1月18日木曜日
皆様おはようございます。体調はGOODですか?うがい、手洗い、消毒は欠かさずおこなっていますか?
今日は「振袖火事の日」「都バス記念日」「118番の日」です。
まず「振袖火事の日」から。
なぜ1月18日が「振袖火事の日」なのかというと、1657年1月18日に江戸で明暦の大火が発生したことが由来となっています。
明暦の大火は江戸城天守閣と市街のほとんどを焼き尽くすほどの大火事であり、死者の数は10万人にも及びました。
そして、この明暦の大火という大火事は別名「振袖火事」とも呼ばれており、以下の逸話が残されています。
上野の神商大増屋十右衛門の娘であるおきくは寺小姓に片思いをし、小姓が着ていた着物の色模様に似せた振袖をこしらえてずっと小姓を想い続けました。
しかし、恋が成就することはなく16歳の時に亡くなってしまい、その後、振袖は古着屋へと売り払われ、本郷元町の麹屋吉兵衛の娘お花の手に渡りました。
その後、今度はお花が病気になり亡くなってしまい、振袖は古着屋を経て麻布の質屋伊勢屋五兵衛の娘おたつのもとに渡りましたが、おたつも同じように亡くなってしまいました。
手にしたものを不幸にする因縁の振袖をお寺で供養しようとしたところ、振袖を火に投げ込んだ瞬間につむじ風が吹き、炎に包まれた振袖がお寺の本堂に引火し、これが明暦の大火を原因となったのでした。
振袖といえば独身女性が着るものであり、一般的には既婚女性は着ないというのが常識となっていますよね。
なぜ独身女性が振袖を着るのかというと、江戸時代の恋愛の仕方に関係があるようです。
江戸時代の頃には男性からアプローチがあった場合に、女性が言葉で返事をすることがはしたないものだと考えられていました。
そのため、女性は男性からのアプローチに対して、着物の袖を振ることによって返事をしていたんですね。
着物の袖を左右に振った場合は「はい」、前後に振った場合には「いいえ」という意味になり、袖を愛情表現の道具の一つとして使っていたのです。
既婚女性は男性からのアプローチに返事をする必要はなく、長い袖が不必要であるため、独身女 性だけが長い袖の着物である振袖を着るようになっていたのでした。
振袖には意外な意味が込められているってご存じでしたか?
振袖といえば現代では成人式で着用するものとなっていますが、結婚式や表彰式などおめでたい式典などでも着られるものなんです。
このようなおめでたい席で振袖を着るのも「人生の門出に身を清める」という意味が込められているからなんですね。
成人式はまさに人生の門出であり、これから新しい一歩を踏み出すために身を清めるという意味で振袖が着られるようになったのです。
日本では古来より振袖の袖を振る仕草が「お清め」や「厄払い」に通ずるものだとされてきました。
そのため、成人式のみならず、おめでたい席では振袖を着ることが定番となっていったのでした。
*今の時期は乾燥していますのでくれぐれも火事には気をつけましょうね。
次に「都バス記念日」について。
なぜ1月18日が「都バス記念日」なのかというと、1924(大正13)年1月18日に東京市営乗合バスが東京駅への2系統で営業を開始したことが由来となっています。
「都バス記念日」については東京都交通局によって制定された記念日となります。
当時の都内の主な交通機関は路面電車だったそうですが、1923年に発生した関東大震災によって甚大が被害を受けてしまい、路面電車に変わる交通手段として運行を始めたことから都バスの始まりだったそうです。
当時の都バスは明治時代初期に活躍していた乗合馬車を連想させるようなものであり、乗合馬車 のことを「円太郎」と呼んでいたことから、都バスは「円太郎バス」と呼ばれていたそうです。
当初はあくまで路面電車の代替として都バスの運行を開始しましたが、思いのほかバス事業は好調となり、車庫の増設や車両の数も増やされることになりました。
路面電車が復旧するとともに都バスの利用者が減ることを見込んでいた事から、当初は1924年の7月末を目途に都バスの運行を止める方向性でいたそうです。
しかし、その時点で都バスはすっかりと交通手段として定着をしていたことから、運行が継続されることとなり、現在まで運行が続けられています。
昔はシートベルトをしていない状態で運転していても、助手席の人がシートベルトをしていない場合でも法律的に問題はありませんでしたよね。
しかし、やはりシートベルトをしていない時の死亡率や怪我をする割合が高かった事からシートベルの着用が義務付けられることとなりました。
車に乗る時にはシートベルトの着用が当たり前の考えとして根付いてきましたが、同じ道路を走る車両なのにもかかわらず、路線バスに関してはシートベルトがついていないですよね。
