにはザ・ブラスターズの「Marie Marie」の素晴らしいカバーも収録されています。

Staff Picks with Lorde, ABBA, Buffalo Springfield and Shakin’ Stevens

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