2月2日日曜日
皆様おはようございます。体調はGOODですか?うがい、手洗い、消毒は欠かさずおこなっていますか?
今日は「節分」「夫婦の日」「頭痛の日」「ツインテールの日」です。
まず「節分」から。
そもそも「節分」とは何を意味しているかをご存じですか?
節分には「季節を分ける」という意味があり、季節が移り変わる節目の日に行なわれる行事となります。
そのため昔は「立春・立夏・立秋・立冬」の前日に1年に4回の節分が存在していました。
その中でも特に春が1年のはじまりとして重要視されていたため、時代が進むにつれて春の節目 にのみ節分が行なわれるようになりました。
節分の歴史はとても古く奈良時代である706年に始まりました。
この時の日本では疫病が流行しており、死人を多数出してしまうという状態でした。
事態を重く見たお偉いさん方は「鬼儺(おにやらい)」という儀式を行ない、疫病などの災いを祓おうととしました。
そして、肝心な豆まきについてですが、始まったのは890年前後とされており、平安時代の頃でした。
当時の節分(立春)は現在でいうところの大晦日にあたるため、宮中では「追儺(ついな)」と呼ばれる行事が行なわれていました。
これは、陰陽師によって旧年の厄や災難を祓うための行事であり、豆まきの原型となる行事となりました。
また、鞍馬山の奥にある僧正ヶ谷に住んでいた鬼が、悪さをしようとして都に度々現れていたそうです。
その鬼に対して豆を投げたところ、その豆が鬼の眼に当たり、鬼の撃退に成功したとも言われています。
これらのが豆まきの由来となっています。
このように、奈良時代には厄除けの儀式として始まり、平安時代に豆まきの原型が出来たというわけですね!
また、豆まきは中国の風習が伝わったという説もあります。
豆は「魔滅(まめ)」と書くことができ、無病息災の効果も期待されていました。
中国から伝わった「魔滅(まめ)」を信じて、悪さをしにきた鬼にめがけて豆を投げて撃退出来たことから、豆まきの風習が出来たということです。
日本で誕生したのではなく、中国から伝わったものを日本人が使い始めたという説ですね!
時代が進んで室町時代には現在でも使われている「鬼は外、福は内」という言葉が使われるようになりました。
そして、更に時代は進んで江戸時代中期、節分の豆まきはお寺の行事として行なわれるようになりました。
お寺の行事のため、最初はお寺で豆まきが行なわれていましたが、この事をきっかけとして多くの人に豆まきの風習が伝わることとなり、豆まきがより一般的なものとなっていきました。
その後、江戸時代の後期になるのにつれて豆まきが行われなくなっていきましたが、明治時代の後期にはまた豆まきが行われるようになりました。
豆まきに使う豆は炒った豆じゃないといけないのは知っていましたか?
これは、生の豆をまいた後に広い忘れてしまい、その豆から芽が出る事が縁起が悪いとされているからです。
また「炒る」は弓矢で「射る」などの意味にも通じているため、「炒る」方が鬼すなわち病魔などによく効くとされています。
更に陰陽五行説と呼ばれる「木」「火」「土」「金」「水」の五行がありますが、鬼と豆はこれの「金」にあたります。
この「金」の作用を滅する意味をもつ「火」で豆を炒ることにより、鬼を封じ込める効果が高まるとされていました。
そして、最後に鬼を退治した豆を人間が食べる事により、鬼退治を完璧に完了としたのです。
*「節分」ですね。今日が本当の意味での「大晦日」で「明日から運命」が変わります!「大寒の最終日」でもあります。
「節分」は「雑節」の1つです。雑節とは、五節句・二十四節気以外の、季節の移り変わりの目安となる日の総称です。農業に従事する人々は二十四節気(中国で作られた暦)では十分に季節の変化を読み取れないため、その補助をする為に考えられた日本独自の暦です。雑節が考え出された背景には、農家が季節の移り変わりを正確に理解できれば、農作物に多大な損害を出さずにすむという自然現象と農業の深い関係がありました。例えば「もうすぐ八十八夜だから、霜が降りてくる前に対策をしよう」というわけです。主に、節分(2月3日)・八十八夜〔はちじゅうはちや〕(5月1日頃)・入梅〔にゅうばい〕(6月11日頃)・半夏生〔はんげしょう〕(7月2日頃)・二百十日〔ひゃくにちとうか〕(9月1日頃) ・土用(1月17日・4月17日・7月20日・10月20日頃)・彼岸〔ひがん〕(3月20日・9月23日頃)などのことです。
次に「夫婦の日」について。
なぜ2月2日が「夫婦の日」なのかというと、ふう(2)ふ(2)の語呂合せによるものです。
株式会社OS司会センター代表の末広幸子氏によって1987年2月2日に制定されました。
「子どもの日」や「敬老の日」というものが存在するのに「夫婦の日」というものが無いのを残念だと思った事がきっかけとなり、「夫婦の日」が誕生しました。
「夫婦の日」と聞くと、11月22日にも「いい夫婦の日」があるよね?って思いませんでしたか?
