霜降・電信電話記念日・じゃがりこの日「今日は何の日・10月23日」

10月23日土曜日

皆様おはようございます。検温しましたか?外食しましたか?外で飲みましたか?

今日は「霜降」「電信電話記念日」「じゃがりこの日」です。

まず「霜降」から。

「霜降」については「そうこう」と読み、二十四節気の一つとなります。
「二十四節気」についてはあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、実は結構天気予報で紹介されていたり、身近なものだったりします。
日本には「四季」のように季節を表す言葉がありますが、「二十四節気」についても季節を表すための言葉となります。
「四季」が春夏秋冬の四つの季節を表すものであるように、「二十四節気」は一年を二十四に分けてより細かく季節を表現できるようになったものだと考えてもらえればわかりやすいです。
「霜降」以外の二十四節気で有名なものでは「春分」「夏至」「秋分」「冬至」などがあげられます。
「霜降」という季節については「暦便覧」では「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」とされていて、露が冷気によって霜となって降りはじめるころとなっています。
残暑も終わって少し肌寒くなる季節となり、季節の変わり目であることから体調を崩す人も多いですよね。
気温が低くなる事から紅葉などが始まり、行楽シーズンを迎える季節でもあります。
ちなみに、10月23日だけが「霜降」というわけではなく、次の二十四節気である「立冬」を迎えるまでの期間が「霜降」となります。

食べ物を温めるのに欠かせない家電である電子レンジですが、どんなものでも温めることが出来るのかと言えばそうではないそうです。
実は氷を電子レンジで温めようとしても溶けないんですね。
電子レンジが物を温める仕組みとしては、電磁波を食べ物にに当てることによって、食べ物に含まれる水の分子を激しく動かし、この分子を動かすことによってエネルギーを生みだして温かくしているんですね。
しかし、氷については固体であるため、水の分子が強く結合しあっていて分子があまり動かないことから、いくら電子レンジで温ようとしても溶けないのです。
時間をかければ少しずつ温まってやがてお湯になりますが、それは氷が電子レンジ内の気温差で溶けて水になったものが、電子レンジで温められているからであって、氷自体を電子レンジの力 で溶かすことは不可能なのです。

水の中に氷を入れると浮くのは当然ですよね。
しかし、水も氷も同じ「水」であるのに関わらず、氷の方が浮くのは少し不思議ですよね。
学校の授業で習ったこともあるかもしれませんが、水は極めて特殊な性質を持っていて固体(氷)になると体積が増えるのです。
他の多くの物質は固体になる時には逆に体積が減ります。
つまり水と氷では密度に差が出る為、密度の低い氷は上へ、水は下へと移動するのです。
ゴマ塩のゴマだけが上に行きやすいのと同じような原理ですね。
冬に池の表面だけが凍って下に沈んでいかないのも、この水の特性のおかげです。
もし下へ沈んでしまったら池に棲む生物は冬を越すことができませんよね。

*霜降とは

霜降そうこうとは二十四節気にじゅうしせっきの1つで、「霜が降りてくるころ」を意味します。太陽の位置を表す黄経で210度の時を言い、新暦では10月23日~24日ごろで年によって変わります。秋の最後の節気になります。

秋はいよいよ深まり、朝は霜が降りるほど冷えてきます。

◆霜降は二十四節気の1つ

二十四節気とは古代中国で作られた暦で、日本では平安時代から使われています。上の図のように1年を24等分し、それぞれに名前を付けたものです。

二十四節気は太陽の運行に基づいており、1年で最も昼の長い日を夏至げし、1年で最も昼の短い日を冬至とうじ、昼と夜の長さが同じ日を春分しゅんぶん秋分しゅうぶんとし、この4つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。この4つの節気は合わせて「二至二分にしにぶん」と呼ばれています。

この二至二分が二十四節気を決めるうえでの基準となっています。

立秋はこの夏至と秋分のちょうど中間の日で、暦の上ではこの日から秋が始まります。

秋の節気は立秋りっしゅう処暑しょしょ白露はくろ秋分しゅうぶん寒露かんろ霜降そうこうとなっており、霜降は秋の最後の節気です。霜降の次は立冬になります。

また、立春りっしゅん立夏りっか立秋りっしゅう立冬りっとうの4つを「四立しりゅう」と言い、それぞれ春夏秋冬の始まりの日として重要な節気となっており、二至二分と四立を合わせて「八節はっせつ」と言います。

