4月9日土曜日
皆様おはようございます。うがい、手洗い、消毒を欠かさずになさっていますか?検温しましたか?
今日は「大仏の日」「左官の日」「フォークソングの日」です。
まず「大仏の日」から。
なぜ4月9日が「大仏の日」なのかというと、752(天平勝宝4)年4月9日に奈良・東大寺の大仏開眼供養が行なわれたことに由来しています。
大仏開眼供養とは大仏が完成したときに目を入れて入魂する供養の法会のことです。
「大仏開眼(だいぶつかいげん)」または「入眼式」とも言われています。
奈良の東大寺に建設された大仏殿は世界一大きな木造建築物として有名ですよね。
この東大寺の大仏を造り始めたのは743(天平15)年とされており、その当時の天皇は歴史の教科書にも登場する聖武天皇でした。
聖武天皇は国家の安寧と民の幸福を祈願して奈良の大仏を作ったとされています。
そして9年という長い月日をかけて大仏を完成させたのでした。
奈良の大仏が完成して以降は、現代までに大きな功徳を求めた願主によって各地に大きな大仏が造られました。
様々な種類の大仏が建造されてきましたが、その手には特徴があり、水かきがついていますよね。
これにもちゃんとし理由があるそうで、2つの説が言い伝えとして残っています。
◆慈悲の心の表れ
この水かきは「まんもうそう」と呼ばれており、水を1滴も漏らさないようにしているそうです。
このことから、人々の心をすくいあげて助けることを表現しているとされています。
◆苦行の表れ
当時の僧侶の修行はとても辛く大変なものでした。
修行では全国を行脚しどんな荒れた道でも、例え厳しい環境の自然だったとしても乗り切らなければならず、命を落とす人も多かったそうです。
このような苦行を乗り越えた、大きな海原も泳ぎ切った者ということに由来して手に水かきがついているとされています。
大仏の特徴としておでこにはホクロのようなものがついていますよね。
これは実はホクロではなく「白亳(びゃくごう)」と呼ばれるもので、産毛の一種とされています。
この「白亳(びゃくごう)」には、全世界のすみずみまで慈悲の光をとどかせて、悩み苦しむ人 を見通して救済する力があるとされています。
右回りで巻尺のように巻きついている形状から、以上のような言い伝えが今でも残っています。
大仏様は右手を手のひらを見せるようにして、いますがこのポーズにもちゃんと意味があります。
これは施無畏(せむい)と呼ばれており、人々に力を与えて畏れることのない状態を表しています。
また、左手は与願印(よがんいん)と呼ばれており、いろいろな人の願いをかなえるという意味をもっています。
大仏はのポーズは施無畏(せむい)・与願印(よがんいん)の組み合わせになっているんですね!
*皆様は最近ではいつ「大仏様」にお目にかかりましたか?GWには是非、大仏様にお会いしたいものですね!
次に「左官の日」のついて。
なぜ4月9日が「左官の日」なのかというと、四(し)九(く)で「しっくい」という語呂合わせが由来となっています。
日本左官業組合連合会によって制定されました。
もしかすると「左官」という職業を初めて聞いた人もいるのではないでしょうか?
左官(さかん)とは、建物の壁や床、土塀などにこてをつかって塗り仕上げる職業のことを指します。
左官と書いて「しゃかん」と読むこともあります。
「左官技能士」という資格も存在していて、全国の各地に左官専門の職業能力開発校があります。
人工的に作られた壁も確かに丈夫そうで良いですが、昔ながらの漆喰・珪藻土・土等の天然素材を使用した壁もモダンな感じがして、日本家屋の良さを感じさせますよね。
最近では「和モダン」といった建築様式が注目されており、当然ながら壁の仕上げには左官の力が必要不可欠となります。
左官が壁を塗る職人だということは解説しましたよね。
しかしどうして壁を塗る職人の名前が「左官」なのかを知っていますか?
実は左官の歴史は古く、語源は平安時代に宮殿の建築や宮中の修理をする職人の事を「木工寮の属(さかん)」と呼んでいたことに由来
するそうです。
やがて、壁塗り職人の事を木工寮に任命して出入りを許可するようになったことから、「属(さかん)」と呼ぶようになりました。
現在は「左官」と表記されるようになっていますがこれは当て字であり、平安時代の律令制における各官庁の階級のひとつで、当時は「沙官」と表記されていました。
現在も「佐官」と書いて「しゃかん」と読むことがありますが、これは「沙官」と書いていた名残だと考えられます。
左官が壁塗りに使っている漆喰ですが、実はものすごく古くから壁材として使われてきたって知っていますか?
