8月11日日曜日・祝日
皆様おはようございます。体調はいかがですか?水分補給は十分ですか?エアコンは順調ですか?
今日は「山の日」「ガンバレの日」「マッシュルームの日」です。
まず「山の日」から。
なぜ8月11日が「山の日」なのかというと「海の日」があるぐらいなら山の日も作って方が良いという考えから制定運動が起こったことをきっかけとして制定された記念日となります。
国ではこの日を「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」としていて、国民の祝日として制定しました。
祝日の中でも新しく制定された部類のものとなり、2014年に「山の日」を制定する祝日法改正法が可決され、2016年から施行が開始されました。
学生にとってはこの時期は夏休みシーズンであるためあまり関係の無い祝日ですが、社会人にとってはお盆のシーズンも重なることから、連休を取りやすくなる良い祝日なのではないでしょうか。
社会人になるとなかなか休みを取ることも出来ずに、有給休暇だけで連休を作るのもなんだか申し訳無い気持ちになってしまう人も多いかと思いますが、祝日であれば何の遠慮もなく休めますよね。
山の日には友達や家族を誘って登山に出かけるのも良いかもしれませんね。
登山を経験したことのある人ならわかるかと思いますが、山頂まで登ってから食べるご飯ってなんだか格別に美味しいですよね。
ただのおにぎりだったとして、山頂まで頑張って登り切った達成感とそこから見える雄大な景色 からいつもより何倍もご飯がおいしく感じてしまいます。
人によっては山頂付近でカップラーメンを食べたり、炊き立てのご飯が食べたくてご飯を炊く人までいます。
しかし、富士山などの標高の高い山では実はご飯を炊いて食べてもまずいのです。
気分的な問題とかではなくて、標高の高い山ではご飯を炊くことは難しく、ご飯がうまく炊きあがらずに米に芯が残って半生となってしまい、結果としてまずいご飯が炊きあがってしまうからなんです。
理科の授業で習ったかと思いますが、気圧が低くなると当然お湯が沸く沸点も低くなり、富士山 の山頂では約88度で沸点を迎えてしまいます。
さらにお湯がすぐに蒸発してしまうこともあって上手に米が炊きあがらないんですね。
せっかく富士山の登頂に成功して苦労して米を炊いてみてもがっかりするだけなので注意してくださいね。
富士山と言えば鮮やかな青色と山に積もった万年雪の白色とのコントラストがとても魅力的ですよね。
また、朝日に赤く染まった「赤富士」も葛飾北斎によって描かれるほど美しいものです。
しかし、太平洋戦争中に米軍の手によりペンキで赤富士に変えられそうになっていた事態があったのです。
米軍の戦略情報局には「神経戦部」という「どうしたら敵国の士気を下げられるか。」の作戦を練る部署がありました。
その部署が目を付けたのが日本人がこよなく愛する富士山です。
富士山をペンキで汚したら日本の士気が下がるのではないかと本気で考えた神経戦部のこの案は採用されました。
実際にこの作戦を遂行する為に必要なものを算出したところ、ペンキが約12万トンとそれを運ぶB29が約3万機、燃料代600億円です。
さすがに士気を下げるという目的でのみこれだけの資金を使うわけにも行かず、実現は出来ませんでした。
こんな大胆な作戦を思いつくのはさすがアメリカと言ったところですが、実際に遂行されなくて本当に良かったですね。
*皆様は最近、山登りしましたか?今は暑くてねえ。でも山頂で飲むビールは美味しいですよね?
次に「ガンバレの日」について。
なぜ8月11日が「ガンバレの日」なのかというと、1936年8月11日のベルリンオリンピックの女子 200m平泳ぎ決勝で、日本放送協会の河西三省アナウンサーによる「前畑がんばれ」と連呼した実況中継が日本中を沸かせたことが由来となっています。
このアナウンサーによる熱の入った実況の甲斐もあってか、見事に日本の前畑秀子が女子200m平泳ぎ決勝を制し優勝することができました。
なんとアナウンサーによる「前畑がんばれ!」という応援は競技中である前畑選手に対して38回も繰り返されたそうです。
当時はまだテレビが全く普及していない時代であったことから、この実況をラジオで聞いていた日本国民も大変盛り上がり、日本中が歓喜に満ちあふれたそうです。
現代でもそうですが、スポーツに実況って欠かせないものですよね。
競技の様子だけを放送していてもなかなかのめり込むことが出来ませんが、実況があるとその臨場感に引き込まれてしまって、よりスポーツが楽しく見れますよね。
また、アナウンサーが上手く盛り上げてくれるので、応援している選手が勝った場合には喜びもより一層大きなものに感じられます。
陸上競技では足を固定するためのスターティングブロックに機械が組み込まれていて、それによってフライングの判定が行なわれています。
しかし、実は水泳のフライングの判定については人間の目で判定されているんです。
人間の目でフライングを判定するのってとても難しそうですよね。
実際にほとんどの種目でフライングの判定は人間の目で行われているんですが、実はとある種目 だけは機械判定が導入されているんです。
その種目は「リレー」となります。
リレーは次の選手へと順番を回すためには泳者が壁にタッチをする必要がありますが、水中でありなかなか人間の目でフライングを判断するのは難しいですよね。
そこで、泳者がタッチする部分と、次の泳者が飛びこむ台に機械が組み込むことにより、どちらの機械が速く反応したかによってリレーのフライング判定を行なっているのです。
皆さんは現在の水泳の種目は何が行なわれているか知っていますか?