◆2021年の霜降はいつ?
二十四節気のそれぞれの節気には、その日1日を意味する場合と、次の節気までの期間を意味する場合があります。

2021年の霜降であれば、以下のようになります。

・日付としての2021年の霜降は10月23日。

・期間としての2021年の霜降は10月23日~11月6日まで。

◆春夏秋冬の決め方

夏至は昼の時間の最も長い日、冬至は昼の時間の最も短い日です。

けれども夏至に最も暑くなり、冬至に最も寒くなるかというとそうではなく、実際にはそれより1~2か月ほど遅れて最も暑い日、最も寒い日がやってきます。

ただし二十四節気はこの「夏至を夏の中心」「冬至を冬の中心」そして「昼と夜の長さが同じ春分・秋分を春の中心と秋の中心」として1年を4等分し、春夏秋冬を決めました。

そのため「立春と言われてもまだまだ寒く、冬と感じる」ということが起こります。

◆二十四節気と七十二候

「二十四節気」は、古代中国で作られた農事を指導するために作られた暦で、春秋戦国時代(BC.770~BC.221)黄河流域で作られたと言われます。中国では暦として月の運行に基づいた「太陰暦」が使われていましたが、これですと実際の季節とズレが生まれてしまうため、太陽の運行の軌跡を24等分した「二十四節気」や、それをさらに約5日ごとに分割した「七十二候しちじゅうにこう」が作られました。このようにして季節の変化をきめ細かくとらえて農事に生かしたのです。

この「二十四節気」は日本では平安時代に取り入れられました。日本と中国とでは位置も気候も異なり、中国の二十四節気は必ずしもすべてが日本の気候に合うものではありませんでしたが、私たちの生活に根付き、大多数の日本人が農業とは無縁になった現代でもテレビのニュースなどで「今日から立春です」などと使われています。

1年には春夏秋冬4つの季節がありますが、古代中国人はそれをさらに24の「節気」に分けました。1年を24に分けるならそれぞれ約15日、その節気にはまたそれぞれ3つの「候」を設け、3×24で72候、約5日で1つの候としてそれぞれの候にその季節の特徴を表す言葉をつけました。

日本は平安時代からこの二十四節気を暦の中に取り入れましたが、これだけでは日本の気候の説明には足りないので、「雑節」というものを設けました。雑節には、節分・彼岸・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日などがあります。

さらに「七十二候」については江戸時代の天文暦学者・渋川春海が日本の気候に合わせて改訂版を出し、その後明治時代に「略本暦」が出てそれまでの「七十二候」を大幅に変えました。現在使われている日本の七十二候はこれが元になっており、上の図に書かれているのもこの七十二候です。

なお2016年に中国の「二十四節気」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。

◆霜降の七十二候(日本)

日本の霜降の七十二候は以下のようになります。

霜降の七十二候
内容 時期
初候 しもはじめて 10月23日頃

10月27日頃
次候 しぐれときどきほどこ 10月28日頃

11月1日頃
末候 もみじつたなり 11月2日頃

11月6日頃

霜が初めて降り、時雨が時折降り、紅葉や蔦が美しく彩られる季節です。

「時雨(しぐれ)」とは晩秋から初冬にかけて降る小雨のこと。時雨…いかにも寒そうな響きがあります。

◆紅葉狩り
紅葉狩り(もみじがり)とは紅葉を愛でること。同じ「狩り」でも日本人の愛する狩りは紅葉です。美しい紅葉を見たくて山に入って探す…これが「狩り」です。昔からいろいろな場面で使われ、たとえば「キノコ狩り」「潮干狩り」などもこれと同じ使い方で、「桜狩り」という言葉もあるようです。

◆霜と植物

中国に「霜降殺百草」という言葉があります。植物は霜にあたるとだめになってしまう、という意味ですが、これは霜に当たるからというより、霜に当たることで植物の体内の水分が凍ってしまうからだそうです。いずれにせよ農民がどれほど霜を恐れたかが伝わってくる言葉です。

