7月2日土曜日
皆様おはようございます。毎日暑いですね!水分は十分に摂取していますか?エアコンかけていますか?
今日は「半夏生(はんげしょう)」「蛸の日」「たわしの日」です。
まず「半夏生」から。
なぜ7月2日が「半夏生(はんげしょう)」なのかというと、このシーズンが半夏(烏柄杓)と呼ばれる薬草が生える頃であることが由来となっています。
「半夏生」は雑節の一つとなります。
「雑節」とは季節の移り変わりを表すための暦日であり、この他にも二十四節気、五節句など、日本には季節を表す様々な暦日が存在しています。
「雑節」と聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、他には「節分」や「彼岸」、「八十 八夜」などが有名な雑節ですね。
「半夏生」については農家にとっては大事な節目な日となり、「半夏生」を迎えるまでに畑仕事や水田の田植えを終わらせる目安の日となっています。
それまでは農作業で忙しかったことから、この日から5日間を休みとする地方もあるそうです。
また、「半夏生」の日には天から毒が降ってくるという言い伝えがあり、井戸に蓋をして毒が入 らないようにしたり、「半夏生」の日に収穫した野菜を食べないようにするなど地域によって様々な風習があるそうです。
アリは働き者の虫として有名ですが、実は農業をして働いているアリもいるって知っていましたか?
人間ですら一筋縄ではいかない農業を営むアリってなかなか凄いですよね。
農業を営むアリの種類はパナマに生息している「ハキリアリ」という種類で、なんとキノコの栽培を行なっているのです。
キノコの栽培は巣の中で行われており、キノコが育てる環境として葉っぱを細かく切り刻んだものを巣の中に持ち帰ります。
これをたくさん積み上げておくと、この葉っぱを栄養にしてキノコが生えてくるそうで、このキノコもハキリアリにとっては立派な食料となるのです。
そして、キノコが成長しすぎるのを防ぐために、身体から「アカミシン」と呼ばれるキノコの生 長を抑制する物質を分泌し、キノコの栽培量を日々調整しているのです。
適当にキノコを生やして食べているわけではないので、これは立派な農業といえますよね。
農家になるためにも色々な資格を取得する必要があるって知っていましか?
もちろん「農家」という国家資格があるわけではないのですが、農業をしていく上でいくつかの資格を持っていないと作業に支障が出てしまうのです。
まずは、大量の材料や用具を運送するために軽トラックが必要になるため、普通自動車の運転免許を取得する必要があります。
更に、トラクターやコンバイン、その他に重機を運転する機会もありますから、特殊自動車の運転免許が必要です。
また、運転免許に伴って農機具や機器などを運ぶためのけん引免許も必要となる場合があります。
有機栽培などではあまり使われませんが、農薬などを取り扱うためには毒劇物取扱責任者という資格を取る必要があります。
以上の資格以外にも場合によっては、ビニールハウス栽培を行うためにボイラーを動かすための危険物取扱責任者、農業機器が壊れた際に自分で修理するための農業機械士、衛生面も考慮するなら全農環境管理士、といった資格が必要となる場合もあります。
*雑節
日本には、雑節という暦日があります。雑節は、二十四節気や五節供のように中国から伝わったものではなく、日本人の生活文化から生まれた日本独自のものです。 また、貴族や武家の儀式ではなく、主に農作業と照らし合わせた季節の目安となっており、日本の気候風土に合わせてあるため、長い間に培われてきた知恵と経験の集約といえるでしょう。
◆半夏生
夏至(6月21日頃)から数えて11日目の7月2日頃から七夕(7月7日)頃までの5日間を半夏生といいます。田植えは半夏生に入る前に終わらせるものとされ、この頃から梅雨が明けます。
◆田植えを終える目安
「半夏生」は気候の変わり目として、農作業の大切な目安とされています。
田植えは「夏至の後、半夏生に入る前」に終わらせるものとされ、それを過ぎると秋の収穫が減るといわれてきました。
