10月9日水曜日
皆様おはようございます。気温の上下が激しいですね。マイコプラズマには気をつけましょうね!
今日は「世界郵便デー」「トラックの日」「アメリカンドッグの日」です。
まず「世界郵便デー」について。
なぜ10月9日が「世界郵便デー」なのかというと、1874(明治7)年10月9日に全世界を一つの郵便地域にすることを目的として万国郵便連合が発足したことが由来となっています。
万国郵便連合(UPU)は加盟国の郵便業務を調整する機関であり、本部はスイスの首都であるベルンに置かれています。
「世界郵便デー」については万国郵便連合(UPU)によって1969(昭和44)年に「UPUの日」として制定されました。
その後、1984(昭和59)年には「世界郵便デー」と名称を変更しました。
日本も1877(明治10)年2月19日に万国郵便連合(UPU)に加盟しました。
万国郵便連合(UPU)に加盟した2月19日については、日本では「万国郵便連合加盟記念日」として制定されています。
「世界郵便デー」は別名「万国郵便連合記念日(World Post Day)」とも呼ばれています。
現在では当たり前となっている世界的な郵便のシステムですが、こうした世界規模の郵便システムが100年以上も前から存在していたのには驚いてしまいますよね。
江戸時代までは主に飛脚と呼ばれるシステムが存在していましたが、明治時代になると郵便というシステムが登場しました。
現在では考えられないことですが、明治時代初期の頃の郵便配達員はなんと拳銃を所持していたのです。
明治初期の頃の日本はまだまだ治安が悪かったため、郵便物を狙った強盗事件が多発していたそうです。
そのため、郵便配達員も自衛の手段を持たなくてはならず、法律によって拳銃の所持が許されていたのです。
それから昭和24年になるまでは「郵便保護銃」と呼ばれる拳銃を所持しながら郵便配達を行なっていました。
現在では郵便配達員が襲われるという話は聞いた事がありませんが、明治時代から昭和時代にかけては命懸けで郵便配達を行なっていたんですね。
郵便ポストの色といえば今では当たり前のように赤色になっていますよね。
あの特徴的な赤色のポストなんですが、実は初めて日本に設置された時は赤色ではなく黒色だったって知っていましたか?
なぜ赤色へと変更になったのかというと、遠くからでもわかりやすく目立つからという理由だったそうです。
当時は現在のように道が明るいわけではなかったため、特に夕方になって暗くなると黒色だと郵便ポストが見つけづらかったのです。
また日本の郵便制度についてはイギリスの郵便制度と同じものを導入したため、イギリスで赤色 のポストが採用されていたことから、日本も赤色のポストにしたというのも理由の一つとなります。
赤色にしたところ、赤色のポストの評判は思いのほか良く、当時から現在まで変わらずにそのまま赤色のポストが使われているのでした。
*全く、郵便まで「値上げ」ですからね。もう年賀状も出せませんね。高すぎます!!
次に「トラックの日」について。
なぜ10月9日が「トラックの日」なのかというと、10月9日という日付が「ト(10)ラック(9)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「トラックの日」については全日本トラック協会(全ト協)によって1992(平成4)年に制定された記念日となります。
トラック協会によるとこの日「トラック運送事業について広く国民一般に理解と関心を深めてもらい、トラック運送事業者の社会的地位を向上させる」という事を目的とした記念日としています。
2017年現在ではトラック運送業務に従事している方々の長時間労働に加えて薄給であるということが問題となっていますよね。
世の中はとても便利になってネットショッピングなどの通販を始めとして、日本国内のどこへでも素早く荷物を届けられるようになりました。
その結果として荷物の運送を行なっているトラックの運転手に負荷がかかってしまっていますよね。
そのような現状を変える試みとして、荷物の配達時間が短縮されたり、再配達を行う場合は有料にするなどの方法が検討されています。
トラックで荷物を運送している人に現代の便利な生活を支えているといっても過言ではないので、労働環境が改善されてもっと社会的地位が上がるといいですね。
トラックについてもダンプカーについても後ろに大量の荷物を積んで走る車ですよね。
このような書き方をするとトラックとダンプカーについては違いが無いように思えますが、実はちゃんとした違いがあるのです。
まず、トラックについては荷物の運送を行う車両全般を指す言葉となります。
そのため、後ろに荷物を運ぶための荷台が設置されていれば、これは全てトラックに該当します。
続いてダンプカーについてですが、ダンプカーも後ろに荷台が設置されているため、トラックという車両の一部に分類されます。
実はダンプカーという名称で知られていますが、本来は「ダンプ・トラック」というのが正しい呼び方のようです。
ダンプカーの「ダンプ」という言葉は「投げ捨てる」といった意味があるため、荷台が持ち上がって後ろの荷物を投げ捨てられることがダンプカーの特徴となっています。
雪国では大量の雪を運搬したり、大量の土砂を積んで走っていて、荷台を持ち上げて一気に雪や土砂を捨てていますよね。
昔の大型トラックには車体の前方に緑色のランプが付いていたのを知っていましたか?