そもそも毎月22日は「夫婦の日」なんて言ってるところもありますし、夫婦にちなんだ日って今のところはたくさんありますよね。
「いい夫婦の日」が制定されたのは1988年のことなので、「夫婦の日」よりも1年遅く制定されたことがわかります。
どちらも夫婦がお互いに日々の感謝を伝えて労う日となっているため、特に違いがあるようには思えません。
しかし、後から制定された「いい夫婦の日」の方が認知されているイメージがありますよね!
その要因は調べてもわかりませんでしたが、「夫婦の日」よりも更に語呂の良かった「いい夫婦の日」の方が認知されやすかったのかもしれません。
一般的に結婚指輪は左手の薬指にしますよね!
これには、心臓が左側にある、すなわち「よりドキドキしやすい」という理由から左手にするようになりました。
また、薬指に指輪をする由来については、古代ギリシャ時代には、薬指の血管がそのまま心臓と繋がっていると思われていたため、その名残りが現代に残っているとのことです。
調べてみると結構単純な理由ですよね。
結婚の意思を伝えるために男性から女性に渡す「婚約指輪」。
現在は不景気のためそもそも婚約指輪を贈らない事も増えて来ましたが、昔はよく「給料3カ月分」といったものですよね。
それは実は宝石メーカーが婚約指輪を少しでも売る戦略だったのです。
南アフリカにある宝石メーカーがテレビCMで「給料3カ月分」を謳ったところ流行ってしまったため、いまだにその文化が残っていたのでした。
6月に結婚するのは、いわゆる「ジューンブライド」と呼ばれていますよね。
日本では梅雨の時期ですし、とても結婚式に適した季節ではありませんが何故6月に結婚式をするのが幸せなのでしょうか?
6月に英語であるJuneは、ローマ神話に登場する女神のジュノーから来ています。
このジュノーという女神さまは結婚生活の守護神と呼ばれているため、そこからジューンブライドという伝説が誕生しました。
しかし、最近ではやはり6月は結婚式を挙げる季節には適していないため、他の月に式を挙げるカップルが増えているそうです。
*皆様は「いい夫婦」ですか?「夫婦は似る」といいますが、皆様は旦那様又は奥様と似ていますか?
次に「頭痛の日」について。
なぜ2月2日が「頭痛の日」なのかというと、「ず(2)つう(2)」という語呂合せからきています。
この「頭痛の日」については、頭痛薬「タイレノール」を販売しているジョンソン・エンド・ジョンソンによって2001年に制定されました。
また、これとは別に慢性的な頭痛に苦しんでいる人たちによって結成された「頭痛撲滅委員会」も「頭痛の日」と制定しています。
しかし、2017年現在ではどちらも頭痛の日にこれといった活動は行っていないそうです。
ちなみに、2月2日以外にも「頭痛の日」が存在しており、「日本頭痛協会」は2月22日を「頭痛の日」としています。
「頭痛の日」なんて聞くだけで痛々しいですが、こんな日が制定されるぐらい頭痛に悩んでいる人が多いということですよね。
最近の頭痛薬では高畑充希さんが出演している「バファリンルナi」が有名になっていますが、過去にはランウェイキャンペーンが実施されました。
「いつだって前向きに歩こう」をコンセプトとして、ランウェイを歩く動画を撮影して投稿すると、豪華な景品が当たるというイベントでした。
頭痛は辛く苦しいものですが、こうして少しでも前向きになれるようなイベントがあると、少し楽になる人も増えるのではないでしょうか?
筆者もそうですが、極めて健康体で風邪をひいている訳ではないのにも関わらず、急な頭痛に襲われた事はありませんか?
