2月8日木曜日
皆様おはようございます。体調はGOODですか?うがい、手洗い、消毒は欠かさずおこなっていますか?
今日は「針供養の日」「郵便マークの日」「和ちょこの日」です。
まず「針供養の日」から。
そもそも「針供養って何?」という人も多いのではないでしょうか?
「針供養」は折れた針を豆腐やこんにゃくなどの柔らかい物に刺して供養する行事となります。
それでは「針供養の日」ということで針供養について詳しく解説していきます!
針供養は読んで字のごとく「針を供養する」という目的で行なわれます。
現在では裁縫をする人も減ってきましたが、昔は針仕事をする女性の人が多い社会でしたし、服なども自分で当たり前のように縫っていました。
そんな「日頃から使用している針に対して感謝の気持ちを示して労をねぎらう」ために針供養が行なわれているんですね!
針供養は豆腐やこんにゃくなどの柔らかいものに刺す行事と説明しましたが、これにも意味があります。
日頃から使われていた針は固いものなどにも刺されて弱った結果折れましたよね。
そのため、「最後ぐらいは柔らかいものに刺してあげることにより楽をさせてあげよう」という意味が込められています。
基本的にはお寺などで行なわれている行事ですが、一般的な家庭では川や海に流したり、土に埋めて供養することもありました。
しかし、この方法については人が踏む危険性も高いため、避けた方がよいでしょう。
実は地域によっては針供養の日が12月8日となります。
例外もありますが、一般的には関西より西側の地域が12月8日で、東海より東の地域は2月8日に針供養を行なうそうです。
これは先ほど説明した「事八日(ことようか)」の風習に関係があります。
地域によって「2月8日を事始めとして12月8日を事納めとする場合」と、「12月8日を事始めとして2月8日を事納めとする場合」があります。
以上の事から12月8日に針供養を行う地域もあります。
また、12月8日と2月8日の両日とも針供養を行う地域もあるそうです。
針供養についてご理解頂けましたか?
針以外にも日々の生活では色々な物にお世話になっていますよね。
普段から物を大切にする気持ちと感謝する気持ちを大切にして生きていきたいですね!
*最近は「針」を使うこともほとんどなくなりましたが、「針」を使っている方は「古くなった針」を供養してみてはいかがでしょうか?
次に「郵便マークの日」について。
なぜ2月8日が郵便マークの日かというと、1887(明治20)年2月8日に逓信省(ていしんしょう)より郵便マークが発表されたからなんです。
逓信省とは後の郵政省、現在は民営化した日本郵政グループの前身となった組織ですね!
しかし、郵便マークが発表された当初、現在ではお馴染みの「〒」というマークではなく「丁(てい)」と発表されていました。
しかし、6日後である14日には改めて「〒」というマークに変更されたのでした。
この「〒」という郵便マークに変更された由来は諸説あるようです。
最初に逓信省(ていしんしょう)の「丁(てい)」というマークを決定したところ、郵便料金不足の記号として使われていた「T」と似ているため、紛らわしくなるという事態になりました。
そこで、「テイシンショウ」の「テ」をロゴにした「〒」という郵便マークに変更されたという案です。
また「テイシンショウ」の「テ」ではなくて、単純に「T」の上に1本線を加えることによって見やすくして「〒」となったという説もあります。
そもそも130年ほど前から使われている記号なので、一体どのような経緯で「〒」となったかははっきりしていないんですね。
今後解明されることはあるのでしょうか?
日本では郵便マークは「〒」でお馴染みですが、当然海外では使われていないため外人には通じません。
2020年の東京オリンピックに向けて、地図記号をわかりやすくする案が出ましたね。「〒マーク」もその1つでした。
現在は「〒」に変わる様々な案が発表されているため、今後郵便マークがどのように変わっていくのかは不明なままです。
郵便ポストといえば赤色でお馴染みですよね!
しかし明治34年までは郵便ポストは黒色だったのです。
黒色の郵便ポストを設置したところ、夜になると郵便ポストがどこにあるのかがわかりにくくなりました。
当時は現在に比べて街明かりが暗かった事も影響しています。
そこで郵便ポストを試験的に赤くしてみたところ好評となり、正式に赤い郵便ポストが採用されることとなりました。
海外にハガキを出す場合は、当然日本国内に出す場合と料金が異なりますよね?
しかし、例外があるんです。
それは、南極の昭和基地です。
南極はどこの国の領土でもなく、南極観測船しらせという日本戦でハガキを運送するため、国内料金で届けることが可能です。
南極にハガキを出す機会なんて無いので、あまり知られていない雑学となります。
*皆様は日ごろ「郵便」を使っていますか?LINEが当たり前になった昨今、手紙を出す人も減ったようですね。ちなみに僕は年間「3000通」出します。
最後に「和ちょこの日」について。
なぜ2月8日が「和ちょこの日」なのかというと、旧暦1681年(延宝9年)2月8日が永谷宗円の誕生日であることが由来となっています。
永谷宗円は日本茶の生みの親として知られていて、「青製煎茶製法」を発明して日本茶の普及に大きな功績を残した人物ですね。
「和ちょこの日」については大阪府大阪市に本社を置く株式会社宇治園によって制定された記念日となります。
この記念日を制定することによって、抹茶チョコレートなどの「和ちょこ」をさらに多くの人に知ってもらうことが目的となっています。
また、和と洋を融合させた日本ならではの食文化を世界に発信することも目的の一つとなっています。
昔は和菓子と洋菓子は明確に違うものでしたが、最近では和と洋をうまく融合させたお菓子が数多く見られるようになりました。
バレンタインデーも間近ということなので、バレンタインデーの贈り物に悩んでいる人は和ちょこを贈り物にしてみるのはいかがでしょうか。
おそらくほとんどの人は「チョコレートを食べると虫歯になりやすくなる」と考えているはずです。
しかし、実はチョコレートには虫歯予防に効果がある成分が含まれているのです。
そもそもなぜ虫歯になってしまうのかというと、歯に残った歯垢をエサにして虫歯菌が増殖しているからなんですね。
チョコレートに含まれているカカオマスには、虫歯菌であるソブリヌス菌の働きを抑制する効果があり、他の甘いお菓子より虫歯になりにくいのです。
しかし、虫歯予防に効果があるのはあくまでカカオであることこあら、ホワイトチョコレートには虫歯予防の効果はありません。
カカオが含まれていないホワイトチョコレートは、虫歯菌の大好物であり虫歯になりやすくなることから、しっかりと歯を磨くようにしましょう。
板チョコに溝がついていると、一口サイズに割って食べられるため便利ですよね。
しかし、あの板チョコの溝については、割って食べやすくするための溝ではないのです。
なぜ板チョコに溝があるのかというと、板チョコを製造する段階で効率よく冷やし固めるためにつけられているんですね。
物質は表面積が広ければ広いほど、冷たさなどを物質に効率よく伝えることが出来ます。
作られたばかりのチョコレートは熱によってドロドロとした液体になっていることおり、大量生産をするためにはなるべく早く冷やせた方がいいですよね。
製造効率を追求した結果、偶然にも割りやすく消費者にとってもうれしい溝となったのでした。
*皆様は「チョコレート」お好きですか?ほどほどに召し上がることはGOODみたいですよ。
本日もよろしくお願いいたします。
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