5月12日日曜日
様おはようございます。体調はGOODですか?うがい、手洗い、消毒を欠かさずにおこなっていますか?
今日は「母の日」「看護の日」「海上保安の日」「アセロラの日」です。
まず「母の日」から。
「⺟の⽇」ってかなり定着している記念⽇ですが、意外と由来を知っている⼈って少ないですよね。
実は⺟の⽇って⽇本が発祥ではなくアメリカで発祥して始まったものだって知っていましたか︖
「⺟の⽇」は⺟を敬い感謝の気持ちを表す⽇となっていますが、これはアメリカのフィラデルフィアに住んでいた「アンナ・ジャービス」という少⼥の働きかけによって始まったとされています。
アンナは⺟が亡くなってしまったことをきっかけにして、⽣前にもっと⺟親に感謝をしましょうと働きかけたのです。
その結果、この運動はアメリカ全⼟に広がっていくこととなり、1914年にウィルソン⼤統領によって5⽉の第⼆⽇曜⽇が「⺟の⽇」と制定されたのでした。
⺟の⽇に⾚いカーネーションを贈るのにも由来があり、アンナが亡くなった⺟親が⽩いカーネーションが好きだったことから、⺟親が亡くなっている場合には⽩いカーネーションが贈られ、⺟親が⽣きている場合には⾚いカーネーションを贈るようになりました。
⽇本でも1915年に教会で⺟の⽇の働きかけがあったころから少しずつ広がり、1937年に森永製菓が⺟の⽇の広告を出したことから⼀気に全国的に広まりました。
実は⺟親が幸せだと感じている場合には⼦供も幸せに感じている割合が⾼いって知っていましたか︖
イギリスで4万世帯を対象に⾏なわれたアンケートでは、⺟親が幸せだと感じている場合には、その⼦供の多くが幸せを感じていると答えたそうです。
⺟親の世話を必要とする⼦供のころにはこの傾向が強いそうで、0〜15歳の間にこのような傾向がよく⾒られるそうです。
逆に⺟親が不幸だと感じている場合には、半分の⼦供は不幸だと感じてしまうようです。
⺟親が幸せになるとその幸せが⼦供に返ってきますので、⺟の⽇にはプレゼントをして⺟親に幸せな気分になってもらってはいかがでしょうか︖
ちなみに、⽗親が幸せでも不幸せでも⼦供の幸せにはあまり影響はないようです。
カーネーションは⾊によって様々な花⾔葉があるって知っていましたか︖
カーネーションをプレゼントする予定の⼈はぜひ花⾔葉も合わせて考えてみてください。
まずは定番である⾚いカーネーションには「⺟の愛」「愛を信じる」「熱烈な愛」といった花⾔葉があり、⺟の⽇に贈る⾊としてはベターといえるでしょう。
次にピンクのカーネーションには「感謝」「上品・気品」「暖かい⼼」「美しい仕草」といった花⾔葉があり、感謝の気持ちを表現するのにはぴったりの⾊となっています。
紫のカーネーションには「誇り」「気品」といった花⾔葉があり、あまり明るく可愛らしい⾊よりも落ち着いた⾊の好きな⺟親には紫のカーネーションをプレゼントするのも良いかもしれません。
⻩⾊のカーネーションには「軽蔑」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」といったネガティブな花⾔葉がたくさんあるため、あまりプレゼントには向いていない⾊となります。
⽩いカーネーションには「尊敬」「純潔の愛」「私の愛情は⽣きている」などの素敵な花⾔葉がありますが、⺟の⽇の由来でも解説した通り亡くなった⺟親に贈る⾊のため注意が必要です。
*今日は「母の日」ですね。皆様は母親に何かあげるのですか?それとももらえるのかな?
