沖縄慰霊の日・オリンピックデー・不眠の日「今日は何の日・6月23日」

6月23日日曜日

皆様おはようございます。6月もあと一週間でを終わりですね。今年も半年が終わることになりますね。

今日は「沖縄慰霊の日」「オリンピックデー」「不眠の日」です。

まず「沖縄慰霊の日」から。

なぜ6月23日が「沖縄慰霊の日」なのかというと、牛島満大将らが自決し、第二次世界大戦の沖縄における組織的戦闘が終結したことに由来しています。
80日間にも及んで行われた地上戦は凄惨を極め、沖縄住民も含めて約20万人もの犠牲者を出すこととなりました。
その後は1961年にアメリカ施政下の沖縄で、日本の国民の祝日に相当する「住民の祝祭日」の一つとして「沖縄慰霊の日」が制定されました。
1972年に沖縄が日本に返還されて復帰したことによって休日としての法的根拠がなくなりましたが、1991年に沖縄県の条例で休日と定められました。
しかし、沖縄戦終結の日は6月22日とする説もあり、制定当初から1965年までは6月22日が「慰霊の日」とされていました。
慰霊の日には戦争の悲劇を風化させないための取り組みとして、沖縄戦に関する特別番組が放送されています。

沖縄県には「ゆいレール」と呼ばれるモノレールはありますが、JRのような線路を走る電車ってないですよね。
そのため沖縄県は電車が存在していた時期がないと思われがちですが、実は大正時代の初期から昭和8年頃まで電車が存在していたって知っていましたか?
現在の那覇市久米町あたりから那覇市首里まで電車が走っていたそうです。
しかし、東南アジアで見かけるような三輪自動車に客を乗せるサービスが開始されて以来、客を取られてしまった影響により廃線となってしまったそうです。
また那覇市から与那原町まで続く鉄道も存在していました。
沖縄県は車文化がすっかりと定着してしまっていることから、意外と道路が混雑していたりするんですよね。
今後、沖縄にゆいレール以外の電車が現れるのかどうかは注目です。

最近のペットショップで見かけることが多くなったフェレットですが、愛くるしい表情がとても可愛いですよね。
そして、沖縄にはマングースと呼ばれるフェレットにそっくりな動物がいます。
実はこのマングースについてはフェレットと同じ動物であり、野生のフェレットを沖縄ではマングースと呼んでいるのです。
沖縄にマングースが輸入されたのは昭和50年後頃のことだったそうで、当時はハブ退治のために沖縄へ持ち込まれたそうです。
マングースは非常に警戒心が強い動物のため、あまり人里に出てくることはなく、たまにしか見かけることがありません。
そして、フェレットとはこのマングースをペット用として品種改良された動物であり、もともとは同じ動物なんですね。
ペットとして飼われているのがフェレット、沖縄に野生しているのがマングースと覚えておくとわかりやすいです。

*沖縄は今では中国とロシアの南下を阻止する防波堤となり、未だに第二次世界大戦は続いているようです。台湾有事の際に一番被害があうのは沖縄です。いつになったら沖縄に本当の平和は戻るのでしょうか?

次に「オリンピックデー」について。

なぜ6月23日が「オリンピックデー」なのかというと、1894年6月23日に国際オリンピック委員会(IOC)がパリで創立されたことが由来となっています。
古代にもオリンピックが開催されていましたが、長らくオリンピックというものは開催されていませんでした。
そこで、フランスのクーベルタン男爵という人物が提唱したことにより、オリンピック復興に関する国際会議がパリで開催されることとなりました。
1896(明治29)年にはアテネで第1回オリンピック大会の開催することを決議されて、国際オリンピック委員会が組織されることとなりました。
日本でも「オリンピックデー」は実施されており、日本オリンピック委員会(JOC)国際協議課によって1948(昭和23)年から始められました。
オリンピックデーの日にはオリンピックコンサートやオリンピックデーランなどのイベントが毎年のように開催されています。

オリンピックは皆さんがご存じのとおり、4年に1度の周期で行なわれていますよね。
これは創始者であるクーベルタン伯爵によって1896年を基準として採用されたもので、古代オリンピックの周期にならったものとなっています。
この周期は厳格に守られているため、例えばオリンピックの時期にトラブルが発生しても翌年に延期されることもなく、同じ年に時期をずらしてオリンピックを開催することもありません。
開催できなかった場合はその年のオリンピックは中止になる決まりとなっています。
そして、この4年に1度の周期なんですが、この周期を表すための単位があるって知っていましたか?
古代のギリシャでオリンピックが行なわれていた際も4年に1度の周期だったことは説明しましたが、この周期の事をオリンピアードと呼んでいたそうです。
つまり4年で1オリンピアードということですね。