これには「天気」が関係しているそうなんです。
雨の日など天気の悪いに気分が悪くなったり、頭痛を起こしたりする人って結構たくさんいますよね!
このように、急に頭が痛くなったら「天気が悪くなる」か「既に雨が降っている」かもしれません。
それでは何故天気が悪くなると頭痛が起こりやすくなるのでしょうか?
実は天気が悪くなる時に「気圧の変化」が起こっているからなのです。
天気が悪くなる時は低気圧が発達している時ですよね。
この「低気圧」という状態が頭痛と大きく関係しています。
低気圧になるという事は当然気圧が弱くなります。
その結果、脳の血管に対する圧力が下がるため、血管が広がりやすい状態となります。
脳の血管が広がった結果、周囲の神経を刺激して頭痛が起こるというわけですね!
このように、天気と頭痛の関係にはちゃんとした根拠があるのです。
過去に実施されたアンケートによると、頭痛持ちの人が「天気が悪くなった際に頻繁に頭痛に襲われる」と回答した人がなんと30%以上もいたそうです。
頻度は低くなりますが、「天気が悪い時に時々痛む」と回答した人も含めると90%以上の人が天気が悪い時に頭痛を発祥しているのです。
雨の日は気分が憂鬱になりがちですが、精神的なものだけではなく、物理的な影響も受けているのでした。
*コロナ蔓延以来、なぜか「頭痛外来」は満員だそうです。頭痛は「怖い」ので気をつけましょうね。
最後に「ツインテールの日」について。
2012年1月24日に「日本ツインテール協会」によって2月2日が「ツインテールの日」と制定されました。
2月2日がなぜ「ツインテールの日」なのかというと、理由は明記されていませんでしたが、おそらく「22」が2本の髪の毛をさげている「ツインテール」を連想させるからだと思います。
しかし、そもそも「日本ツインテール協会」ってツッコミどころが満載ですよね。
一見すると女の子のツインテールという髪型をこよなく愛しているだけの集団に見えますが「ツインテールの日」はカップルのためにあると宣言しています。
それでは「ツインテールの日」とは何をする日なのでしょうか?
「ツインテールの日」に、男性側は心惹かれる女性に2本のゴムを渡すそうです。
そして、受け取った女性側は男性の気持ちを受け止める心がある場合には髪型をツインテールにしてあげるといった内容です。
この2本のゴムには、2人が決してほどけることのないように、また既にカップルである場合には、大切な絆がより確かなものになるようにとの願いが込められているそうです。
ただのツインテール愛好家のツインテール愛好家によるツインテール愛好家のための日ではないということですね。
素敵な企画だとは思いますが、告白する時には「100%告白が成功する」「女の子の髪の毛が長 い」「ツインテールの日を理解している」「ある程度のオタク属性のある女の子」という条件を満たしていない限りは、普通に告白した方が、成功確率はグンと上がるかと思います。
また、綺麗にツインテールを作るのは鏡無しではかなり難しいです。
そもそもツインテールなんて普段は全然しない髪型ですしね。
それでも、仮に成功したならば素敵な思い出になることは間違いないと思いますので、上記の条件を満たしている場合、もしくは玉砕覚悟のある方は「ツインテールの日」に告白してみてはいかがでしょうか?
大仏様って何故かパンチパーマですよね?
しかしこの髪型には「螺髪(らはつ・らほつ)」と呼ばれる正しい名称があります。
螺髪は仏教の世界では「常人より優れた特徴」とされているため、偉い大仏様はみんなこのような髪型をしているんですね。
一見するとパンチパーマですが、ちゃんとした威厳のある髪型なのです。
理論上では、人間の髪の毛を使って5トンまでの重量を持ち上げる事が可能です。
日本人は平均して10万本の髪の毛が生えていて、欧米人は日本人よりも多く14万本の髪の毛が生えています。
一般的な髪の毛1本は50~200グラムを持ち上げられる強度があります。
日本人の髪の毛1本1本に50グラムずつの重りを吊るしていくと、10万本で5トンという重りを、理論上は吊るすことが可能となります。
あくまで理論上の話なので、常識的に考えれば首の骨の方が先に折れてしまうので実験は出来ないでしょう。
*皆様は「ツインテール」お好きですか?女性はいろいろな髪形ができていいですね。
本日「日曜日」もよろしくお願いいたします。
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