現在は水泳の種目は「自由型」「背泳ぎ」「平泳ぎ」「バタフライ」の4種目になっています。
水泳の最もポピュラーである泳ぎ方の「クロール」という泳ぎ方が無いのは少し不思議は感じがしますよね。
しかし、「自由型」という種目ではみんなが「クロール」で泳いでタイムを競っています。
「自由型」という種目では自由な泳ぎ方をして一番タイムが速かった人の勝利となるのですが、現状では「クロール」が最も早い泳法とされているので、全員が「クロール」をするのです。
そのため「クロール」という種目を作ってしまうと、「自由型」と「クロール」の2種目どちらも「クロール」で競うことになってしまい内容が重複してしまうんですね。
「クロール」という競技が登場するには「クロール」よりも速い泳法が開発される必要があるでしょう。
*いよいよパリオリンピックも佳境!選手にガンバレと言ってあげましょうね。
最後に「マッシュルームの日」について。
なぜ8月11日が「マッシュルームの日」なのかというと、8月11日がキノコ栽培の父と呼ばれる森本彦三郎氏の誕生日であることが由来となっています。
森本彦三郎氏は日本初のマッシュルームの栽培を成功させ、国産のマッシュルームを作った人物となります。
「マッシュルームの日」については、マッシュルーム販売の専門店である株式会社ワキュウトレーディングによって制定された記念日となります。
色々な専門店がありますがマッシュルーム専門店まであるなんて少し驚きですよね。
株式会社ワキュウトレーディングによるとこの日を「マッシュルームの美味しさ、栄養成分などをアピールして、多くの人にマッシュルームを食べてもらう」という事を目的とした記念日だとしています。
洋食だと活躍するイメージのマッシュルームですが、普段そんなにたくさん食べるかというとほかのきのこ類よりも食べていない気がします。
「マッシュルームの日」を機会にして、8月11日にはぜひとも美味しいマッシュルーム料理を作ってみてくださいね。
和の蒸し料理の中でも代表的な「茶碗蒸し」ですが、入れる具材によって様々な味を楽しめて本当に美味しいですよね。
しかし、そんな茶碗蒸しに絶対に入れてはいけない具材があって、それは「舞茸」なんです。
一見すると茶碗蒸しに舞茸の相性は良さそうに見えて美味しそうですが、茶碗蒸しに舞茸を入れてしまうと必ず茶碗蒸しが失敗に終わってしまうんですね。
実は舞茸を入れると茶碗蒸しが上手く固まらずにドロドロになってしまうんです。
卵は熱がくわえられると固まる性質を持っていますが、これは「オボアルブミン」という成分が作用しているからなんですね。
しかし、舞茸に含まれている「プロアテーゼ」という酵素が「オボアルブミン」を分解してしまうのです。
このように舞茸を入れてしまうと茶碗蒸しが固まる事はなく、非常に残念な茶碗蒸しが出来あがってしまうのでした。
よく漫画やアニメなどで登場する毒キノコで食べてしまうと笑いが止まらなくなってしまうような毒キノコがありますよね。
あれは実は現実にも存在している毒キノコであり、名前は「ワライタケ」というものになります。
食べるだけで笑い出してしまうなんてにわかには信じられない話ですが、実際に「ワライタケ」を食べた事によって服を脱いで裸踊りを始めて大笑いを始めたという症状が記録に残っています。
これは中枢神経に作用する神経毒の一種である「シロシビン」の影響であるとされています。
食べてから少し時間がたって毒が身体に回ると、強い幻覚症状に見舞われ、やがて思考能力が著しく低下した結果、意味もなく大笑いを始めるそうです。
強い毒性を持つわけではないため、誤食しても大量でなければ毒が身体の中で分解されて幻覚症状も治まるそうです。
*皆様は「マッシュルーム」を召し上がりますか?そういえば「ナポリタン」の中にマッシュルームありましたね。
本日「山の日」も宜しくお願いいたします。
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