子どもの頃からずっとABBAを聴いて育ち、『マンマ・ミーア!』の映画を何度も観て、長いドライブ中には車の中でABBAの音楽を流して歌いながら過ごしてきました。ABBAは私と家族にとって常に大好きな存在です。
※ABBA Voyage アリーナ(画像提供:ミリー・フリス、ピーター・サイモンズ・カレッジ)。
だから、ロンドンで『ABBA Voyage』が開催されると聞いたときには、絶対に行かなければと思いました!
クリスマスと新年の間の、何日なのか分からなくなるような「ツイックスマス(Twixmas)」(※)の週に、ちょっと遅めのクリスマスプレゼントとして母と私はロンドンへショーを観に行き、一日を楽しむことにしました。
まずはストラトフォードのウェストフィールドショッピングセンターに立ち寄り、セールで買い物を楽しんだ後、「ブラックタップバーガー」で美味しいハンバーガーを堪能してから、『コンサート』のために特別にデザインされたABBAアリーナへ向かいました。
ショーの間、写真やビデオ撮影は禁止されており、サプライズを維持するためです。これから行く予定の人や行こうか考えている人のために、内容をネタバレするつもりはありませんが、一つ言えるのは、本当に素晴らしかったということです!
私たちはダンスフロアのチケットを予約することにしましたが、それは大正解でした。誰もじっとしている人はいませんでした。みんな口ずさむか歌っていて、パフォーマンスを間近で観られることがよりリアルな体験にしてくれました。
体験をより「リアル」に感じさせてくれたのは、驚異的に才能のある生バンドと、周囲に設置された複数のスクリーンに映し出される「バンド」の映像でした。
アリーナ全体が文字通り生き生きとしていて、人々は笑い、泣き、踊り、心が温かくなりました。たくさんの人が、しかも多くは見知らぬ人同士が集まり、ABBAの素晴らしさを称賛しているのです。
本物のABBAコスチュームを着た人々が大勢いたのも、ワクワクする体験でした。衣装は必須ではありませんが、確実に圧巻の光景を盛り上げていました。
さらに雰囲気を盛り上げていたのは、ショー全体を通じた照明の使い方でした。音楽の要素を強調し、光、音楽、動きが交わるシンフォニーを作り出していました。
90分はあっという間に過ぎてしまい、もっと長ければ良かったのにと思いました。アリーナを出る頃にはぼんやりしていて、もう一度体験したいという気持ちでいっぱいでした。
全体として、この旅はテクノロジーと音楽が融合した圧巻のショーで、純粋な喜びを生み出していました!
行けるなら、ぜひ行ってください!チケットは2025年10月まで予約可能です。予約は『ABBA Voyage』の公式サイトからどうぞ。
※ツイックスマス(Twixmas):クリスマス(12月25日)と新年(1月1日)の間の期間を指すイギリスの俗語です。特に12月26日(ボクシング・デー)から12月31日までの数日間を表します。
https://www.hampshirechronicle.co.uk/young-reporter/24834187.experience-appreciate-forever/