大暑・下駄の日・ナッツの日・ショートケーキの日「今日は何の日・7月22日」

7月22日月曜日

皆様おはようございます。毎日暑いですね!体調はGOODですか?水分補給は充分ですか?エアコンを使っていますか?

今日は「大暑」「下駄の日」「ナッツの日」「ショートケーキの日」です。

まず「大暑」から。

「大暑」とは「たいしょ」と読み、二十四節気の一つとなります。
二十四節気というものについてはあまり耳馴染みのないものかもしれません。
日本には四季のように季節を表すものがたくさんあり、他にも五節句や雑節など季節を表す暦日があり、二十四節気についてもその一つとなります。
二十四節気については、四季が一年間を四つの季節で表現しているとおり、一年間を二十四に分けて、さらに季節をわかりやすくしたものだと考えてもらえればわかりやすいかと思います。
その年によって「大暑」の日付は変わりますが、大体は毎年7月22日か23日が「大暑」にあたります。
「大暑」の期間は次の二十四節気である「立秋」までの期間であり、この間の期間を「暑中」と呼びます。
「大暑」の期間にあたる「暑中」は一年で最も気温が高くなり暑くなる時期になります。
暑中の期間には夏の暑さから食欲が無くなったり体調を崩したりしがちですが、夏の土用の丑の日もありますし、うなぎなどの栄養たっぷりのものを食べてなんとか暑さを乗り切りたいですね。
熱中症になりやすい時期でもありますから、こまめに水分を補給することも大事です。

夏の暑い時期になってくると、今日はいったい何度まで気温が上がるのかと天気予報のチェックが欠かせないですよね。
そんな時に天気予報で気温を表す言葉として「夏日」、「真夏日」、「猛暑日」といった言葉が登場します。
「明日も真夏日になるでしょう」などという使われ方をしますが、それぞれの日が何度を表しているのかを知っていますか?
気温の低い方から紹介していきます。
まずは夏日についてですが、日中の気温が25度以上になると「夏日」となります。
続いて真夏日についてですが、日中の気温が30度以上になると「真夏日」となります。
そして猛暑日についてですが、日中の気温が35度以上になると「猛暑日」となります。
これ以外にもニュースでたまに「酷暑日」という言葉が登場しますが、これは真夏日と一緒で日 中の温度が35度以上になったことを指す言葉です。
昔はそもそも夏日と真夏日という言葉しか存在しなかったため、35度以上になった時はマスコミが酷暑日と表すようにしていたのですが、正式に猛暑日という言葉が誕生したあとでもその名残りで「酷暑日」という言葉が残っているんですね。

夏場にはエアコンが欠かせないですが、皆さんは夏場のエアコンの設定をどのようにしているでしょうか。
部屋が冷えすぎてかえって寒くなってしまったりだとか、設定を上げているのになかなか部屋が冷えないなんてことはありませんか?
そういう時は設定の見直しが大切で、実は冷房の強を設定するよりもドライに設定した方がエアコンから出てくる風が冷たいのは知っていましたか?
エアコンの風は熱交換器を通過することによって冷やされるのですが、冷房の場合は取り込まれた空気をそのまま冷やして通過させるだけです。
しかし、ドライに設定している場合は湿気を取り除きながら空気を冷やさなければいけないため、より強く熱交換器が動くことになります。
そのため、ドライにした時の方がエアコンから出てくる空気が冷たくなるそうです。
当然冷たい空気の方が重たいため床付近に溜まりやすくなります。
夜寝ている時に身体が冷えすぎるのはエアコンの設定をドライにしているのが原因かもしれません。

*大暑とは

大暑たいしょとは二十四節気にじゅうしせっきの1つで、夏の最後の節気です。太陽の位置を表す黄経で120度の時を言い、新暦では7月22日~23日ごろで年によって変わります。

「暑」とは「炎熱」の意味で、「大暑」は「炎熱の時期」という意味です。

ちなみに中国語で「暑い」という意味には「暑」ではなく「熱」という字を当てます。

大暑の季節はちょうど「三伏さんぷく」のうちの「中伏」、一年で最も暑い日です。「三伏」とは夏の酷暑の時期を言い、「初伏」「中伏」「末伏」があります。夏至の後の第3のかのえの日を「初伏」と言い、第4の庚の日を「中伏」、立秋後の第1の庚の日を「末伏」と言います。