◆霜降の頃の柿

また「霜降喫燈柿、不会流鼻涕」という言葉もあります。霜降のころの柿を食べると鼻水を流すことはない・風邪をひかないという意味です。柿には豊富な栄養があり、日本にも「柿が赤くなれば医者は青くなる」という言葉があります。柿を食べれば医者いらず、医者は商売にならないということですね。

◆霜降の「旬の食べ物」

◎梨

薬膳では喉が痛いときには梨を食べるといいと言われています。梨の採れる時期は9月~11月。旬の時期は10月です。

◎栗

栗の採れる時期は8月下旬~10月下旬ごろ。秋の味覚の一つです。

涼しくなると栗ご飯のおいしい季節になりますね。

◎マツタケ
秋の味覚の中でも高価な食材として知られるマツタケは9月~10月に採れます。

マツタケご飯や、マツタケを入れたお吸い物は香りがよく、昔から食べられてきました。松尾芭蕉の俳句などにも登場します。

◎サンマ
秋の味覚のうち、魚料理と言えばサンマが思い浮かびます。サンマが獲れる時期は9月~11月。10月頃にはスーパーなどでよく見かけます。

◎柿

柿には様々な種類がありますが、採れる時期は9月~12月ごろ。旬の時期は10月です。

◎銀杏

銀杏はイチョウの木の実の中にある種子の部分で、9月下旬~11月中旬ごろに採れます。

秋になると茶碗蒸しでよく見かけます。

◎リンゴ
冬の果物のイメージの強いリンゴですが、実際には10月ごろから収穫が始まります。

◎サツマイモ

寒くなってくるとサツマイモのおいしい季節になります。10月~1月ごろが旬の時期となります。

◆霜降の「季節の花」

◎菊

日本の秋の花と言えば菊。10月中旬~12月中旬ごろに咲きます。

◎コスモス

コスモスは種類が多く、早いものだと7月下旬ごろから咲いていますが、主に9~10月に見ごろを迎えます。

◎茶の花(チャノキ)

私たちが普段飲んでいるお茶は、緑茶も紅茶も烏龍茶も、すべてチャノキという植物の葉っぱからできています。

このチャノキはツバキ科で、花をつけるのが10月上旬~11月下旬ごろ。霜降の時期に茶畑ではツバキによく似た花が見られるようになります。

◎シクラメン

様々な品種のあるシクラメンの開花期は10月~3月ごろ。冬の間は見かけることができます。

◎サザンカ

サザンカはツバキとよく似た花ですが、サザンカのほうが先に咲きます。開花期は10月上旬~1月下旬ごろ。

次に「電信電話記念日」について。

なぜ10月23日が「電信電話記念日」なのかというと、1869(明治2)年9月19日(新暦10月23日)に、東京~横浜で公衆電信線の建設工事が始まったことが由来となっています。
「電信電話記念日」については電気通信省(後の電電公社、現在のNTT)によって1950(昭和25)年に制定された記念日となります。
工事が開始されてから実際に電信が開通されたのは翌年の1870(明治3)年の1月26日のことでした。
その後も日本の電話の技術は発展していき、1899年には長距離電話が可能となり東京から大阪までの通話が出来るようになりました。
その当時の全国の電話の加入者数はすでに1万人を超えていたそうです。
しかし、当時の電話の仕組みは現在のものとは全く異なっていて、相手の家の電話番号へ直接電話をかけることはできませんでした。
まずは電話局へと電話をかけて交換手のを呼び出し、交換手に相手の電話番号を伝えることによって手動でつないでもらう必要があったのです。
そのため、昔は電話の交換手という職業が存在していたんですね。
交換手を呼び出さなくても相手へと電話をかけれるようになったのは1926年のことでしたが、この時はまだ市内など近距離の電話に限られていたそうです。

電話で自分の声を聞いた時に何か違和感を覚えたり、または友達などから電話で話している時と声が違うなどと言われたことはありませんか?
それもそのはず、実は電話から聞こえている通話相手の声は実際には全く別人の声だからなんです。
別人の声とはどういうことかというと、電話から聞こえている声については「コードブック」に登録されているものが再生されているのです。
電話は世界中にで使われているものですが、その通信は時には規制などの調整が必要になるほど通信回線が不足しているのです。
ただでさえ通信回線が不足しているのにその人の声を忠実に再現したもので通信を行なってしまうと、さらに通信にかかるデータも大きくなってしまいます。
そのため「CELP」という機能を使って、その人の声の特徴を分析した結果から「コードブック」に掲載されている声の中で最も似ているものを選び出し、再生をするようにしているんですね。

