真珠記念日・世界人口デー・麵の日「今日は何の日・7月11日」

7月11日木曜日

皆様おはようございます。毎日暑いですね?体調は万全ですか?エアコンうまく活用していますか?

今日は「真珠記念日」「世界人口デー」「麺の日」です。

まず「真珠記念日」から。

なぜ7月11日が「真珠記念日」なのかというと、1893年7月11日に三重県鳥羽町の御木本幸吉夫妻が、初めて真珠の養殖に成功したことが由来となっています。
養殖場を始めてから3年目のことだったそうで、半円形ではありましたが5粒の養殖真珠が収穫されました。
この3年間の間には家財を売り払うなど困窮した生活をしていましたが、やっとのことで努力が実を結んだのでした。
そして、現在のような円形の真珠を養殖することはとても難しく、円形の真珠の完成にはそれから13年の歳月が掛かり、1906(明治39)年にはようやく完成させることができました。
実は世界初の真珠の養殖に成功した御木本さんこそ、現在でも存在しているジュエリー専門店ミキモトの創業者だったのです。
御木本さんは故郷が天然真珠の獲れる伊勢志摩の海で育ちましたが、乱獲による天然真珠の減少をきっかけにして真珠の養殖に着手したんですね。
真珠の養殖に成功した後も天然真珠を生成するアコヤ貝の保護や、真珠の養殖に尽力したそうです。

アコヤ貝は別名「真珠貝」とも呼ばれていて、真珠を取りだすために養殖されている貝となりますが、あまりアコヤ貝を食べるといった話は聞いたことがないですよね。
アコヤ貝の見た目はそれほど悪いわけではなく、カキに似ていることから食べられそうな感じはあるのですが、実は味はとてもまずいそうです。
味がまずいので当然市場に出回るわけもありませんよね。
やはりアコヤ貝は真珠を取るためだけに養殖されているのかというと、そうではありません。
実は身の部分はとてもまずいですが、貝柱については美味しく食べられるそうです。
他の貝の貝柱と同じで焼いて食べても美味しいそうですし、アコヤ貝の養殖を行なっているような地域ではアコヤ貝の貝柱が特産品となっているところもあるそうです。


ここまでアコヤ貝の真珠について解説してきましたが、実はアコヤ貝以外の貝でも真珠は作られるんです。
アコヤ貝以外で真珠を養殖している例はたくさんあり「シロチョウガイ」「クロチョウガイ」やあの有名な「アワビ」にも真珠は出来るんです。
真珠とはそもそも人間などの生き物などにとっての「胆石」のようなものであり、そういった意味ではある意味人間の体内でも真珠は生成されているのです。
人間の場合は真珠(胆石)が体内に出来てしまうと痛みがはしるため手術をしなければいけないですけどね。
他にも例えば牛の真珠(胆石)については「牛黄」と呼ばれていて、主に強壮剤などに使われるそうです。
このように、体内で真珠(胆石)が生成される動物は貝に限ったことではないんですね。

*女性の皆様は「真珠」をお持ちかと思います。いかがですか?やっぱり憧れですか?僕の先輩は大事なところに真珠入れて皆に自慢していましたけどね。

次に「世界人口デー」について。

なぜ7月11日が「世界人口デー」なのかというと、1987年7月11日に地球の人口が50億人をこえたが由来となっています。
「世界人口デー」については国連人口基金(UNFPA)によって1989年に制定された記念日となります。
国連の組織によって制定されたもののため、日本だけで実施されている記念日ではなく、世界的に実施されている国際デーの一つとなります。
「世界人口デー」は「地球の人口が50億人をこえたことから、世界の人口問題への関心を深めてもらう」という事を目的として制定されたそうです。
50億人目の赤ちゃんが産まれた際には、国連がユーゴスラビア(当時)のザグレブまで駆けつけてデクエヤル事務総長が祝福し、50億人目だという認定も行なわれました。
その後も地球の人口は増え続けていて、1999(平成11)年10月12日には60億人を突破し、2011(平成23)年には遂に70億人を突破することとなりました。

実は世界には人口が5人しかない国があるって知っていましたか?
その名もワイ公国という国でオーストラリアのシドニー郊外にあるモスマン市に存在しているそうです。
人口がたったの5人ということで、その人口の内訳は父母に、娘2人、息子1人で構成されているそうです。
以上の事からわかるとおり、オーストラリアに住んでいる一家が独立したことによってワイ公国が誕生したわけですね。
ポール・デルプラット氏によってワイ公国が誕生しましたが、建国した理由は意外なものでした。
自分の家の敷地内に道路がなく不便だったため、道路を敷くために行政へ申請を出していたのですが、行政のミスによって申請が却下されてしまい、いつまでも道路を敷くことが出来ませんでした。
そして、自分の家の敷地を自由にできないのは納得がいかないという理由で激怒し、オーストラリアから独立して遂にはワイ公国を建国したのです。