◆大暑は二十四節気の1つ

二十四節気とは古代中国で作られた暦で、日本では平安時代から使われています。上の図のように1年を24等分し、それぞれに名前を付けたものです。

二十四節気は太陽の運行に基づいており、1年で最も昼の長い日を夏至げし、1年で最も昼の短い日を冬至とうじ、昼と夜の長さが同じ日を春分しゅんぶん秋分しゅうぶんとし、この4つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。この4つの節気は合わせて「二至二分にしにぶん」と呼ばれています。

この二至二分が二十四節気を決めるうえでの基準となっています。

立夏りっかはこの春分と夏至のちょうど中間の日で、暦の上ではこの日から夏が始まります。

夏の節気は立夏りっか小満しょうまん芒種ぼうしゅ夏至げし小暑しょうしょ大暑たいしょとなっており、大暑は夏の最後の節気です。

また、立春りっしゅん立夏りっか立秋りっしゅう立冬りっとうの4つを「四立しりゅう」と言い、それぞれ春夏秋冬の始まりの日として重要な節気となっており、二至二分と四立を合わせて「八節はっせつ」と言います。

◆2024年の大暑はいつ?

二十四節気のそれぞれの節気には、その日1日を意味する場合と、次の節気までの期間を意味する場合があります。

2024年の大暑であれば、以下のようになります。

・日付としての2024年の大暑は7月22日。

・期間としての2024年の大暑は7月22日~8月6日まで。

◆春夏秋冬の決め方

夏至は昼の時間の最も長い日、冬至は昼の時間の最も短い日です。

けれども夏至に最も暑くなり、冬至に最も寒くなるかというとそうではなく、実際にはそれより1~2か月ほど遅れて最も暑い日、最も寒い日がやってきます。

ただし二十四節気はこの「夏至を夏の中心」「冬至を冬の中心」そして「昼と夜の長さが同じ春分・秋分を春の中心と秋の中心」として1年を4等分し、春夏秋冬を決めました。

そのため「立春と言われてもまだまだ寒く、冬と感じる」ということが起こります。

◆二十四節気と七十二候

「二十四節気」は、古代中国で作られた農事を指導するために作られた暦で、春秋戦国時代(BC.770~BC.221)黄河流域で作られたと言われます。中国では暦として月の運行に基づいた「太陰暦」が使われていましたが、これですと実際の季節とズレが生まれてしまうため、太陽の運行の軌跡を24等分した「二十四節気」や、それをさらに約5日ごとに分割した「七十二候しちじゅうにこう」が作られました。このようにして季節の変化をきめ細かくとらえて農事に生かしたのです。

この「二十四節気」は日本では平安時代に取り入れられました。日本と中国とでは位置も気候も異なり、中国の二十四節気は必ずしもすべてが日本の気候に合うものではありませんでしたが、私たちの生活に根付き、大多数の日本人が農業とは無縁になった現代でもテレビのニュースなどで「今日から立春です」などと使われています。

1年には春夏秋冬4つの季節がありますが、古代中国人はそれをさらに24の「節気」に分けました。1年を24に分けるならそれぞれ約15日、その節気にはまたそれぞれ3つの「候」を設け、3×24で72候、約5日で1つの候としてそれぞれの候にその季節の特徴を表す言葉をつけました。

日本は平安時代からこの二十四節気を暦の中に取り入れましたが、これだけでは日本の気候の説明には足りないので、「雑節」というものを設けました。雑節には、節分・彼岸・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日などがあります。

さらに「七十二候」については江戸時代の天文暦学者・渋川春海が日本の気候に合わせて改訂版を出し、その後明治時代に「略本暦」が出てそれまでの「七十二候」を大幅に変えました。現在使われている日本の七十二候はこれが元になっており、上の図に書かれているのもこの七十二候です。

なお2016年に中国の「二十四節気」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。

◆大暑の七十二候(日本)

日本の大暑の七十二候は以下のようになります。

大暑の七十二候
内容 時期
初候 きりはじめてはなむす 7月22日頃

7月27日頃
次候 つちうるおいてあつ 7月28日頃

8月1日頃
末候 大雨たいうときどき 8月2日頃

8月6日頃

桐の花が実をつけ、土から発散される熱気は蒸し暑く、にわか雨が時々猛烈に降り出す季節です。

◆「中暑」

二十四節気で大暑の1つ前は小暑。「中暑」という言葉は二十四節気には出てきませんが、中国語で熱中症のことを「中暑」と言います。「暑さに当たる」という意味です。気温が35度になると「中暑」になる人が増え、37度を超えると「中暑」になる人は急激に増えると言われます。

