ヴァニエ校の学生たちがABBAの音楽で観客の心を躍らせる!ミュージカル『マンマ・ミーア!』

ヴァニエ・カレッジ(※)の劇団が、ABBAの音楽とギリシャ文化を楽しむミュージカルコメディ『マンマ・ミーア!』で観客を魅了する準備を整えています。
公演は11月21日(木)から11月23日(土)まで、午後19時よりメイ・ウィルソン劇場にて、また11月24日(日)には午14時のマチネが予定されています。チケット料金は大人25ドル、学生20ドルです。
チケットは[www.moosejawculture.ca](http://www.moosejawculture.ca)で購入可能です。

◆あらすじ
物語の舞台はギリシャの島の楽園。母と娘、そして自分のアイデンティティを探る旅が描かれる感動的な物語です。結婚式を控えたソフィが、自分の父親を探すために母親の過去に関わる3人の男性を島に招きます。彼らがこの島を最後に訪れたのは20年前でした。

ABBAの時代を超えた名曲が、愛と笑い、友情に満ちたこの魅力的な物語を彩ります。笑いの絶えない展開とエネルギッシュなダンスナンバーが融合し、『マンマ・ミーア!』を忘れられないショーへと仕上げています。

◆キャストと制作チームの声
10年生の生徒カリー・ニューさんは、ソフィの親友であるアリ役を演じます。アリはソフィのブライズメイドの一人で、グループの中で「母親」のような存在です。アリは少し神経質で、友人たちの安全や健康を気にかける役どころです。

「この役は、実生活での私にぴったりなんです。私はどのグループでも母親役になるんですよね」とニューさんは笑いながら話します。

12歳から歌を始めたニューさんにとって、今回の公演が初めての演技挑戦です。今回の経験について、「ドラマクラスでとても楽しい時間を過ごしたので、ミュージカルに参加したいと思いました。本当に参加して良かったです」と述べました。

ニューさんは、新しい人々と働くことが一番楽しかったと話します。舞台上でも舞台裏でも笑いが絶えない雰囲気で、皆が互いをサポートし、受け入れ合う姿勢が素晴らしいと感じています。また、出演者の才能にも感銘を受けたとのことです。

これまで緊張を感じたことはないそうですが、ショーが近づくと「お腹を蹴られるような」緊張感が出てくるかもしれないと冗談を交えつつ話しました。ただし、グループでの練習量や友人と一緒に取り組むことが自信につながっているそうです。

12年生の生徒アーリン・デキナさんは、『マンマ・ミーア!』の舞台監督を務めます。昨年の公演『エルフ』でも同じ役割を担当しました。舞台監督として、キャストやスタッフを管理し、運営面のロジスティクスを担当しています。具体的には、リハーサルの日程や台詞・振付の練習、セット構築の締め切りなどを指導する役目です。

今年のキャストとスタッフは特に優秀で、舞台上でも舞台裏でも一生懸命取り組んでいるとデキナさんは言います。スタッフは40人ほどいますが、ウォーレン先生のような監督が全員をきちんとまとめてくれるため、彼女の仕事もそこまで慌ただしくはないそうです。今年の演目は、昨年に比べて技術的な難易度も低いとのことです。

「ヴァニエのキャストとクルーはみんな本当に才能にあふれていて、何か特別なものを持っています」と12年生のデキナさんは話します。「彼らの献身や、与えられたことを何でもやり遂げる姿勢は本当に素晴らしいです」。

今年が高校最後の年であるデキナさんにとって、この公演が最後の舞台になります。「キャストとクルーとの関係が深まったので、この最後の公演がとても寂しいです。でも、素晴らしい作品なので、高校生活を最高の形で締めくくれると思います」。

*「ソフィ」(チャーリー・レムクが演じる、右)が、自分の父親である可能性のある3人の男性と話をする場面です。左から「ハリー」(マイア・ボイヤー)、「ビル」(ロウィン・アンダーソン)、「サム」(グリフィン・ヘンダー)。
この写真はジェイソン・G・アントニオ氏によるものです。

*「ソフィ」(チャーリー・レムクが演じる、左)と「ハリー」(マイア・ボイヤーが演じる)が、ミュージカル『マンマ・ミーア!』のワンシーンでやり取りする様子が描かれています。  この写真はジェイソン・G・アントニオ氏によるものです。

*学生のチャーリー・レムク(中央)が、ミュージカル『マンマ・ミーア!』のワンシーンで歌を披露しています。この写真はジェイソン・G・アントニオ氏によるものです。

*『マンマ・ミーア!』再び!学生たちがワンシーンをリハーサルしている様子です。 この写真はジェイソン・G・アントニオ氏によるものです。

*ヴァニエ校の劇場プロダクション『マンマ・ミーア!』の学生たちがワンシーンのリハーサルを行なっています。 この写真はジェイソン・G・アントニオ氏によるものです。

*友人たちに囲まれながら、「ドナ」(ナタリー・ウォーレン、中央)が未来について夢想しています。この写真はジェイソン・G・アントニオ氏によるものです。

*学生のナタリー・ウォーレン(中央)は、「ドナ」を演じるヴァニエ校の劇場プロダクション『マンマ・ミーア!』の主要キャラクターの一人です。  この写真はジェイソン・G・アントニオ氏によるものです。

*ヴァニエ校の学生たちが最新のミュージカル『マンマ・ミーア!』の曲を練習している様子です。この写真はジェイソン・G・アントニオ氏によるものです。

*「マネー、マネー、マネー/金持ちの世界では/それが面白くなければならない」という歌詞とともに、劇中のワンシーンでアンサンブルキャストが「ドナ」(ナタリー・ウォーレン)を取り囲む様子が描かれています。この写真はジェイソン・G・アントニオ氏によるものです。

※ヴァニエ・カレッジ (Vanier College):カナダのケベック州モントリオールにある教育機関です。1967年に設立されたこのカレッジは、英語で教育を提供する**CEGEP (Collège d’enseignement général et professionnel) の一つで、ケベック州の特有の教育システムにおける中等教育後の機関です。
◆主な特徴
1. 所在地:
モントリオールのサン・ローラン地区に位置しています。

2. 教育プログラム:
ヴァニエ・カレッジでは、以下のような幅広いプログラムを提供しています:
– 一般教育プログラム (大学準備コース): 大学への進学を目指す学生向け。
– 職業教育プログラム: キャリアに直結した専門スキルを学べるコース。

3. 多文化的環境:
学生の多様性を誇り、世界中からの留学生を受け入れています。そのため、異文化交流や国際的な視野を育む場となっています。

4. 施設:
モダンな教室、研究室、図書館、アートやパフォーミングアーツの専用スペースがあり、学生の学習や活動をサポートしています。

5. 課外活動:
演劇、音楽、スポーツ、ボランティア活動など、学生が参加できる豊富な課外プログラムが用意されています。特に演劇部門は力を入れており、学生によるミュージカル公演なども頻繁に行なわれています。

6. 名前の由来:
カレッジ名は、フランス革命時の軍人であり、後にケベック総督を務めたジョルジュ・フィリップ・ヴァニエ(Georges Vanier)にちなんで名付けられました。

◆地域とのつながり
ヴァニエ・カレッジは地元コミュニティとの強い結びつきを持ち、文化イベントや教育プログラムを通じて地域社会に貢献しています。

https://www.moosejawtoday.com/local-news/vanier-students-to-make-toes-tap-with-abba-infused-musical-mamma-mia-9774608

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