電話をする時には「もしもし」という言葉を使いますが、「もしもし」は電話の時以外には使わない不思議な言葉ですよね。
「もしもし」はいつ頃から使われていて、由来となった言葉は何なのでしょうか。
元々「もしもし」は江戸時代から使われていた言葉であり、「申し」という言葉だったそうです。
そして、電話で使われるようになったのはまだ電話が交換手を経由しなければいけない時代のことでした。
電話交換手が電話を中継する際に、繋ぐ相手へと失礼のないように「申し上げる」といった意味で「もしもし」と使われるようになったのが「もしもし」の始まりとされています。

*電話は今ではスマホが当たり前。皆様はご自宅に「固定電話」ありますか?僕は職業柄FAXを送ることも多いので固定電話を敷いています。

最後に「じゃがりこの日」について。

なぜ10月23日が「じゃがりこの日」なのかというと、1995年10月23日という日付がじゃがりこの発売日であったことが由来となっています。
「じゃがりこの日」についてはじゃがりこの製造・販売を行っているカルビー株式会社によって制定された記念日となります。
カルビー株式会社によると、この日を「日頃の感謝と今後への期待をファンに伝える」ということが目的の記念日としています。
あまり知られていませんが、実は「じゃがりこ」という商品名は商品開発者の友人の「りかこさん」という方が由来となっているそうです。
まだ試作品段階だったじゃがりこを友人のりかこさんに食べさせたところ、とても美味しそうに食べいたことから「じゃがいも+りかこ=じゃがりこ」となったのです。
現在のじゃがりこが発売される前にも、実はカルビーからスティック状のジャガイモのスティック菓子が発売されていました。
その当時の商品の名前はじゃがりこではなく「じゃがスティック」という商品名だったそうです。

日本で昔から食べられているお菓子といえば、まんじゅうやお餅などを想像する人も多いのではないでしょうか。
和菓子こそ日本で古来より食べられてきたお菓子だと思われがちですが、なんと日本最古のお菓子はクッキーなのです。
その名も「縄文クッキー」と呼ばれていて、縄文時代中期から後期にかけての遺跡から続々と発見されているそうです。
クッキーといっても現在の小麦粉やバターから作られているものではなく、木の実から作られるクッキーでした。
トチの実などの木の実をすりつぶして、こねて成型してから焼きあげられて作られていたそうです。
このクッキーのような食べ物が進化して、餅や団子といったお菓子へと派生していったとされています。

日本のスナック菓子の定番の味付け「サラダ味」というものがありますよね。
「サラダ」というネーミングから野菜のような苦々しい味を想像してしまいますが、サラダ味のスナック味のどれもがしょっぱい味をしています。
実はサラダ味のサラダの由来は「サラダ油」からきているんですね。
カルビーのじゃがりこについてもサラダ油を使って調理されていて、味付けは塩で行なわれています。
最初に「サラダ味」を採用したのは柿の種やハッピーターンで有名な亀田製菓であり、当時もサラダ油で調理し塩で味付けをするという今と変わらないスタイルでした。
その頃はまだサラダ油が高価なものであり、塩味よりもサラダ味とした方がオシャレで高級感が出るということで、サラダ味というネーミングになったのでした。

*皆様は「じゃがりこ」お好きですか?最近は食べている人をあまり見なくなりました。CMも見ませんね。順調に売れているのでしょうか?

週末も宜しくお願いいたします。

★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!

https://higashiyamarintaro.net/

2020年3月29日夕方『新コロナは中国が意図的に作った菌』と書いたら『5,000本』あった記事を全部消されましたので『ゼロ』からID(アドレス)を作り直しました。『私のブログに登録』してくださった皆様には大変ご迷惑をおかけしました。改めてよろしくお願い申し上げます。

『3・11』の時『東日本震災の真実』を書いた時もブログ1,000本を民主党政権に抹殺されました。

これからも負けずに書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

*今日の記念日は他にもあります。

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