◆大暑のイベント・行事

◎祇園祭

祇園祭は9世紀より続くお祭りで、毎年7月1日から1か月にわたって行なわれます。

大暑の頃に京都で行われるこのお祭りは、その伝統から日本三大祭りにも数えられています。

◎ねぶた祭り

大暑の終わりごろになると青森県などでねぶた祭りが行われます。かつては旧暦の七夕(7月7日)に行われていましたが、新暦を導入した明治時代から8月上旬に行うようになりました。

武者の絵が描かれた山車(だし)が有名で、この時期になるとねぶた祭りを行う地域では大勢の人でにぎわいます。

◆大暑の「旬の食べ物」

◎トウモロコシ

トウモロコシは6~9月ごろに収穫されます。日本で最も栽培されているのは北海道で、大暑の頃にはトウモロコシが大量にスーパーに並ぶようになります。

◎枝豆

枝豆は作りやすく、家庭菜園などでも収穫することができます。7月~8月ごろが旬の時期です。

◎夏みかん

ほとんどの柑橘類は寒い時期に採れますが、夏みかんはその名の通り夏、それもやや早い時期の5~7月に採れます。

◎桃

啓蟄の頃に花を咲かせた桃が、ちょうど大暑の頃に実を付け旬の時期を迎えます。

◎スイカ

夏の果物の代名詞スイカは旬の時期が長く、7月8月は美味しく食べられます。

◆大暑の「季節の花」

◎百日紅(サルスベリ)

サルスベリは幹や枝が滑りやすく、サルでも滑ると言われたことから名づけられました。7月~9月ごろに咲きます。

◎ラベンダー

富良野のラベンダー畑で有名なラベンダーは、7月上旬~8月上旬ごろに咲きます。その香りの良さから、伝統的にハーブ・香料として利用されてきました。

◎撫子

撫子(ナデシコ)は「やまとなでしこ」という言葉にもあるように、古くから日本で好まれてきた花です。秋の七草の一つにも選ばれており、6月~8月ごろに咲きます。

◎桔梗

桔梗も秋の七草の一つですが、実際には早い時期から咲いており、6~8月に見かけることができます。

◎朝顔

「朝顔に つるべ取られて もらい水」という有名な俳句がありますが、この「つるべ」とは井戸水をくむための桶のこと。朝顔のつるを断ち切ってしまうのを忍びなく思い、隣家に井戸を借りに行く情景が浮かびます。

この朝顔はまさに夏の季語。小暑のころから咲き始めます。

◎蓮(ハス)

蓮は池などでよく見かける花で、水の下の土の中から茎が伸びて、水面の上に花を咲かせます。6月下旬~8月上旬に咲きます。

◎ジャスミン

中国でジャスミンは「茉莉花(まつりか)」と言い、蓮の花と同じく夏の花です。ジャスミンはジャスミン茶でも知られていますが、中国語でジャスミン茶は「茉莉花茶」、あるいは「香片茶」(シアンピエン茶)と言います。沖縄に「さんぴん茶」というジャスミン茶がありますが、これは「香片茶」から来たものでしょう。7月~9月に咲きます。

◎ヒマワリ

「夏の花」ヒマワリは7月上旬~9月上旬に咲きます。夏の間にすくすくと伸び、2~3メートルにもなります。

◎レンゲショウマ

蓮華とは蓮の花とスイレンのことを指す言葉ですが、レンゲショウマは、この蓮華とサラシナショウマの2つに似ていることから名付けられました。

7月下旬~8月上旬に咲くため、ちょうど大暑の時期に見られます。

◎ホウセンカ

ホウセンカは7月中旬~9月下旬ごろに咲きます。秋になると実がはじけることで有名です。

次に「下駄の日」について。

なぜ7⽉22⽇が「下駄の⽇」なのかというと、7は下駄の⼨法を表わすのに「七⼨七分」というように7がよく使われることが由来となっています。
また、22という数字が下駄の跡である「ニニ」に⾒えることも由来となっています。
「下駄の⽇」については下駄の⽣産業者などで結成された全国⽊製はきもの業組合連合会によって制定された記念⽇となります。
現代ではあまり履かれることのなくなった下駄ですが「伝統的なはきものの下駄のよさを⾒直してもらおう」という⽬的があって制定された記念⽇となります。
確かに街中のどこを⾒回してみても下駄を履いて歩いている⼈って全くといっていいほど⾒かけないですよね。
夏のお祭りのシーズンであることから浴⾐にあわせて下駄を履くという⼈はいますが、やはり普段使いとしては少し不便に感じてしまいますよね。
しかし、昔⾵の靴底が「ニニ」という形になっているもの以外にも、現在では履きやすさを重視した⾊々な種類の下駄が売られているそうです。
⼥性向けのヒールのついた下駄もあるみたいですし、気になった⼈はぜひ調べてみてくださいね。

