12月22日水曜日
皆様おはようございます。体調はGOODですか?検温しましたか?ワクチンは終わりましたか?
今日は「冬至」「労働組合法制定記念日」「ショートケーキの日」です。
まず「冬至」から。
「冬至」とは「とうじ」と読み、二十四節気の一つとなります。
「二十四節気」という言葉についてはあまり耳馴染みのあるものではなく、おそらく聞いた事がないという人も多いのではないでしょうか。
しかし、日本人の生活には密接に関係しているものであって、よく見ているとニュースや天気予報などで取り上げられているんですよね。
日本には春夏秋冬があってその季節の移り変わりなどに風情を感じていますが、実は春夏秋冬などの「四季」以外にも季節の移り変わりを表す言葉はたくさんあるのです。
その季節の移り変わりをより細かくわかりやすくしたものが「二十四節気」であり、「四季」が一年間を四つに分けるものだとすると、「二十四節気」は一年間を二十四に分けたものになるのです。
「二十四節気」以外にも季節を表す言葉として、更に一年間を細かく分けた「七十二候」や「雑節」「五節句」といった暦が存在しています。
「冬至」以外にも有名な二十四節気はいくつかあって、「春分」「秋分」「夏至」といったものはよく耳にするのではないでしょうか。
「冬至」については一年の間で最も昼が短くなり、夜が最も長くなる日となっていて、「暦便覧」によるとこの日を「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」としています。
日本では風邪の予防にもよく長生きできるとされていることから、冬至にはかぼちゃを食べる風習があります。
基本的には夏場の方が外の気温も高く、さらにたくさんの汗をかけることからダイエットは夏の方が向いていると思われがちですよね。
確かに汗をかくことはダイエットで大事なことですが、実は冬場の方がダイエットに適した季節であることは知っていましたか?
なぜ冬の方がダイエットに向いているのかというと、気温が低く寒くなることから身体が無意識に体温を上げようとして基礎代謝が上がっているのです。
基礎代謝が上がっているということは脂肪が燃焼されやすくなっているため、冬の方がダイエットに適しているということが言えます。
しかし、夏場の方がたくさん汗をかいて運動後には体重が落ちていることが多いのは気になりますよね。
ダイエットとは身体の水分を出すことではなく、脂肪を燃焼させることのため、実は体重が減っていなくても冬の方が脂肪をたくさん燃やせるため、ダイエットに効果的なんです。
逆についつい美味しいものを食べる季節であることから太りやすい時期でもあるため注意が必要です。
冬に欠かせないアイテムといえば「こたつ」という人も多いのではないでしょうか。
あのこたつの赤色の光はなんとも暖かさを感じさせてくれる色をしていますよね。
しかし、ご存じのとおりこたつは遠赤外線によって暖まる機器であり、人間の目では遠赤外線を目視することは出来ません。
つまり、あの赤い色は暖かくみせるための演出であって、別にあの赤い色がなくても暖かいのには変わりないんですね。
こたつが発売された当初には遠赤外線というもの自体があまり知られていなかったため、本当に暖まるかどうかもわからずにこたつの売り上げはあまり良くなかったのです。
そこで、暖かく見せる工夫として赤色のライトで照らすようにしたところ、売り上げが一気に伸びたのでした。
*冬至とは
冬至は北半球では日が一番短く影が最も長くなる日です。
◆冬至は二十四節気の1つ
二十四節気とは古代中国で作られた暦で、日本では平安時代から使われています。上の図のように1年を24等分し、それぞれに名前を付けたものです。
二十四節気は太陽の運行に基づいており、1年で最も昼の長い日を夏至、1年で最も昼の短い日を冬至、昼と夜の長さが同じ日を春分・秋分とし、この4つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。この4つの節気は合わせて「二至二分」と呼ばれています。
この二至二分が二十四節気を決めるうえでの基準となっています。
立冬はこの秋分と冬至のちょうど中間の日で、暦の上ではこの日から冬が始まります。
冬の節気は立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒となっており、冬至は冬の4番目の節気です。
また、立春・立夏・立秋・立冬の4つを「四立」と言い、それぞれ春夏秋冬の始まりの日として重要な節気となっており、二至二分と四立を合わせて「八節」と言います。
◆2021年の冬至はいつ?
