4月24日水曜日
皆様おはようございます。今週末から飛び石GW突入ですね!さあ、今日もガンバロー!!
今日は「植物学の日」「日本ダービーの日」「削り節の日」です。
まず「植物学の日」から。
なぜ4月24日が「植物学の日」なのかというと、文久2(1862)年旧暦4月24日に植物分類学者である牧野富太郎が高知県佐川町の豪商の家に生まれた事が由来となっています。
牧野富太郎は94歳でこの世を去るまでの生涯を植物研究に費やして、新種・変種約2500種を発見・命名し、現在でも「植物学の父」と呼ばれています。
学歴こそは小学校を2年の時に中退していますが、その後も独学でひたすら植物学の研究を続けた結果、50歳の時には東京帝国大学理科大学で講師を務めています。
65歳になったころには理学博士の学位も取得しており、牧野富太郎が亡くなったあとにはなりますが文化勲章も授与しています。
幼いころから植物の研究に没頭してその分野が大好きだったことから、自分の事を「草木の精」と名乗っていました。
牧野富太郎が残した「牧野日本植物図鑑」は現在でも植物研究者に親しまれているそうです。
おそらく日本国民であれば1度は聞いたことのある「エーデルワイス」という曲。
エーデルワイスはアルプス山脈に生えている高山植物で、その白い色がとてもきれいな白であることが印象的な花ですよね!
「エーデルワイス」という曲はもともとはオーストリアの愛国心を歌った曲なんですが、実は肝心のオーストリアの国民には嫌われている歌なんです。
エーデルワイスを国花としているオーストリアですが、なぜかエーデルワイスという曲は受け入 れられていないんですね。
これはオーストリアが当時のナチスのオーストリア併合を素直に受け入れて、ナチスに協力してしまったオーストリア国民の後ろめたさが原因となっているそうです。
エーデルワイスはナチスに侵略されたオーストリア国民の愛国心を、国花であるエーデルワイスに託して歌う歌なのですが、
歴史上の事実と歌詞の内容が乖離しているため、受け入れられないのも無理はないのかもしれません。
以上のことからエーデルワイスという曲はオーストリアでは受け入れられず、むしろ日本での認知度の方が高いのでした。
皆さんのお家の食卓にもたまに並ぶであろう「ゴボウ」ですが、実はゴボウにも面白い花言葉があるって知っていましたか?
ゴボウの花言葉は「しつこくせがむ」「私をいじめないで」「私にさわらないで」「用心」となります。
ゴボウって花のイメージがあまりないかもしれませんが、ちゃんと花を咲かせますし「私をいじめないで」といった面白い花言葉を持っています。
またゴボウは漢字で「牛蒡」と書きますが、これにも由来があります。
ゴボウの見た目って何かに似ていると思いませんか?
それは牛のしっぽです。
ゴボウから生えている根っこがふさふさしていて、牛のしっぽに似ていることから「牛蒡」という名前になったそうです。
*皆様は日ごろから「自然」に慣れ親しんでいますか?自然を通して季節を堪能したいですね!
次に「日本ダービーの日」について。
なぜ4月24日が「日本ダービー記念日」なのかというと、1932年4月24日に目黒競馬場で日本初のダービー(東京優駿競争)が開催された事に由来しています。
日本ダービーは当時イギリスで行われていた競馬である「ダービーステークス」にならって企画されたものでした。
第1回の日本ダービーで出走した馬は19頭で、記念すべき第1回の優勝馬は1番人気だったワカタカだったそうです。
現在でも競馬のCMなどを見かけますが、こんなにも古くから競馬が存在していたのって結構意外ですよね。
今では全国各地に競馬場がありますし、いつでも気軽に競馬を楽しめるようになりました。
あまりハマりすぎてしまうとお金を大量消費してしまうので危険だとは思いますが、節度を守って楽しめるといいですよね。
馬券を買わなくてもレースだけは見れるので、少しでも競馬に興味が湧いた人はお近くの競馬場に顔を出してみてはいかがでしょうか?
