1月10日月曜日・祝日
皆様おはようございます。体調はGOODですか?検温しましたか?ワクチンは終わりましたか?
今日は「成人の日」「明太子の日」「ひものの日」です。
まず「成人の日」から。
「成人の日」については日本の国民の祝日の一つとなっています。
成人の日は国民の祝日に関する法律の第2条によると「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ということを趣旨とした日としています。
現在はハッピーマンデー制度によって1月の第2月曜日が成人の日になっているため、2022年の成人の日は1月10日になっています。
成人の日は1999年までは1月15日に実施されていて、前年の成人の日の翌日からその年の成人の日までに誕生日を迎える人を祝う日になっていました。
しかし、2000年にハッピーマンデー制度が始まってからは前年の4月2日からその年の4月1日に成人する人を対象とした日となりました。
「成人の日」という祝日が定められたのは1948年に公布・施工された祝日法によるものであり、1月15日が「小正月」であることから、元服の儀が行われていた「小正月」にあわせて日付が決定されました。
成人して大人になったことを自覚する日となっていますが、最近では成人式で暴れる若者が増えていたり、20歳を迎えても子供みたいな人がニュースで取り上げられてしまい少し不安になってしまいますよね。
ごく一部の人が暴れているだけであって、若者全体がレベルが低いと思われてしまうのも可哀そうな気がします。
成人式の日には特に女性は化粧をしてファッションなどに気を使っていますよね。
そんな女性が成人式に着るものといえば「振袖」ですよね。
色鮮やかで豪華な振袖を着ている人が多いですが、そもそもなぜ成人式で振袖を着るのかを知っていましたか?
振袖という着物が誕生したのは江戸時代のことだとされていて、その頃には若い女性が着る正装の和服の袖丈が徐々に長くなっていきました。
そして、明治時代以降には未婚の女性が着るための華やかな正装として定着したのです。
なぜ袖をながくしたのかというと、舞台にあがって踊りを披露する際に、舞台の上で華やかで美しく見えるように工夫した結果、長くなっていったとされています。
まさに成人式のような「晴れ舞台」で着るために作られたものなんですね。
日本の成人式は男性も女性も大人になることを自覚して祝われるものですが、世界にはとても珍しい成人式が存在しているんです。
バヌアツ共和国のペンテコスト島では「ナゴール」と呼ばれる成人の儀が行なわれていて、なんと勇気を試すためにバンジージャンプを行なうのです。
しかも植物のツルで足を巻いて高さ30メートルから飛び降り、停止するのは地面スレスレという内容になっています。
また、ブラジルにもとても痛い成人式があって、とある部族で行う成人の儀式は縫い込んだ手袋の中に虫を入れて、その中に手を入れて踊るという儀式になっています。
もちろん踊っている最中に手袋の中にいる虫に刺されることになりますが、この虫に刺される痛みをもって成人の証とするそうです。
また、ケニア南部からタンザニアに住むマサイ族は、ライオンを無事に狩る事ができれば成人として認められ、逆にライオンを狩れない限りはいつまでたっても成人と認められないそうです。
*今年の「成人式」もコロナ渦中になってしまいましたね。まだ暴れる連中はいるのでしょうか?
次に「明太子の日」について。
なぜ1月10日が「明太子の日」なのかというと、1949(昭和24)年1月10日に前年のふくやの創業以来研究を重ねてきた「明太子」を初めて店頭に並べ、福岡名産「からし明太子」が誕生したことが由来となっています。
「明太子の日」については福岡の食品会社・ふくやによって制定された記念日となります。
明太子は助宗鱈(介党鱈)の卵の塩辛であり、元々は朝鮮半島に伝わる家庭の惣菜が由来となっている食べ物なんです。
これを日本人の口に合うように味付けして、からし明太子が作り上げられたんですね。
からし明太子の発祥が福岡だと思っている人が多いかと思いますので、そのルーツが朝鮮半島にあるということは意外なのではないでしょうか。
また、この日以外にも実は「明太子の日」は制定されていて、12月12日についても「明太子の日」となっています。
こちらの「明太子の日」については、山口県下関市の明太子専門業者である前田海産によって制定された記念日となっています。
1914年12月12日の関門日日新聞で、日本で初めて「明太子」という名称が新聞で使われたことが由来となっているそうです。
「からし明太子」が考案されたのは戦後のことだったんですが、「明太子」自体は100年以上前から存在していたんですね。
一般的に「たらこ」というものは「タラの卵巣」を食材にして調理されていることから「タラの子=たらこ」と呼ばれていますよね。
「明太子」についても韓国語でタラが「明太(ミョンテ)」であり、そして「明太(タラ)の子」であることから「明太子」という名前になっているんです。
実はこの「明太子」や「たらこ」については地方によって呼び方が違うって知っていましたか?