2021年の冬至であれば、以下のようになります。
・日付としての2021年の冬至は12月22日。
・期間としての2021年の冬至は12月22日~2020年1月4日まで。
◆夏秋冬の決め方
けれども夏至に最も暑くなり、冬至に最も寒くなるかというとそうではなく、実際にはそれより1~2か月ほど遅れて最も暑い日、最も寒い日がやってきます。
ただし二十四節気はこの「夏至を夏の中心」「冬至を冬の中心」そして「昼と夜の長さが同じ春分・秋分を春の中心と秋の中心」として1年を4等分し、春夏秋冬を決めました。
そのため「立春と言われてもまだまだ寒く、冬と感じる」ということが起こります。
◆二十四節気と七十二候
この「二十四節気」は日本では平安時代に取り入れられました。日本と中国とでは位置も気候も異なり、中国の二十四節気は必ずしもすべてが日本の気候に合うものではありませんでしたが、私たちの生活に根付き、大多数の日本人が農業とは無縁になった現代でもテレビのニュースなどで「今日から立春です」などと使われています。
1年には春夏秋冬4つの季節がありますが、古代中国人はそれをさらに24の「節気」に分けました。1年を24に分けるならそれぞれ約15日、その節気にはまたそれぞれ3つの「候」を設け、3×24で72候、約5日で1つの候としてそれぞれの候にその季節の特徴を表す言葉をつけました。
日本は平安時代からこの二十四節気を暦の中に取り入れましたが、これだけでは日本の気候の説明には足りないので、「雑節」というものを設けました。雑節には、節分・彼岸・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日などがあります。
さらに「七十二候」については江戸時代の天文暦学者・渋川春海が日本の気候に合わせて改訂版を出し、その後明治時代に「略本暦」が出てそれまでの「七十二候」を大幅に変えました。現在使われている日本の七十二候はこれが元になっており、上の図に書かれているのもこの七十二候です。
なお2016年に中国の「二十四節気」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
◆冬至の七十二候(日本)
内容 | 時期 | |
---|---|---|
初候 | 乃東生ず | 12月21日頃 | 12月25日頃 |
次候 | 麋の角解つる | 12月26日頃 | 12月30日頃 |
末候 | 雪下麦を出だす | 12月31日頃 | 1月4日頃 |
ウツボグサの芽が出てきて、大鹿のツノが落ちて生え変わり、雪の下から麦の芽が出てくる季節です。
ウツボグサは夏になると花が黒っぽくなることから「夏枯草(かごそう)」とも言います。花穂の形が武士が弓矢を入れて背負った「靭(うつぼ)」に似ているところからこう名付けられたと言われます。ウツボグサは薬効があり、ハーブティとしても飲まれています。
また大鹿のツノを「麋角(びかく)」と言います。奈良公園の鹿のツノは毎年3月ごろ自然に落ち、また新しいツノが生えてくるそうですが、ここでいう「麋角」は種類の違う鹿なのでしょうか。冬至の候となっています。
◆柚子湯
なお、「柚子」という言葉は中国にもあるのですが、これは日本でいう「ユズ」ではなく「ブンタン」や「ザボン」のことを意味します。
◆年末年始
門松も「歳神様」を迎えるためのものです。今や門松を立てる家などほとんどなくなりましたが、しめ縄飾りだけは多くの家が年末に買い求め門や出入口に飾っています。ほとんどの人はその意味もわからず習慣的にやっていますが、これもやはり「歳神様」を我が家にお迎えするためのものです。歳神様は新年のご来光とともに家々にやってきてくれます。
昔ながらの伝統がどんどん消え、あるいは単なる飾りになって、歳神様の存在も忘れられている現代ですが、このお正月を中国のお正月・春節と比べた場合、まったく異なっていることが一つあります。それは中国の春節がにぎやかなお祭りであるのに比べて、日本のお正月はきわめて厳粛な日だということです。どうしてなのかと考えると、日本の新年はすべてが新しくなる日、ものみな白紙になる日だからでしょう。前の年は12月31日で終わり、時計が12時の鐘を打ったその瞬間から真新しい白紙のページが始まる…という感覚を多くの日本人が今でも持っています。まだ足跡のない純白の雪のような時間を渡されて粛然としない人がいるでしょうか。今年こそはと、新年の数日は誰でも決意するものです。
この真っ白な時間、過去はすべてリセットされ、新しい時間が今から始まるという新年特有の感覚は中国の春節にはありません。これが中国の春節と日本のお正月の決定的な違いです。