次に「看護の日」について。
なぜ5⽉12⽇が「看護の⽇」なのかというと、1820年5⽉12⽇がナイチンゲールの誕⽣⽇である事が由来となっています。
また、5⽉12⽇がナイチンゲールの誕⽣⽇であることから「ナイチンゲールデー」とも呼ばれています。
「看護の⽇」については厚⽣省(現在の厚⽣労働省)・⽇本看護協会等によって1991年に制定されました。
1990年8⽉、⽂化⼈・学識者による「看護の⽇制定を願う会」が厚⽣⼤⾂に要望書を提出し、12⽉に厚⽣省が5⽉12⽇を「看護の⽇」と定めました。
5⽉12⽇の「看護の⽇」には、看護についてのフォーラムであったり看護体験などのイベントが開催され、看護の普及活動が⾏なわれています。
「看護の⽇」は「多くの⼈に看護についての理解を深めてもらう」という事を⽬的としています。
病気やケガをしてしまった時って気が滅⼊ってしまいがちですが、看護師の⽅のおかげで精神⾯でもケアが⾏なわれるため、看護師の⽅のありがたさが改めて理解できますよね。
医療の現場で看護業務を⾏なう⼈を指す⾔葉として「看護師」と「看護⼠」という⾔葉がありますよね。
⼆つとも読み⽅は同じ「かんごし」ですがこの⼆つの⾔葉の違いって知っていますか︖
「看護師」という⾔葉は1948年に公布された「保健婦助産婦看護婦法」によって「看護婦」として規定されたのが由来となっています。
当時は「看護婦」には男⼥の区別がなく、例え男性だったとしても「看護婦」と呼ばれていました。
その後、1968年の法改正の際には男性の場合は「看護⼠」と呼ぶように規定されました。
2001年の法改正では法律の名称⾃体が「保健師助産師看護師法」となり、この時に性別の区別が無くなり「看護師」という⾔葉が規定されることとなりました。
つまり「看護師」は現在医療の現場で看護業務を⾏なっている⼈の総称であり、「看護⼠」は看護業務を⾏なっている男性の2001年以前の呼び⽅であるということになります。
病気や怪我をしてしまって⼊院する際に気になってくるのが⼊院費ですよね。
そんな⼊院費についてですが、⼊院費の基準については病院によって異なっており、その⼊院費の基準は看護師の数で決まっているって知っていましたか︖
⼊院している患者の数に対して、看護師の割合が多ければ多いほど⼊院費も⾼くなります。
例えば、10⼈の患者を1⼈の看護師が看護するのと、1⼈の患者を1⼈の看護師が看護するのでは当然⼊院費も変わってくるのです。
看護師の割合が多ければ多いほど⼿厚く看護してもらえるわけですから、⼊院費⽤が⾼くなってしまうのも頷けますよね。
*コロナは本当に終息したのでしょうか?あちこち「中途半端」な決着で現場は落ち着いたのでしょうか?
次に「海上保安の日」について。
なぜ5⽉12⽇が「海上保安の⽇」なのかというと、1948年5⽉12⽇に海上保安庁が運輸省(現在の国⼟交通省)の外局として開庁し、初代⻑官の⼿により庁舎屋上に庁旗が掲揚された事が由来となっています。
元々は海上保安庁によって1948年に「開庁記念⽇」として制定されましたが、2000年より「海上保安の⽇」に改称されました。
海上保安庁は「⽇本国の沿岸⽔域における海上の安全確保、法律違反の予防・捜査・鎮圧等の海上保安業務を⼀元的に担当する機関」として発⾜されました。
当時はアメリカのコースト・ガード(沿岸警備隊)に倣って⽇本の沿岸警備を⾏なっていたそうです。
現在は⽵島や尖閣諸島の領⼟問題によって⽇本海の情勢が不安定なものとなっていますので、海上保安庁の⼒がより必要となっていますよね。
そのほかにも海難救助であったり密漁などの違法⾏為などに対応したり、時には命の危険にもかかわる仕事をしているため、とても⼤変そうな仕事ですよね。
⼀般的には「ふね」という⾔葉は「船」という漢字が使われていますが、「ふね」には「艦、船、艇、⾈」などたくさんの漢字が使われていますよね。
漢字の違いによって実は意味が違ってくるんです。
まずは「艦」については⼀般的には戦闘艦艇の事を指す⾔葉なんです。
「戦艦」といった単語で使われていますよね。
続いて「船」については⾮戦闘艦艇であり⽐較的⼤型の「ふね」を表現する時に使われる⾔葉となります。
「艇」については「船」に⽐べて⼩型の「ふね」を指す⾔葉となります。
更に「⾈」についてはボートのような⼩型の「ふね」全般を指す⾔葉となります。
