石油の日・役所改革の日・国際協力の日「今日は何の日・10月6日」

10月6日日曜日

皆様おはようございます。天候が不安定ですね。水分補給は十分ですか?体調は万全ですか?

今日は「石油の日」「役所改革の日」「国際協力の日」です。

まず「石油の日」から。

なぜ10月6日が「石油の日」なのかというと、10月6日という日付の数字を「1(イ)0(オ)6(ル)」とし、並べ替えるとオイル(石油)となることが由来となっています。
また、1973年10月6日には第一次オイルショックが発生したことから、その教訓を生かしてもらうために10月6日を「石油の日」としたそうです。
「石油の日」という記念日については株式会社燃料油脂新聞社によって制定されました。
世界の人々の生活や様々なインフラなどを支えるためには、石油は欠かすことのできない重要な資源となっていますよね。
この日はそうした資源の重要性であったり、石油販売拠点であるガソリンスタンドなどの社会的な意義を、多くの人に再認識してもらうことが目的となっています。
オイルショックが発生した当時は高度経済成長を迎えていた日本ですが、オイルショックの影響により経済成長が終わるという大打撃を受けました。
他にも、石油資源が不足するという危機感から、消費者がスーパーなどに押し掛けてトイレットペーパーを買いだめするなどの騒動も発生しました。

今回は「石油」について解説してきましたが、似たような言葉に「原油」と呼ばれるものがありますよね。
おそらく「石油」と「原油」の違いについて説明出来る人はほとんどいないはずです。
「石油」と「原油」の違いについては、明確に定義があるわけではありませんが、おおまかな呼び分けはされているそうです。
例えば、石油についてはまだ地中にあって採取されてない状態であり、採取されて地上に出てくると「原油」と呼び分けられることもあるそうです。
この場合の「石油」と「原油」の違いについては、地中にあるのか地上にあるのかの違いになっていますよね。
また、石油という言葉自体は、ガソリンなどの燃料も含めて、石油製品全般を意味する言葉として使われることもあるそうです。

石油がどのようにして誕生したかは定かではありませんが、石油は「ケロジェン」と呼ばれるものだったそうです。
「ケロジェン」とは太古に存在したプランクトンの死骸に含まれていたものであり、これが海底などに積み重なっていきました。
やがて、その上に砂や泥などが積み重なり、プランクトンの死骸なども長い年月をかけて積み重なっていきます。
そして、気が遠くなるような時間をかけて、バクテリアや地下の熱の働きによって「石油」へと変化したものだと考えられているのです。
油田が特定の地域にしか存在しないのは、そこがプランクトンの死骸がたまりやすい地形をしていたことに関係があると考えられています。
中東などの地域に油田が多いのは、大昔にテチス海という広く浅い海が存在しており、石油が出来やすい条件を満たしていた可能性が高いからなんですね。

*石油を最初に使った人はすごいですよね?よく「燃料」として使うことを考えましたよね?でもその石油もあと何十年かで枯渇します。さて、未来の人間は何を燃料にするのでしょうか?

次に「役所改革の日」について。

なぜ10月6日が「役所改革の日」なのかというと、1969(昭和44)年10月6日に千葉県松戸市役所に「すぐやる課」ができたことが由来となっています。
「すぐやる課」って物凄く特徴的な部署名ですよね。
この部署名を考えたのは当時の松戸市の市長である松本清市長であり、「すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります」をモットーとしていました。
「すぐやる課」では役所の縦割り行政では対応できない仕事に、すぐ出動してすぐに処理をしたことから、市民にはとても評判が良かったそうです。
そして、松本清という名前がどこかで聞き覚えのある名前のように感じた人もいるかと思いますが、松本清さんについてはドラッグストアで有名な「マツモトキヨシ」の創業者でもあるんですね。
役所の職員などの公務員は何かと「マニュアル通りの仕事しかしない」「リストラなどが無いため仕事に熱意が無く適当」などいわゆる「お役所仕事」をしていると揶揄されがちですよね。
しかし、全国の役所に「すぐやる課」のようなスピーディに仕事をこなす部署が設置されれば不満も少なくなり、公務員の仕事の評価についても見直されるかもしれませんね。

千葉県松戸市役所に「すぐやる課」といった部署があるように、実は全国の役所には変わった名前の部署が存在しているんです。
例えば北海道札幌市には「市民の声を聞く課」といった部署が存在していて、札幌市の市政に関することであったり、日常生活の悩みや困りごとについて、専門の相談員にアドバイスをもらえるような部署があります。
その他に青森県弘前市にはいかにも青森県らしい「りんご課」という部署があります。
「りんご課」については青森のリンゴの生産振興であったり、販売促進のための対策などが主な業務となっています。
山梨県には「富士山課」と呼ばれる部署が存在していて、主に富士山に関する業務を担当しています。
富士山の登山に関する情報の提供、または富士山のイベントの推進やライブカメラの設置などを行なっています。