競馬を見たことがある人は見たことがあるかもしれませんが、馬が出走するゲートと騎乗している選手の帽子の色ってなんだかとても派手な色をしていますよね。
みんな自由な色の帽子をかぶって自由にレースに参加していいわけではなく、あのように目立つ色になっているのには理由があります。
あえて目立つ色にすることによって注目している馬を見やすくしているんです。
競馬場はとても広いですし、一斉に飛び出してきた選手と馬を見ても全員が似たような色をしていてはどれが自分の応援している馬と選手なのかがわからなくなってしまいますよね。
そのため、あらかじめゲートの色に合わせて選手も同じ色の帽子をかぶることによって、他の馬や選手と見分けがつくようにしているのです。
これなら少し目が悪い人でも遠くから一発で自分の見たい馬がどこを走っているかが見分けられますよね!
競馬で走っている馬を見ているとプロレスラーのかぶっているようなマスクをかぶっている馬を見かけますよね。
あれはオシャレでマスクを着用しているのではなく、ちゃんとした理由があるのです。
あのマスクは「遮眼革(ブリンカー)」と呼ばれるもので、遮眼革を装着することによって馬は安心してレースに集中することができるのです。
馬の視野は350度もありほぼどの角度でも見渡すことができます。
そして草食動物であることから自分の後方で動くものに対して敏感に反応する習性があります。
これは後ろから忍び寄ってくる肉食動物から自分の身を守る習性となっていますが、競馬のレース中にもこの習性が出てしまい、自分の周囲で動くものが気になってレースに集中できなくなります。
そこで遮眼革を装着することにより視界を遮り前方しか見えなくすることによって集中力を持続させることができるのです。
なるべく他の馬が見えなくなる方が馬は安心してレースに臨むことができるのでした。
*皆様の趣味は「競馬」ですか?ほどほどにね!
最後に「削り節の日」について。
なぜ毎月24日が「削り節の日」なのかというと、24日という日付が「ふ(2)し(4)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「削り節の日」については東京鰹節類卸協同組合によって制定された記念日となります。
毎月24日は「削り節の日」になっていますが、11月24日についても「い(1)い(1)ふ(2)し(4)」という語呂合わせが由来で「鰹節の日」となっています。
削り節といえば鰹節を想像される方もかなり多いと思いますが、実はサバやイワシ、マグロなど様々な種類の削り節があります。
削り節にはうま味成分とされているイノシン酸が豊富に含まれている事から、削り節で出汁を取った料理はとても美味しく感じるんですね。
ビタミンB群などの栄養素も豊富に含まれている事から、健康にも良いものだとされています。
もちろん出汁を取る以外にも、焼きそばやお好み焼き、たこ焼きといった物にそのままかけても美味しいですし、毎月24日には削り節を使った料理を作ってみてくださいね。
和食の基本である鰹節ですが、実は海外では鰹節の輸入が禁止とされている国があるのを知っていましたか?
輸入を禁止するだけではなく、入手して食べることすら難しい国すらあるのです。
欧州の国々やカナダ、中国や韓国では鰹節に含まれているベンゾピレンという成分が人体に有害であるとしていて、輸入制限をかけているのです。
発がん性のある物質だとも言われてしまっていて、和食を好む日本人としてはなんとも悲しいですよね。
しかし、現状では日本は世界的に見ても長寿の国として有名ですし、小さなころから鰹節を食べていても短命になるという話は聞いたことがありません。
むしろジャンクフードなどに比べれば遙かに健康に良いものですし、これからも安心して鰹節を食べてください。
カツオやマグロなどの魚は回遊魚であり、泳ぐことで呼吸をすることから止まると死んでしまうとされていますよね。
泳ぎ続けていなければならないことから、眠ってしまうと呼吸が止まって死んでしまうことも考えられます。
それではカツオは全く睡眠を取らないのかというとそういうわけではありません。
極めて短時間ですが一瞬だけ寝てしまうこともあります。
しかし、睡眠といっても数秒程度であり、泳ぐのを止めると呼吸も止まって沈んでいってしまいます。
そのため、一瞬で目を覚まして再び泳ぎ出すのでした。
*皆様は「削り節」をお使いですか?昔はどこの家でも当たり前だったのですけどね。
本日もよろしくお願いいたします。
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