祝・50周年!「アイ・ドゥ・アイ・ドゥ/ロック・ミー」

祝・50周年!
アイ・ドゥ・アイ・ドゥ/ロック・ミー」 – 1975年4月4日(イギリス)

この楽曲は、ウルフ・アンダーソンによるサックスソロをフィーチャーしており、1950年代のヨーロッパの「シュラーガー」音楽や、同じく1950年代のアメリカのオーケストラリーダー、ビリー・ヴォーンのサックスの音色にインスピレーションを得て制作されました。

曲は、ヴィッグ島にあるフリーダとベニーの家で作られ、タイトルはスティッグ・アンダーソンによって考案されました。

この曲は1975年にオーストラリアで初めてチャート1位を獲得し、短期間ながら「ABBAマニア」を巻き起こした記念すべき楽曲です。人気が高まった背景には、モリー・メルドラムのテレビ番組『カウントダウン』で放送されたプロモーション映像の影響も大きかったとされています。

「ロック・ミー」はこのシングルの主なB面曲でしたが、北米(「バング・ア・ブーメラン」)、オランダとポーランド(「ソー・ロング」、これらの国ではA面として未リリース)、ブラジル(1976年に遅れてリリースされ、「悲しきフェルナンド」とのカップリング)など一部の国では異なるB面が使われました。
また、ペルーではA面とB面が単に入れ替えられました。

さらに、トルコ、日本、スペイン、ベネズエラ、東ドイツ(GDR)などでは「SOS」とのカップリングでリリースされました。特にトルコでは、ジャケットには「SOS」が先に記載されているものの、レーベル上では「SOS」がB面とされています。

「アイ・ドゥ・アイ・ドゥ」は、フランス、ニュージーランド、スイス、南アフリカでチャート1位を獲得。ノルウェー、ベルギー、オランダ、オーストリア、ローデシアではトップ5入りしました。
西ドイツでは1975年3月15日に発売され、4月14日にチャート入りし、22週間にわたりチャートにランクイン、最高6位を記録しました。アメリカでは1976年初頭に最高15位をマーク。

一方、イギリスのシングルチャートでは最高38位にとどまり、他国と比べると成功を収めたとは言い難い結果となりました。

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