五条の⼤橋で⽜若丸と武蔵坊弁慶が決闘したという伝説は有名ですよね。
そして⽜若丸といえば華麗な⾝のこなしで弁慶の攻撃をかわして戦ったとされていますが、⽜若丸って⼀本⻭の下駄を履いていますよね。
そもそも⼆本⻭の下駄ですら歩きづらいのに、どうして弁慶と戦う時に⼀本⻭の下駄を履いていたのでしょうか。
実は⼀本⻭の下駄については⼭を登るために発明されたものなのです。
実際に登⼭をしてみると⼆本⻭の下駄よりも⼀本⻭の下駄の⽅が斜⾯に⻭の部分が引っ掛かりやすく、登りやすいのだそうです。
そして、なぜ弁慶との戦いで⽜若丸が⼀本⻭の下駄を履いていたのかというと、鞍⾺⼭で修⾏をしていたためだとされています。
しかし、いくら修⾏中だったとはいえ、平地で⼀本⻭の下駄で戦うよりは「素⾜の⽅が戦いやすかったのでは」と思ってしまいます。

下駄の歴史はとても古く実は弥⽣時代から存在していたって知っていますか︖
弥⽣時代までの太古の⼈はもちろん靴などは履いていなくて、当たり前のように素⾜で⽣活していました。
そして、弥⽣時代になると履物が上層階級のみに許されたものとして誕⽣し、邪⾺台国があったとされている遺跡からも⽥下駄が発⾒されています。
この時代の下駄は⼀般的な履物として普及しているのではなく、⾼貴な⾝分の⼈の履物か⽔⽥などの農作業の時に使われていたようです。
また、当時の下駄は既に左右どちらの⾜で履くのか区別された下駄もあったそうす。
下駄は⽇本古来からの履物だというのは知られていますが、まさか2000年近く前の弥⽣時代から履かれているものだったとは驚きですよね。

*皆様は「下駄」を履きますか?昔、親父がよく下駄を履いていました。カランコロン、鬼太郎のようでした。

次に「ナッツの日」について。

なぜ7⽉22⽇が「ナッツの⽇」なのかというと、七(な)2(ツー)2(ツー)で「ナッツ」という語呂合わせが由来となっています。
「ナッツの⽇」については⽇本ナッツ協会によって1996(平成8)年12⽉に制定され、1997(平成9)年から実施されている記念⽇となります。
ナッツって実は栄養価が凄く⾼い⾷べ物なんですよね。
ナッツの王様であるアーモンドについては。栄養価が⾼いことはもちろんのことなんですが、実は「乾燥肌」「冷え性」「便秘」といった症状にも効果があるとされているんです。
これはアーモンドの効能の中に、⾎流を良くしてくれる効能が含まれていることと、⾷物繊維も含まれているため腸を整えてくれるからなんですね。
古来からも貴重な保存⾷として活躍してきたナッツは現在も変わらずに⼈間を健康にしてくれているんです。
しかし、栄養価が⾼いという事はたくさん⾷べるとすぐに太ってしまうので注意が必要です。
健康になろうとして、いつの間にか美味しくてたくさん⾷べてしまって体調を崩したら元も⼦もないですからね。

ナッツにはマカダミアナッツ、へーゼルナッツ、アーモンド、カシューナッツなど様々な種類のナッツがありますよね。
そしてこれ以外にも「ピーナッツ」という「ナッツ」の付く⾷べ物があります。
しかし「ピーナッツ」についてはナッツではないって知っていましたか︖
そもそもナッツとは「⽊の実」という意味になります。
ピーナッツ以外のナッツは全て⽊の実である事が共通していますが、ピーナッツは落花⽣のことで、そもそも落花⽣は地⾯から⽣えてきて花を咲かせ、花が散った時に落ちる⼦房のことなので、⽊の実ではないんですね。
ピーナッツについては⽊の実というよりは⾖といった⽅が正しいでしょうね。
その名前からナッツの⼀種だと誤解されがちなピーナッツの雑学、お酒の席などで話してみてください。

