12月22日日曜日
皆様おはようございます。体調はGOODですか?うがい、手洗い、消毒は欠かさずになさっていますか?
今日は「禁煙の日」「労働組合法制定記念日」「ショートケーキの日」です。
まず「禁煙の日」について。
なぜ毎⽉22⽇が「禁煙の⽇」なのかというと、22という数字を2匹の⽩⿃に⾒⽴てて「スワンスワン=吸わん吸わん」という語呂合わせであることが由来となっています。
「禁煙の⽇」については、タバコの害や禁煙の重要性に関する知識の普及活動を⾏っている禁煙推進学術ネットワークによって制定された記念⽇となります。
禁煙推進学術ネットワークによるとこの⽇を「禁煙を促すことによって受動喫煙の防⽌を含めた社会的な禁煙の推進を図る⽇」としています。
禁煙推進学術ネットワークには禁煙を推進している19の学会が参加し、活動を⾏っているそうです。
タバコを吸うことによって健康に害があることは周知の事実ですが、吸う⼈だけではなく周囲の⼈間にも害を及ぼすことが問題視されていますよね。
最近では分煙が進み、タバコが吸える場所も限られてきてはいますが、それでも⼀部のマナーの悪い⼈が歩きたばこなどをしているのを⾒かけます。
タバコを吸うときはしっかりとマナーを守り、健康や周囲の⼈への影響が気になるという⽅は、ぜひ禁煙の⽇から禁煙を始めてみてくださいね。
「タバコを吸うのを⽌めるとご飯がおいしくなる」という話はよく⽿にしますよね。
実はなんとなくご飯がおいしくなるという訳ではなく、ご飯がおいしく感じられるちゃんとした理由があるのです。
タバコに含まれているタールは臭いが強く、普段からタバコを吸う⼈の⿐の粘膜に付着して、⾷べ物の⾹りを感じにくくさせています。
更に、味を感じさせる⾆の「味蕾(みらい)」という感覚器官にもタールが付着すると、味を感じる機能が低下してしまいます。
そして、タバコに含まれているニコチンには味覚や嗅覚などを鈍くする効果があることから、喫煙者は料理の味や⾹りを楽しめなくなっている状態なんですね。
タバコを吸わなくなるとこれらの機能が回復するため、タバコを吸っていた時よりもご飯がおいしく⾷べられるようになるのでした。
⼀部の例外はありますが、ほとんどのタバコは⼀箱で20本⼊りで販売されていますよね。
ほとんどのタバコが1箱20本⼊りで販売されているのにもきちんとした理由があるそうです。
喫煙者にとってタバコを吸いたいという気持ちに駆られる周期は約1時間だとされています。
そして、睡眠時間などを考慮するとなると、⼤体1時間に1本ずつ吸っていくと1⽇で1箱を吸う計算となります。
喫煙者に1⽇で何本タバコを吸うのかと聞いてみると、1⽇で1箱を吸うという⼈が多いのは、本数がちょうどいいから
なんですね。
しかし、タバコの値上がりも進んでいることから、タバコを控えるという⼈も増えてきており、⼀⽇に⼀箱は今や贅沢になっているのかもしれません。
*禁煙が当たり前になった今でもたばこを吸っている人がいます。マナーさえ守ればいいのかと思いますね。
次に「労働組合法制定記念日」について。
なぜ12月22日が「労働組合制定記念日」なのかというと、1947(昭和22)年12月22日に「労働組合法」が公布されたことが由来となっています。
「労働組合法」は、労働者の団結権・団体交渉権・団体行動権等の保障について定めた法律となっていて、「労働基準法」「労働関係調整法」とともに「労働3法」と呼ばれています。
最近ではこの「労働基準法」を無視して従業員を働かせる、いわゆる「ブラック企業」がメディアに取り上げられ、問題となっていますよね。
「労働組合」を持たない企業などに属している場合には、自分を守ってくれるものがなく、企業側に不当な扱いを受けたりすることもあります。
日本では若くして命を落とす人もいますが、その死因の一位が自殺であること、そして毎年のように過重労働が原因となって自殺をする人がいることが問題視されています。
死んでしまうぐらいならそんな仕事やめてしまえばいいという人もいますが、職場へ迷惑をかけてしまう責任感や、不況で転職出来るかわからない現状からなかなかやめることが出来ず、だんだんと追い詰められていく人がたくさんいるのが現状です。
今後、日本の労働環境が少しでも改善されていくといいですよね。
労働者の権利を守るために存在している「労働組合」ですが、元々はイギリスの産業革命をきっかけにして生まれたものだって知っていましたか?