◆冬至の「旬の食べ物」
◎リンゴ
◎ミカン
◎ユズ
冬至になるとお風呂にユズを浮かべ、柚子湯に入るという習慣があります。
◎サツマイモ
◎ごぼう
◎大根
寒い時期に昔から食べられてる「ふろふき大根」などは冬の季語になっています。
また、この時期になるとおでんの具としても親しまれています。
◆冬至の「季節の花」
◎シクラメン
◎サザンカ
◎プリムラ
◎ポインセチア
◎セイヨウヒイラギ
次に「労働組合法制定記念日」について。
なぜ12月22日が「労働組合制定記念日」なのかというと、1947(昭和22)年12月22日に「労働組合法」が公布されたことが由来となっています。
「労働組合法」は、労働者の団結権・団体交渉権・団体行動権等の保障について定めた法律となっていて、「労働基準法」「労働関係調整法」とともに「労働3法」と呼ばれています。
最近ではこの「労働基準法」を無視して従業員を働かせる、いわゆる「ブラック企業」がメディアに取り上げられ、問題となっていますよね。
「労働組合」を持たない企業などに属している場合には、自分を守ってくれるものがなく、企業側に不当な扱いを受けたりすることもあります。
日本では若くして命を落とす人もいますが、その死因の一位が自殺であること、そして毎年のように過重労働が原因となって自殺をする人がいることが問題視されています。
死んでしまうぐらいならそんな仕事やめてしまえばいいという人もいますが、職場へ迷惑をかけてしまう責任感や、不況で転職出来るかわからない現状からなかなかやめることが出来ず、だんだんと追い詰められていく人がたくさんいるのが現状です。
今後、日本の労働環境が少しでも改善されていくといいですよね。
労働者の権利を守るために存在している「労働組合」ですが、元々はイギリスの産業革命をきっかけにして生まれたものだって知っていましたか?
産業革命が始まり機械による大量生産が可能になった事によって産業が発達したのですが、なんとその労働時間は1日14時間から15時間もあったそうなんです。
しかも現在のように冷暖房が完備されているオフィスなどではなく、現在のように設備が整っている労働環境とは全く違う過酷な労働環境になっていました。
更に機械の登場によって仕事を奪われた職人についても、このような過酷な労働を強いられるようになり、労働者はお酒の飲めるパブに集まる事によって、愚痴などをこぼしてストレスを発散していました。
当時は病気になったり怪我をしても適用される保険がなかったことから、このような労働者が集まってお金を出し合って、お互いを助け合うようになりました。
このお金をパブが預かるようになり、このことがきっかけとして世界で初めての「労働組合」が発足されることになったのです。
公民の授業などで「ストライキ」について習ったかと思います。
ストライキとは労働者が要求を貫徹するために、集団で意図的に仕事を放棄することですよね。
実際にストライキをしているのって日本ではほとんど見かけませんが、世界と比べて日本はストライキが多いのか、それとも少ないのでしょうか。
実は世界的に見ても日本はストライキが少ない国となっています。
過去の統計では日本のストライキに参加した人数の平均が年間で8000人程度だったのに対して、アメリカでは約10万人、イギリスでは約50万人、インドでは169万人もいたそうです。
人口の違いはあるものの、あきらかに日本人のストライキの参加者が少ないのがわかりますよね。
そもそも日本でなぜストライキが少ないのかというと、日本人は他国と比べて労働環境を改善する意識が少ないからだとされています。
日本人は足並みを揃えるという考えが横行していて、出る杭は打たれる国ですから、自分が先頭に立って自分の会社の労働環境を改善しようなどという人はなかなか現れないのです。
*既に日本の労働組合は「形骸化」してしまいましたね。法律で定められた民主主義国家の権利なのに行使しないのは情けないですね。
最後に「ショートケーキの日」について。
なぜ毎月22日が「ショートケーキの日」なのかというと、カレンダーで22日の上には必ず15日 がくることが由来となっています。
いますぐにカレンダーを確認して頂ければわかりますが、どの月でも必ず22日の上には15日があり、つまり「15(いちご)」が乗っているからショートケーキの日なんですね。
「ショートケーキの日」については仙台にある洋菓子店のカウベルによって2007(平成19)年に制定された記念日となります。
ショートケーキは日本ではスポンジケーキとして販売されていますが、これは日本人好みに改良されたものだって知っていましたか?