関東地方では昔から「たらこ」と呼んでいますが、甲信越地方では「紅葉子(もみじこ)」と呼んでいたり、福岡県では「たらこ」のことを「明太子」と呼んでいたり、地方によって呼び方が違うのです。
やがて「明太子=たらこを辛子の入った調味料に漬けたもの」と定着していったのですが、もともと福岡ではたらこのことを明太子と呼んでいたことから、区別するために普通のたらこを「明太子」と呼び、辛い物については「辛子明太子」と呼び分けをするようになったのでした。
「明太子」という言葉が朝鮮半島で生まれたものだということがわかりましたが、韓国の「明太子」には面白い語源があるんです。
「明太子」という言葉が生まれたのは、韓国がまだ李朝だったころだとされています。
ある日、「明川」という川で漁師の「太」さんが釣りをしていたところ、見たことのない珍しい魚を釣り上げました。
そして、この魚の種類が全くわからなかったため、住んでいた群の主に何の魚なのか相談しに行った結果、「明川」で「太」さんが釣り上げたことから「明太魚」と名付けられることになったのです。
これ以降は韓国ではたらこのことを「明太魚」と呼ぶようになり、その「明太魚」の子供を「明太子」としたそうです。
*皆様は「明太子」お好きですか?福岡に出張に行くたびに「明太子」を買ってくるように友人に頼まれます。みんな「明太子」が好きなのですね。
最後に「ひものの日」について。
なぜ1月10日が「ひものの日」なのかというと、干物の「干」という漢字を分解すると「一」と「十」になることが由来となっています。
「ひものの日」については愛知県名古屋市に本社を置いている株式会社太助によって制定された記念日となります。
株式会社太助ではひものの専門店である「塩干の太助」の運営を行っているそうです。
「ひものの日」を制定することによって、日本の伝統食品である干物をよりたくさんの人に普及し、食べてもらうことが目的となっています。
干物の歴史はとても古く、縄文時代から作られており、貝の干物を大量に作っていた痕跡が遺跡から発掘されています。
そして、奈良時代の頃になると、献上品や税として宮廷へと納められていたという記録も残っています。
江戸時代には庶民的なものになってきましたが、傷みやすい魚はすぐに消費されてしまうため、手間をかけて作られる干物はまだまだ贅沢品だったそうです。
ホッケの干物は現在では美味しくて人気メニューとなっていますが、実は少し昔まではまずい魚だとされていました。
鮮度落ちが他の魚と比べても早く、現在ほど保存技術が優れていなかったこともあわせて、独特の臭いがあったからなんです。
しかし、そんなホッケに一つの工夫を加えることにより、ホッケは美味しい魚として生まれ変わることになります。
その一つの工夫とは「ホッケの干物の背骨をあえて残す」というものです。
ホッケを切り分ける際に、わざと両方の切り身に背骨を残すことにより、ホッケに旨味を凝縮させているんですね。
背骨やあばら骨の間にある膜はフタのような役割を果たしていることから、旨味が出ていくことを防いでいるのです。
魚は干物にすることによってグンと美味しくなりますよね。
干しただけなのになぜ美味しくなるのかというと、干されることによって水分量が減り、うまみ成分が凝縮されるからなんです。
そして、タンパク質の分解酵素が働くため、うまみ成分であるアミノ酸が干される前よりも増えているのです。
また、干物を作る際には塩水に漬けて下処理をするため、魚に含まれるうまみ成分が残りやすくなります。
干物といっても製造方法はいくつかありますが、その中でも天日干しされたものは表面に膜が張られ、この膜にもうまみ成分が凝縮されます。
焼き魚にした時も干物の方が最終的な水分量も多くなり、ジューシーになることも理由の一つで、干物にすることで美味しくなる理由は多々あるのです。
*皆様は「ひもの」召し上がりますか?熱海や小田原など「本場」で食べる「ひもの」は特に美味しいですね。
本日「成人の日」もよろしくお願いいたします。
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2020年3月29日夕方『新コロナは中国が意図的に作った菌』と書いたら『5,000本』あった記事を全部消されましたので『ゼロ』からID(アドレス)を作り直しました。『私のブログに登録』してくださった皆様には大変ご迷惑をおかけしました。改めてよろしくお願い申し上げます。
『3・11』の時『東日本震災の真実』を書いた時もブログ10,000本を民主党政権に抹殺されました。
これからも負けずに書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
*今日の記念日は他にもあります。
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