漆喰が最初に使われた建築物は「ピラミッド」だとされていることから、なんと紀元前から使われていたことがわかります。
その他にも古代ギリシャやローマ時代に建造された「ポンペイの神殿」や「アクロポリスの神殿」、また古代中国の「万里の長城」にも漆喰は使用されているのです。
当然ながら日本でも古くから漆喰が使われてきました。
日本で最も古く漆喰が使われていたと確認できている時期は縄文時代となります。
縄文時代にはまだ縦穴式住居が主流でしたが、その住居の建築にも利用されていたそうです。
柔らかそうなイメージのある漆喰ですが、実は耐久性のほかにも耐火性に優れており、戦国時代のお城などには漆喰はとても重宝されていたそうです。
当時の漆喰で壁を仕上げる技術が現代まで受け継がれていると考えると何ともロマンを感じてしまいます。
*「左官」屋さんのおかげで我々の居住空間が維持されているわけです。感謝、感謝ですね!
最後に「フォークソングの日」について。
なぜ4月9日が「フォークソングの日」なのかというと、「フォー(4)ク(9)」の語呂合わせが由来となっています。
フォークソングの日は日本クラウン株式会社のPANAM(パナム)レーベルによって制定されました。
このPANAM(パナム)というレーベルからは「イルカ」や「かぐや姫」など日本のフォークソングを代表する曲が誕生しています。
実際にこの記念日を制定したのはPANAM(パナム)でしたが、発案をしたのは沖縄県石垣島出身の女性デュオ「やなわらばー」でした。
「新たなブームとなっているフォークソングをさらに広め、フォークソング文化の発展に寄与すること」を目的としているそうです。
現在ではあまり聞かれなくなったフォークソングですが、4月9日には昔ながらのフォークソングを聞いてみるのもいいかもしれませんね。
フォークソングって当たり前のように使われている言葉ですが、そもそもどういう意味かを知っていますか?
食事で使われるフォークとは全く違うものです。
英語では「Folk song」という綴りとなり、食事で使われるフォークである「Fork」とはそもそも全く別の単語なんです。
フォークソングとはもともとは「民謡」という意味の言葉でしたが、現在は民謡から派生したポピュラー音楽全般も含まれるようになりました。
楽器構成はアコースティックギターやバンジョーなどの木製楽器となっており、基本的に電子楽器は使いません。
現在はフォークソングでも電子楽器が使われる事もあるため、フォークソングの定義もかなり広くなってきたように思えます。
ちなみに、反戦歌などのプロテストソングについてもフォークソングに含まれているそうです。
フォークソングの中でも電子楽器の登場と共に派生したジャンルとして「フォークロック」と呼ばれるものがあります。
この「フォークロック」の産みの親だとされているのが「ボブ・ディラン」であり、1960年代後半にフォークソングの伴奏を電子楽器でしたことがきっかけでした。
フォークソングとロックの要素が組み合わさった結果、フォークロックという分野が生まれたというわけですね!
フォークソングは元来木製楽器で構成されるものですが、最近では電子楽器も使われるようになったと書きましたが、これによって生まれたのがフォークロックとなります。
色々な時代にその時代にあった様々なジャンルの音楽が生まれて、今後もどのような音楽が誕生 するのかが楽しみですよね。
*皆様は「フォークソング」お好きですか?僕はフォークソングを聴くとなぜか「心が虚しく」なりますが、皆様はいかがですか?
週末もよろしくお願いいたします。
★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!
https://higashiyamarintaro.net/
2020年3月29日夕方『新コロナは中国が意図的に作った菌』と書いたら『5,000本』あった記事を全部消されましたので『ゼロ』からID(アドレス)を作り直しました。『私のブログに登録』してくださった皆様には大変ご迷惑をおかけしました。改めてよろしくお願い申し上げます。
『3・11』の時『東日本震災の真実』を書いた時もブログ10,000本を民主党政権に抹殺されました。
これからも負けずに書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
*今日の記念日は他にもあります。
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