本来のショートケーキはビスケットを土台にして生クリームをのせて、さらにビスケットで挟み込んだケーキのことなんです。
ショートケーキの「ショート」の意味についても「短い」という意味ではなく、ビスケットを使っていることから「脆い」「砕けやすい」という意味の「ショート」なのです。
ケーキが好きだという人はぜひ毎月21日にショートケーキを買って食べてみてはいかがでしょうか?
誕生日ケーキにはその人の年齢の数だけろうそくを立てて吹き消しますよね。
しかし、そもそもなぜ誕生日に食べるケーキにはいつもろうそくが乗っかっているのか知っていますか?
実はろうそくを立てるようになった由来はとても古く、古代ギリシャ時代から始まったとされています。
当時は月の女神である「アルテミス」の誕生日をお祝いする時に、現在のケーキのようなものを焼いて、アルテミスの神殿にお供えをしていました。
そして、月の明かりに見立てて細長いろうそくを立てて火を灯していたことが、現在の誕生日ケーキのろうそくの由来となっています。
ろうそくの煙が天へと昇っていけば、天にいる神様に願いが届くとも考えられていたのです。
元々は年齢と同じだけのろうそくを立てる習わしはありませんでしたが、19世紀末になるとアメリカの風習として年齢の数だけろうそくを立てるようになりました。
ろうそくの火を消す時には願い事を込めて火を吹き消すようにしています。
続いてウェディングケーキが3段である理由についてです。
現在ではウェディングケーキにも様々なタイプのものがありますが、やはり定番は3段のウェディングケーキですよね。
ウェディングケーキについても古代ギリシャの風習が現在に伝わったとされています。
古代ギリシャでは花嫁の頭の上に固めに焼いたビスケットのようなものをまいていました。
そして参列者はビスケットのかけらを拾う事によって、新たに夫婦になる二人の幸せをわけてもらっていたんです。
その後、18世紀にはイギリスの菓子職人によって3段にウェディングケーキが焼かれるようになりました。
イギリスの風習では1段目は参列者へと配られ、2段目は欠席者へと配るために残し、3段目は将来の自分の子供たちのために残しておくものとされていました。
そのウェディングケーキが日本にも伝わり、日本でも3段のウェディングケーキが主流となっていったのでした。
*もうすぐクリスマスですね。皆様はケーキを召し上がりますか?
本日もよろしくお願いいたします。
★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!
https://higashiyamarintaro.net/
2020年3月29日夕方『新コロナは中国が意図的に作った菌』と書いたら『5,000本』あった記事を全部消されましたので『ゼロ』からID(アドレス)を作り直しました。『私のブログに登録』してくださった皆様には大変ご迷惑をおかけしました。改めてよろしくお願い申し上げます。
『3・11』の時『東日本震災の真実』を書いた時もブログ10,000本を民主党政権に抹殺されました。
これからも負けずに書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
*今日の記念日は他にもあります。
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