朱肉を必要としないシャチハタは手軽に使えて便利ですよね。
しかし、役所や銀行などの重要な場面ではシャチハタは使用できないことになっているのです。
シャチハタに使われているインクは時間が経つと印影が薄くなってしまうなど欠点があります。
最近の物は改良されてインクの質も良くなってきたようですが、それでもシャチハタが使えないのにはもう一つ理由があります。
それはシャチハタの印面がゴムで出来ており劣化しやすいことにあります。
せっかく役所や銀行で印影を登録しても、印面自体が劣化してしまっては本人確認が出来なくなってしまいます。
また、シャチハタでなかったとしても、量産されている印鑑では印鑑登録が出来ないことが殆どです。
「その印鑑が自分のものである」ことを証明するものなのに、登録した印鑑が他にも存在していたら意味を成さなくなってしまいますよね。
ちなみに、シャチハタは正式に書くと「シヤチハタ」らしいです。


*役所はこちらから出向かない限り、何もしてくれません。コロナで多くの方が失業しているのに「ボーナスも満額」もらえるのは納得できませんが、皆様はどう思われますか?

最後に「国際協力の日」について。

なぜ10月6日が「国際協力の日」なのかというと、1954(昭和29)年10月6日に日本が初めて援助国としての国際協力として、途上国への技術協力のための国際組織「コロンボ・プラン」に加盟したことが由来となっています。
「国際協力の日」については外務省と国際協力事業団(JICA)によって1987(昭和62)年に制定された記念日となります。
また、10月6日から1週間は国際協力週間が制定されています。
「コロンボ・プラン」についてはアジアや太平洋にある国々の経済や社会の発展を支援するための団体となっています。
コロンボ・プランによるとこの日を「国民の国際協力への理解と参加を呼びかける」という事を目的とした記念日としています。
2017年現在では世界の人口が70億人を超えていますが、その中の約10億人がいまだに貧困や飢餓などに苦しめられているそうです。
日本が国際社会の一員として発展途上国へ技術協力だけではなく、食料などの支援をすることによって、世界の安定と平和につながり、やがてそれは日本の国益となるわけですね。
「国際協力の日」をきっかけにして途上国などへの募金など、何か支援活動に参加してみるのも良いかもしれません。

日本のみならず世界中ではいろいろなボランティア活動が行なわれていますよね。
学校教育としても地域のボランティア活動に参加することもありますし、誰もが人生で一度はボランティア活動を経験しているのではないでしょうか。
実はこの「ボランティア」という言葉の語源はとても古く、11世紀ごろに登場した言葉だとされています。
この時代には十字軍やテンプル騎士団などの軍が存在していましたが、このような軍に自らの意思で志願して兵隊になった人の事を「ボランティア」と呼んでいたそうです。
また、ボランティアという言葉の語源はラテン語の「ボランタス」とされており、このラテン語にも「志願」といった意味があります。
このように元々は自ら志願して兵隊になるという意味で使われていた「ボランティア」が、自らの意思で行う奉仕活動という意味合いに変化していったのでした。
現在も米軍では自ら志願して兵隊になった人をボランティアと呼んでいるそうです。

ボランティア活動として有名な青年海外協力隊のCMをよくテレビで見かけますが、実は青年海外協力隊については厳密にはボランティアではないって知っていましたか?
ボランティアの定義として、報酬を受け取ることなく働くという定義がありますが、青年海外協力隊には給料が支払われているのです。
また、「現地活動費」という費用も請求できるようになっているため、無償で奉仕活動をしている訳ではないんですね。
国によって支給額などは変動してくるそうですが、基本的には現地生活費や就職準備金や家を借りるための家賃なども支給されていて、発展途上国へ行ったからといって貧しい生活を共にしている訳でもないそうです。
しかし、本当に無償で海外でボランティアを行おうとしてもよほどの経済力がない限りは不可能のため、海外で活動をしたい場合はやはり青年海外協力隊で活動するのが近道といえるでしょう。

*日本は様々な国際協力をしているのに未だに「第二次大戦」の負の遺産を引きずっております。もう少し堂々として政治家には活動してもらいたいモノですね。

本日「日曜日」もよろしくお願いいたします。

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