同じ読み⽅でも漢字の違いによって意味が変わってくるのって⾯⽩いですよね。
普段なんとなく船を⾒ているかもしれませんが、なぜか船底が⾚く塗装されている船って多いですよね。
実は船底が⾚く塗装されているのには理由があるって知っていましたか︖
本来は船の塗装は海⽔により発⽣してしまうサビなどによって船が腐⾷されてしまう事を防ぐためにするものですが、塗装の⾊を「⾚」にすることにはそれ以外の理由があるのです。
実は船底が⾚く塗装されている理由は「船のスピードを落とさないため」となっています。
船が⻑期間航⾏を続けていると、船体には「フジツボ」や「カキ」がくっついてしまい、これが影響して船のスピードが落ちてしまうのです。
それを防ぐために「亜酸化銅」を船底に塗装するのですが、「亜酸化銅」の⾊が⾚⾊をしているため、船底が⾚⾊の船が多いというわけなんですね︕
「亜酸化銅」にはフジツボなどがくっつかなる成分が含まれているため、これを使⽤することによって船のスピードが落ちないようになるのでした。
*ロシアのウクライナ侵攻により、中国のみならず、ロシアの北方領土での不穏な動きで海上保安も大変でしょうね。しかしロシアのわがままには困ったモノですね。
最後に「アセロラの日」について。
なぜ5⽉12⽇が「アセロラの⽇」なのかというと、アセロラの初収穫の時期であることが由来となっています。
沖縄県本部町によって1999年に制定されました。
アセロラって他の果物に⽐べてもあまりメジャーとはいえない果物なんですが、実はとても栄養価の⾼い果物なんです。
特筆すべきはビタミンCの含有量で、アセロラジュースなどもビタミンCが多く含まれている事が謳われて販売されていますよね。
アセロラに含まれているビタミンCの量はレモン果汁に⽐べてなんと約34倍も含まれているんです。
100gのアセロラに含まれるビタミンCの含有量は1700mgとなり、これはレモン以外の果物と⽐べても圧倒的に多いです。
ビタミンCには疲労回復の効果があるとされているため、栄養ドリンクなどがあまり好きではない⼈はアセロラジュースを飲んでみるのも良いかもしれませんね。
また⾵邪をひきにくくする体質作りにも役⽴つそうなので、アセロラなどの果物から定期的にビタミンCの摂取を⾏ないたいところです。
今回は「アセロラの⽇」ということでここまで「アセロラ」について紹介してきましたが、そもそも「アセロラ」という名前は正式名称では無いって知っていましたか︖
「アセロラ」という名前は⽇本では広く知れ渡っていますが、それは「アセロラ」が商標登録されていて、⾊々な商品名に「アセロラ」という⾔葉が使われているからなんです。
本来は「アセローラ」と発⾳するのが正しく、⽇本語で「アセロラ」と⾔っても海外では通じないでしょう。
「アセローラ」と名付けたのはスペイン⼈だとされています。
まだアメリカ⼤陸が開拓されていないころ、スペイン⼈がアメリカ⼤陸へ到達した際に、⻑い航海によりビタミンが不⾜して病気にかかる⼈がたくさんいたそうです。
そこで、アメリカ⼤陸にあった「⾚い実」を⾷べたところ、病気が治ったり元気になったことから、これをヨーロッパに持ち帰りました。
そして、⾃国で⽣産されていた「アセロロ」という品種のリンゴに⾒た⽬が似ていたことから「アセローラ」と名付けられたのでした。
アセロラにはビタミンCが多く含まれていることはわかりましたよね︖
そしてビタミンCで連想される果物といえばレモン、そんなレモンがとても酸っぱいのにどうしてアセロラがレモン程酸っぱくないと思いますか︖
実はレモンの酸っぱさに関係している成分は「クエン酸」と呼ばれる成分なのです。
クエン酸は酸味の元となる成分であり、レモンにはクエン酸が豊富に含まれているから酸っぱく感じるんですね︕
つまり、ビタミンCが豊富に含まれているから酸っぱくなるわけではないんです。
アセロラにビタミンCが豊富に含まれていてもレモン程酸っぱくない理由は、レモンの⽅がたくさんクエン酸を含んでいるからなのです。
*皆様は「アセロラ」お好きですか?僕はオレンジジュースとアセロラを毎日飲んでいます。アセロラはおいしいですよね!
本日「日曜日」も宜しくお願いいたします。
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