現在の日本では少子高齢化が進んだ結果、深刻な超高齢化社会を迎えていますよね。
確かに街中を歩いていると、特に日中にはたくさんの老人を見かけて、昔に比べて公園で遊んで人いる子供の数がはるかに少なくなったように感じます。
それもそのはず、なぜなら日本は100歳以上の人口が世界一多い国なんです。
医療がかなり発展していること、治安の良さ、日本独自の食文化、など様々な要因が重なった結果、いつの間にか日本は世界トップクラスの長寿大国になっていたのです。
この記録は2014年時点の記録となりますが、2014年時点で58,820人の100歳以上の方がいましたが、2016年には65,692人と更に増加しているため、2017現在でも世界トップクラスの長寿大国である事にかわりはないでしょう。
これで子供もたくさんいれば良いのですが、将来を担う子供たちが減っているというのが本当に深刻ですよね。

*日本の人口はあと40年で1億人を割り、西暦3000年には2千人になり、西暦3200年には「絶滅」するようです。やばいですよね?

最後に「麺の日」について。

なぜ毎月11日が「麺の日」なのかというと、11日という日付の並びが細長い麺のように見えることが由来となっています。
また、11月11日については「1111」と麺に似た「1」という数字がたくさん並ぶことから、麺の日の中でも中心的な記念日となっているようです。
「麺の日」については全国製麺協同組合連合会によって1999年に制定された記念日となります。
全国製麺協同組合連合会によるとこの日を「1年間を通して麺類への関心を持ってもらう」ということを目的とした記念日としています。
日本は基本的には米食が食文化となっていますが、麺類の消費もとても多く、そばやうどん、ラーメン、パスタ、など多種多様な麺類を食べていますよね。
スーパーやコンビニではインスタント食品やカップ麺のコーナーがとても充実していますし、値段も安く早く作れることから一人暮らしの時に重宝したという人も多いのではないでしょうか。
2000年代からはコンビニやスーパーなどの各社が冷凍食品の開発に力を注いだ結果、冷凍食品の麺類でもまるでお店で出てくるような美味しいものが食べられるようになりました。
普段はあまり麺類を口にしないという人も毎月11日の「麺の日」にはぜひ麺類を買って食べてみてくださいね。

麺が太いうどんや本格的なラーメンなどのカップ麺を除けば、ほとんどのカップ麺のお湯を入れてからの待ち時間は3分に設定されていますよね。
実は現在の科学力をもってすれば、より短い待ち時間で済むカップ麺を開発することは容易なんです。
あえて待ち時間を3分に設定しているのにはいくつか理由があり、一つ目は3分という待ち時間によって絶妙な空腹具合が訪れるためなんです。
人は待たされれば待たされるほど早く食べたくてウズウズする性質を持っていることから、最高 にお腹が空いて「食べるぞ!」という気分になったタイミングで食べてもらうように、あえて3分時間設定をしたのです。
また、1分でカップ麺が出来上がってしまうとスープの温度が熱すぎて火傷する可能性が増えるため、ほどよく冷ますために3分という時間が設定されています。
かなり珍しいですが、筆写自身も1分で出来上がるカップ焼きそばなどを見かけたことがあるので、時間設定が短めのカップ麺が売られていないということは無いようです。

日本の食文化ではラーメンやそばなどの麺類をすする時に「ズズズ」と音をたてて食べるのは当たり前になっていますよね。
人によってははしたないと感じるかもしれませんが、実は麺類は音をたててすすって食べた方が美味しく感じられるのです。
理由はいくつかありますが、まずは麺が汁によく絡むことが挙げられます。
とあるテレビ番組の企画で同量のスープのラーメンをすすって食べるのとすすらないで食べるので比較してみたところ、音をたててすすった方のスープの方が少なくなっていました。
また、音を立ててすすることによって空気も一緒に吸い込むことになるため、香りが広がり鼻から抜けて美味しく感じられるそうです。
味とは関係がなくなりますが、空気と一緒に麺を食べることによって、冷たい空気と熱い麺が口 の中に入るため、火傷を防止する効果も期待できます。
しかし、外国人や一部の人からすると不快な音と感じてしまう場合もあるので、存分に音をたててすすりたい場合は家でする方が良いかもしれません。


*皆様は「麺」の中で何が一番お気に入りですか?ラーメン?そば?焼きそば?パスタ?それとも???

本日もよろしくお願いいたします。

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