無事に田植えが終わると、水田や神棚に餅やお神酒を供え、田の神に感謝する「さなぶり」という行事を行なうところもあります。また、この日の天気で収穫のできを占ったりしました。
関西地方ではタコの足のように大地にしっかり根付くようタコを食べ、近畿地方では収穫した小麦で「半夏生餅」を作って田の神に供えるなど、各地に半夏生ならではの風習があります。
「半夏生」は、雑節の中では唯一、七十二候からとられた名称です。「半夏生」の「半夏」は「烏柄勺」(からすびしゃく)という薬草のことで、この薬草が生える時期を指した名称だといわれています。サトイモ科で、地下にある球茎の皮を取って乾燥したものが漢方薬の生薬「半夏」。
また、「半夏生」という名前の草もありますが、七十二候でいう「半夏」とは別の植物です。名前の由来は、半夏生の頃に花が咲くからとする説と、葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」と呼ばれたのが「半夏生」になったとする説などがあります。また、古くはカタシログサ(片白草)とも呼ばれています。
◆物忌みの日
半夏生の5日間は働くことを忌み、天から毒が降るので井戸にふたをし、この日に採った野菜も食べてはいけないといわれました。また、ハンゲという妖怪が徘徊する(三重県)、竹の花を見ると死ぬので竹林に入ってはいけない(埼玉県)など、様々な物忌みが行なわれていました。
これは、田植えで疲れた体を休めるための昔の人の知恵だといわれています。
次に「蛸の日」について。
なぜ7月2日が「蛸の日」なのかというと、関西地方では7月2日頃の半夏生に蛸を食べる人が多いことが由来となっています。
関西地方の瀬戸内海沿岸部では特にこの風習が根強く残っているそうです。
半夏生とは雑節の一つであり、半夏生を迎えるまでには畑仕事や水田の田植えを終わらせるなどの目安の日とされています。
雑節といわれてもあまりピンとこないかもしれませんが、他には「節分」や「彼岸」、「八十八 夜」などが有名な雑節ですね。
なぜ半夏生にあわせてタコを食べるのかというと、吸盤を持っているタコのように、田んぼにしっかりと稲が根付くように願って食べたことが由来となっているそうです。
この日までは忙しく畑仕事や田植えをしなければいけなかったため、栄養豊富なタコを食べることによって疲労を回復させていたともいわれています。
普段はあまりタコを食べる機会ってないですよね。
農家じゃない人も「蛸の日」を機会にしてタコ料理を食べてみてはいかがでしょうか。
タコの詳しい生態はまだまだ解明されていない部分が多く、今も謎に包まれている生物です。
そんなタコは実はムキムキマッチョで、凄まじいパワーの持ち主であることを知っていましたか?
タコを食べたらわかるかと思いますが、ムチムチとした食感がとても歯ごたえがあって美味しいですよね。
それもそのはず、タコの身体の9割は筋肉で出来ているといわれているのです。
あのタコの独特な弾力と歯ごたえはタコが筋肉質でムキムキマッチョだからこそ味わえる食感なんですね。
もちろん美味しいだけでなく、海中でもその凄まじいパワーを発揮して自分よりも身体の大きな獲物を捕獲して食べてしまい、場合によってはサメなども襲って食べてしまうこともあるそうです。
もしも海に巨大なタコがいた場合は人間も襲われないように注意しなければなりませんね。
タコはムキムキマッチョであるということ意外にも奇麗好きという一面を持っています。
タコは自分の住処を汚さないために、餌となる貝などを食べた後に貝殻を必ず巣の外へと捨てる習性があります。
さらに、なるべく奇麗な住処に住みたいので、ゴミが溜まらないような奇麗な環境を住処として選びます。
潮の流れが激しい場所はゴミが溜まりにくいため、常に奇麗な環境が保てることからタコが好んで住処とするそうです。
しかし、潮の流れの激しい場所には塩の流れによってゴミがとれて奇麗になった「あぶら石」というものが出来てしまうため、あぶら石のある場所は奇麗なのでタコが住んでいる、という目印を教えてしまう事にもつながります。
また、貝殻などが落ちていた場合にも、タコの住処が近くにあるかもしれません。