オリンピックのマラソンなどフルマラソンの距離は42.195kmと微妙な距離ですよね。
この中途半端な距離にも理由があります。
そもそも初期の近代オリンピックではマラソンの距離は一定ではなく、オリンピックが開催されるたびに距離が変わっていました。
距離が初めて42.195kmと設定されたのは1908年に開催されたロンドンオリンピックのことでした。
このオリンピックでのマラソンのスタート地点はウィンザー城の正門前となっていましたが、大のオリンピックファンであった当時の王女の要望により、ウィンザー城の中庭へと変更されました。
また、ゴール地点についても王女の要望によって貴賓席前に変更され、この王女による要望の変更があったから42.195kmという中途半端な距離が生まれることとなったのです。
そして、この年の距離を正式なマラソンの距離として定めることになり、それ以降は現在に至るまで42.195kmという距離でマラソンが開催されることとなりました。

*もうすぐ「パリオリンピック」ですね。今から楽しみです!!

最後に「不眠の日」について。

なぜ毎月23日が「不眠の日」なのかというと、23日という日付が「2(ふ)3(みん)」という語呂合わせであることが由来となっています。
特定の日だけ不眠に悩まされるのではなく、一年間を通して不眠に悩む人が多い事から毎月の23日を「不眠の日」としたそうです。
「不眠の日」については睡眠改善を目的とした薬の製造・販売を行っているエスエス製薬株式会社によって制定された記念日となります。
実は慢性的な不眠に悩まされている人はとても多く、2017年は日々の睡眠不足が借金のように積み重なっていく「睡眠負債」という言葉が流行語大賞候補としてノミネートされました。
多くの人はその人にとって最適な睡眠時間がどれぐらいなのか、そもそも仕事などで忙しく睡眠時間が確保できないため、睡眠不足に陥りがちです。
睡眠のリズムが崩れてしまうと不眠の症状もあらわれやすくなりますし、ぐっすりと眠りたい時に眠れないのは辛いことですよね。
毎月23日の「不眠の日」には生活習慣を改善したり、睡眠の質をあげる工夫をするなど、不眠に対する対策をしてみるのも良いかもしれませんね。

皆さんは寝ている時に急に金縛りにあった経験はありますか?
金縛りにあうと心霊現象が起きたのかと怯えてしまう人もいますが、実は金縛りは心霊現象ではありません。
金縛りは身体は寝ているのに脳だけは起きている状態のことであり、そのため少しだけ目などを動かすことは出来ても身体は全く動かなくなるのです。
実際に金縛りにあっている時に筋肉が活動しているかどうかを検査する筋電図を見てみると、筋肉に緊張は見られず、ぐっすりと眠っている状態になっているそうです。
通常の睡眠のリズムでは、人間は寝付くとすぐにノンレム睡眠に入ってからレム睡眠へと移行します。
しかし、生活習慣の乱れや疲れ、ストレスなどの影響によって寝ついてすぐにレム睡眠に入ってしまうと、いわゆる「金縛り」が起こりやすくなってしまうそうです。
金縛りの経験は2人に1人以上はしているとされていることから、日本人の多くは疲れやストレスを抱えて生きているのかもしれませんね。

皆さんは睡眠時間が最も長い動物といえば何を想像しますか?
「ナマケモノ」という名前の通り、ナマケモノを想像する人が多いかもしれませんが、実は最も睡眠時間の長い動物は「コアラ」なんです。
コアラは草食動物であり、普段食べているユーカリやクロピアといった植物の栄養価がとても低いことから、寝ることによってエネルギーの消費を抑えているのです。
ナマケモノの睡眠時間が20時間なのに対して、なんとコアラは22時間も寝ているそうです。
そして逆に最も睡眠時間が短いとされているのは「キリン」であり、座って熟睡する時間は1日で20分程度しかありません。
また、キリンは立って眠ることも有名ですが、立って眠る時間をあわせても1日で2~5時間程度しか寝ないそうです。

*皆様はよく寝ていますか?僕は毎年この時期に体調が悪くなります。毎晩「睡眠のリズム」を測る時計をして寝ていますが、あまりいい傾向ではないですねえ。困りました。

本日「日曜日」も宜しくお願いいたします。

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