産業革命が始まり機械による大量生産が可能になった事によって産業が発達したのですが、なんとその労働時間は1日14時間から15時間もあったそうなんです。
しかも現在のように冷暖房が完備されているオフィスなどではなく、現在のように設備が整っている労働環境とは全く違う過酷な労働環境になっていました。
更に機械の登場によって仕事を奪われた職人についても、このような過酷な労働を強いられるようになり、労働者はお酒の飲めるパブに集まる事によって、愚痴などをこぼしてストレスを発散していました。
当時は病気になったり怪我をしても適用される保険がなかったことから、このような労働者が集まってお金を出し合って、お互いを助け合うようになりました。
このお金をパブが預かるようになり、このことがきっかけとして世界で初めての「労働組合」が発足されることになったのです。
公民の授業などで「ストライキ」について習ったかと思います。
ストライキとは労働者が要求を貫徹するために、集団で意図的に仕事を放棄することですよね。
実際にストライキをしているのって日本ではほとんど見かけませんが、世界と比べて日本はストライキが多いのか、それとも少ないのでしょうか。
実は世界的に見ても日本はストライキが少ない国となっています。
過去の統計では日本のストライキに参加した人数の平均が年間で8000人程度だったのに対して、アメリカでは約10万人、イギリスでは約50万人、インドでは169万人もいたそうです。
人口の違いはあるものの、あきらかに日本人のストライキの参加者が少ないのがわかりますよね。
そもそも日本でなぜストライキが少ないのかというと、日本人は他国と比べて労働環境を改善する意識が少ないからだとされています。
日本人は足並みを揃えるという考えが横行していて、出る杭は打たれる国ですから、自分が先頭に立って自分の会社の労働環境を改善しようなどという人はなかなか現れないのです。
*既に日本の労働組合は「形骸化」してしまいましたね。法律で定められた民主主義国家の権利なのに行使しないのは情けないですね。
最後に「ショートケーキの日」について。
なぜ毎月22日が「ショートケーキの日」なのかというと、カレンダーで22日の上には必ず15日 がくることが由来となっています。
いますぐにカレンダーを確認して頂ければわかりますが、どの月でも必ず22日の上には15日があり、つまり「15(いちご)」が乗っているからショートケーキの日なんですね。
「ショートケーキの日」については仙台にある洋菓子店のカウベルによって2007(平成19)年に制定された記念日となります。
ショートケーキは日本ではスポンジケーキとして販売されていますが、これは日本人好みに改良されたものだって知っていましたか?
本来のショートケーキはビスケットを土台にして生クリームをのせて、さらにビスケットで挟み込んだケーキのことなんです。
ショートケーキの「ショート」の意味についても「短い」という意味ではなく、ビスケットを使っていることから「脆い」「砕けやすい」という意味の「ショート」なのです。
ケーキが好きだという人はぜひ毎月21日にショートケーキを買って食べてみてはいかがでしょうか?
誕生日ケーキにはその人の年齢の数だけろうそくを立てて吹き消しますよね。
しかし、そもそもなぜ誕生日に食べるケーキにはいつもろうそくが乗っかっているのか知っていますか?
実はろうそくを立てるようになった由来はとても古く、古代ギリシャ時代から始まったとされています。
当時は月の女神である「アルテミス」の誕生日をお祝いする時に、現在のケーキのようなものを焼いて、アルテミスの神殿にお供えをしていました。
そして、月の明かりに見立てて細長いろうそくを立てて火を灯していたことが、現在の誕生日ケーキのろうそくの由来となっています。
ろうそくの煙が天へと昇っていけば、天にいる神様に願いが届くとも考えられていたのです。
元々は年齢と同じだけのろうそくを立てる習わしはありませんでしたが、19世紀末になるとアメリカの風習として年齢の数だけろうそくを立てるようになりました。
ろうそくの火を消す時には願い事を込めて火を吹き消すようにしています。
続いてウェディングケーキが3段である理由についてです。
現在ではウェディングケーキにも様々なタイプのものがありますが、やはり定番は3段のウェディングケーキですよね。
ウェディングケーキについても古代ギリシャの風習が現在に伝わったとされています。
古代ギリシャでは花嫁の頭の上に固めに焼いたビスケットのようなものをまいていました。
そして参列者はビスケットのかけらを拾う事によって、新たに夫婦になる二人の幸せをわけてもらっていたんです。
その後、18世紀にはイギリスの菓子職人によって3段にウェディングケーキが焼かれるようになりました。
イギリスの風習では1段目は参列者へと配られ、2段目は欠席者へと配るために残し、3段目は将来の自分の子供たちのために残しておくものとされていました。
そのウェディングケーキが日本にも伝わり、日本でも3段のウェディングケーキが主流となっていったのでした。
*もうすぐクリスマスですね。皆様はケーキを召し上がりますか?
本日「日曜日」もよろしくお願いいたします。
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