*皆様は「蛸」お好きですか?今日は蛸料理を食べてみるのもいいかもしれませんね。でも関東より関西の方が蛸を食べる率は高いようですね。例)たこ焼き
最後に「たわしの日」について。
なぜ7月2日が「たわしの日」なのかというと、1915年7月2日に西尾商店(現在の亀の子束子西尾商店)の西尾正左衛門が「亀の子束子」の特許を取得した事が由来となっています。
「亀の子束子」といえば誰もが想像する1番シンプルなたわしのことですね。
実は亀の子束子が開発が始まったのは1907年のことだったそうで、なんと亀の子束子が完成されるまでには8年の歳月がかかったことになります。
妻が売れ残っていた棕櫚(しゅろ)製の玄関マットの切り取って丸め、床を磨くのに使っていたのを見て、西尾正左衛門は亀の子束子を制作することを思いついたとされています。
その名前から想像されているかもしれませんが、形状が小さい亀に似ていたことが由来となって「亀の子束子」という商品名になりました。
最近では掃除機具の技術も発達してきたことにより、頑固な汚れもゴシゴシとこすらなくても良くなってきた事から、あまりたわしを見かける機会も無くなりましたよね。
昔はテレビ番組の景品のハズレ賞などでも見かけていましたが、すっかりと見かけなくなってなんだか寂しいですよね。
主婦の方などは知っているかもしれませんが、ヘチマはたわしとして使えるって知っていますか?
ヘチマたわしと呼ばれるもので、これは商品名ではなくて実際にヘチマを使って作ったたわしのことなんです。
昔の人はヘチマを乾燥させてたわしとして使って身体を洗ったり、お風呂掃除の道具としてヘチマたわしを使っていたそうです。
もちろんお風呂場で使うだけではなく、シンクの汚れを落としたり、焦げ付いたなべの頑固な汚れを落としたりなど、普通のたわしと同じ用途で使えます。
また、ヘチマたわしで身体を洗うと健康になるといわれていて、皮膚が丈夫になる効果もあるとされていたことから、身体を洗うときにも重宝されていたそうです。
興味が沸いたという人はぜひヘチマたわしを使ってみてくださいね。
勉強や掃除、その他の面倒臭いことってなかなかやる気が出ないですよね。
一度始めてしまえばあとは頑張るしかないのですが、なかなかやる気が出ずにエンジンがかからないひとって結構いますよね。
実は掃除についてはとっておきのやる気を出す方法があるんです。
それは、狭い部屋から掃除をするという方法です。
人間は達成感を得られるとやる気の持続が出来る生き物だとされていて、まずは狭い部屋から掃除を始めることにより、短時間で掃除が終わって達成感を得て、やる気を持続させるという方法です。
いきなりリビングから掃除を始めようとしても、掃除をする場所がありすぎてなかなかやる気が起きません。
マラソンで使われる電信柱まで走ろう作戦がありますが、まずは手近なところから目標を立てて取り組んでみれば、やる気が起きやすいのです。
*僕は小さい頃、お風呂で「ヘチマ」を使って体を洗っていました。昔のお風呂は下は「すのこ」で、洗うのは「ヘチマ」でしたから、今とは全く様相が違いましたね。
週末も宜しくお願いいたします。
★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!https://higashiyamarintaro.net/
2020年3月29日夕方『新コロナは中国が意図的に作った菌』と書いたら『5,000本』あった記事を全部消されましたので『ゼロ』からID(アドレス)を作り直しました。『私のブログに登録』してくださった皆様には大変ご迷惑をおかけしました。改めてよろしくお願い申し上げます。
『3・11』の時『東日本震災の真実』を書いた時もブログ1,000本を民主党政権に抹殺されました。
これからも負けずに書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
*今日の記念日は他にもあります。
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