高速バスなどに乗る際にはシートベルトの着用が義務となっていますが、なぜ路線バスの場合だけはシートベルトを着用しなくても良いのでしょうか。
自動車のシートベルトの設置有無については「道路運送車両の保安基準」によって設けられていて、この基準によって普通自動車にもシートベルトが装着されています。
この基準の中では、乗車定員が11名以上となる路線バスについてはシートベルトの設置や装着の義務がないとされていて、2008年にシートベルトの着用が義務付けられた際にも、路線バスだけは対象から除外されていたのでした。
普段から路線バスを使って通勤通学を行なっている人にとっては、通勤ラッシュの時間帯は特にバスが混雑して地獄のような時間になりますよね。
無理やり乗り込もうとする人もいますし、中がすし詰め状態となって大変苦しい思いをしてしまいますが、そもそもそれだけの人数を乗せても定員オーバーにならないのでしょうか。
路線バスの定員に関しては「サービス定員」という考え方が適用されています。
「サービス定員」の考え方では、通常の運行に支障がない乗客数であれば、立っている人がいたとしても走行することが許されています。
「サービス定員」が具体的にどの程度の人数になるのかというと、バスのサイズによって多少の前後はありますが、大体70~80人になるそうです。
しかし、実際に路線バスにどれだけ無理やり人を押しこんでも60人を超えることはないそうなので、絶対に定員オーバーにはならないそうです。
*皆様は日ごろ「バス」を利用なさいますか?僕はバスを使わないを駅に出られないのでほぼ毎日バスを使っています。
最後に「118番の日」について。
なぜ1月18日が「118番の日」なのかというと、1月18日の「1」と「18」の数字の並びが、海上保安庁への緊急通報用電話番号である「118」と同じであることが由来となっています。
「118番の日」については海上保安庁によって2011(平成23)年から実施されている記念日となります。
海上保安庁によるとこの日を「海での事件や事故の重要性を理解してもらい、海の安全確保に役立てる」ということを目的とした記念日としています。
この日には海上保安庁への緊急通報用電話「118番」を広く知ってもらうための活動などが行われているそうです。
「110番」や「119番」に比べると海難事故などの方がはるかに発生する確率が低いことから、世間ではあまり「118番」という番号が認知されていないですよね。
「118番」という番号が使えるようになったのは2000年5月のことだったのですが、現在までには既に1000万を超える通報があったそうです。
この数値から見るとかなり「118番」は利用されているように思われるかもしれませんが、そのうちの99%は間違い電話であったりいたずら電話となっています。
いたずら電話はもちろんいけないことですが、「118番」と「119番」は番号が似ている事からボタンの押し間違いなどをしてしまっている可能性が高いですよね。
海の色は何色?と聞かれれば「青色」を想像する人がほとんどなのではないでしょうか。
しかし、実際に海水を手ですくってみたりペットボトルに入れて見てみると青色はしておらず、普通の水と同じで無色透明になっていますよね。
それではどうして海は青色に見えているのでしょうか。
実は海の色が青色に見えているのには光の波長の長さが関係しているんです。
海に太陽の光が差し込むと、その光はだんだんと海に吸収されていって、深海には光が差し込まなくなりますよね。
実は海に光が吸収される際には、波長の長い光から順番に吸収されていき、一番波長の長い赤い光はすぐに吸収されて無くなってしまうのですが、波長の短い青い光はあまり変化がないのです。
そのため、吸収されずに海に差し込んだ青い光が、海の中にある様々なプランクトンなどの物質に反射することによって、海が青色に見えているのでした。
海を眺めてボーっとしていると、水平線が遙か彼方に見えていて、水平線までかなり距離があるように見えますよね。
それでは実際に水平線までの距離はどれぐらいになるのでしょうか。
水平線までの距離は実は三平方の定理で求めることが出来て、水平線を観測している人が水面の上に立って観測しているとすると、水
平線までの距離は約4.5kmとなります。
4.5kmは徒歩でも移動できない事はないですし、車だと数分で辿りつける距離ですよね。
遙か彼方に見えている水平線も実は計算してみると意外と近くにあるのでした。
*皆様は「118番」ご存じでしたか?海での事件事故の場合に知っておいた方がいい番号ですね。
本日もよろしくお願いいたします。
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