「チョコレートを⾷べすぎると⿐⾎が出る」という噂があるように、ナッツにも「ナッツを⾷べすぎると⿐⾎が出る」という噂がありますよね。
ナッツは⾎管を拡張して⾎流をよくする作⽤があるので、⾎流がよくなった結果、⿐⾎が出てしまうなんてことがありそうな気がしますよね。
しかし、ナッツを⾷べすぎると⿐⾎が出るという噂はあくまで噂であり、医学的な根拠は全くないそうです。
チョコレートと同じで別に⾷べすぎたからといって⿐⾎が出る事はないんですね。
⿐⾎は⿐の粘膜が傷つくことによって出るものですが、この粘膜が⾮常に薄くて弱いものとなっています。
そのため、もともと⿐⾎の出やすい体質の⼈が⿐⾎が出やすくなっている時にナッツを⾷べると、⾎流がよくなってもしかすると⿐⾎が出てしまうのかもしれませんね。

*一時期「ナッツは血をきれいにしてくれる」と世間で言われていたので毎日食べましたがいつの間にか体重が増えていました。どんなものも「ほどほど」がBESTなんですね。

最後に「ショートケーキの日」について。

なぜ毎月22日が「ショートケーキの日」なのかというと、カレンダーで22日の上には必ず15日がくることが由来となっています。
いますぐにカレンダーを確認して頂ければわかりますが、どの月でも必ず22日の上には15日があり、つまり「15(いちご)」が乗っているからショートケーキの日なんですね。
「ショートケーキの日」については仙台にある洋菓子店のカウベルによって2007(平成19)年に制定された記念日となります。
ショートケーキは日本ではスポンジケーキとして販売されていますが、これは日本人好みに改良されたものだって知っていましたか?
本来のショートケーキはビスケットを土台にして生クリームをのせて、さらにビスケットで挟み込んだケーキのことなんです。
ショートケーキの「ショート」の意味についても「短い」という意味ではなく、ビスケットを使っていることから「脆い」「砕けやすい」という意味の「ショート」なのです。
ケーキが好きだという人はぜひ毎月21日にショートケーキを買って食べてみてはいかがでしょうか?

誕生日ケーキにはその人の年齢の数だけろうそくを立てて吹き消しますよね。
しかし、そもそもなぜ誕生日に食べるケーキにはいつもろうそくが乗っかっているのか知っていますか?
実はろうそくを立てるようになった由来はとても古く、古代ギリシャ時代から始まったとされています。
当時は月の女神である「アルテミス」の誕生日をお祝いする時に、現在のケーキのようなものを焼いて、アルテミスの神殿にお供えをしていました。
そして、月の明かりに見立てて細長いろうそくを立てて火を灯していたことが、現在の誕生日ケーキのろうそくの由来となっています。
ろうそくの煙が天へと昇っていけば、天にいる神様に願いが届くとも考えられていたのです。
元々は年齢と同じだけのろうそくを立てる習わしはありませんでしたが、19世紀末になるとアメリカの風習として年齢の数だけろうそくを立てるようになりました。
ろうそくの火を消す時には願い事を込めて火を吹き消すようにしています。

続いてウェディングケーキが3段である理由についてです。
現在ではウェディングケーキにも様々なタイプのものがありますが、やはり定番は3段のウェディングケーキですよね。
ウェディングケーキについても古代ギリシャの風習が現在に伝わったとされています。
古代ギリシャでは花嫁の頭の上に固めに焼いたビスケットのようなものをまいていました。
そして参列者はビスケットのかけらを拾う事によって、新たに夫婦になる二人の幸せをわけてもらっていたんです。
その後、18世紀にはイギリスの菓子職人によって3段にウェディングケーキが焼かれるようになりました。
イギリスの風習では1段目は参列者へと配られ、2段目は欠席者へと配るために残し、3段目は将来の自分の子供たちのために残しておくものとされていました。
そのウェディングケーキが日本にも伝わり、日本でも3段のウェディングケーキが主流となっていったのでした。

*皆様はケーキお好きですか?

今週もよろしくお願いいたします。

★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!

https://higashiyamarintaro.net/

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