しかし2017年現在ではその緑色のランプは全くといっていいほど見なくなりましたよね。
あの緑色のランプの名前は「速度表示灯」と呼ばれるものであり、大型トラックに設置する事が義務付けられていたんですね。
「速度表示灯」は3つ設置されていて、1つ点灯していた場合は40km以下、2つ点灯していたら40km以上~60km未満、3つ点灯していたら60km以上とトラックの速度が一目でわかるようになっていたのです。
しかし、外国産のトラックを輸入する際に外国産のものは「速度表示灯」が設置されていないことから認可が下りず、トラック輸入に弊害をきたしました。
更に、一般的に「速度表示灯」の認知度が低かったことから、1999年の法改正により廃止されることになったのです。
*世の中「便利」になるということはその陰で努力している人がいるということになります。「快適なショッピング」ができるのもトラックの活躍があるからであり感謝せねばなりませんよね。
最後に「アメリカンドッグの日」について。
なぜ10月9日が「アメリカンドッグの日」なのかというと、10月9日という日付が「10(ドッ)9(グ)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「アメリカンドッグの日」についてはアメリカンドッグの製造・販売を行っているフルタフーズ株式会社によって制定された記念日となります。
アメリカンドッグといえば串に刺したソーセージにパンのような少し甘い生地がつけられて油で揚げた独特な食べ物ですよね。
この「アメリカンドッグ」という食べ物をより楽しんでもらえるように「コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどで、美味しく楽しんでもらえるような展開」を行なっています。
また、お祭りなどでも出店でアメリカンドッグが売られている事が多く、お祭りの定番メニューにもなっていますよね。
コンビニのホットフードのメニューでも見かけないことはあまり無く、売れ行きも安定していることから、日本人に古くから愛されてきた食べ物だということが良く分かります。
「アメリカンドッグの日」にはぜひアメリカンドッグを食べてみてくださいね。
日本にも完全に定着している「アメリカンドッグ」という食べ物ですが、別に犬の肉を使っている訳ではないので「ドッグ(犬)」という言葉を使う不思議な食べ物ですよね。
アメリカンドッグと犬にどのような関係があるのでしょうか。
そもそも、ホットドッグが色々な食べ方がされるようになった結果としてアメリカンドッグが誕生したのですが、ホットドッグという単語自体がソーセージを指す単語なのです。
なぜホットドッグという単語にソーセージという意味があるのかというと、ソーセージの細長い形状が犬のダックスフントに似ていたからだとされています。
つまり「ドッグ」についてはダックスフントの事を指していたんですね。
ちなみに「アメリカンドッグ」については日本オリジナルの呼び方であり英語圏の人には通じないので注意が必要です。
「アメリカンドッグ」については海外では「コーンドッグ」と呼ばれています。
アメリカンドッグにつける調味料といえばケチャップとマスタードですよね。
しかし、北海道の一部ではなんとアメリカンドッグに砂糖をかけて食べているって知っていましたか?
実際に北海道の縁日などを歩いているとわかりますが、屋台でアメリカンドッグを提供する時はビニール袋の中に砂糖を入れて提供し、その中にアメリカンドッグを入れて砂糖をまぶして食べているのです。
お肉に砂糖が合うわけがないと思うかもしれませんが、外のパン生地の部分は揚げパンのようになって甘くておいしく、中のソーセージの塩分とも絶妙にマッチするんです。
北海道のすべての地域で砂糖で提供している訳ではなく、コンビニなどではふつうにケチャップとマスタードをつけて提供されます。
ちなみに、アメリカンドッグではなく砂糖をまぶしたものはフレンチドッグとも呼ばれているそうです。
*皆様は「アメリカンドッグ」召し上がりますか?僕は小学生の時によく食べました。あの頃(70年代半ば以降)はヨーヨーとかドクターペッパーとか、やたらにアメリカのモノに感化されたことを覚えています。
本日も宜しくお願いいたます。
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