6月24日月曜日
皆様おはようございます。うっとしい日々が続きますが、体調は万全ですか?エアコンうまく使っていますか?
今日は「UFO記念日」「ドレミの日」「削り節の日」です。
まず「UFO記念日」から。
なぜ6月24日が「UFO記念日」なのかというと、1947年6月24日にアメリカで初めてUFOが目撃された事が由来となっています。
UFOを初めて目撃した人物はアメリカの実業家ケネス・アーノルド氏だとされており、飛行機で移動中に時速2700kmもの速度で急降下や急上昇を行っている9機の見慣れない飛行物体を発見したそうです。
アーノルド氏はこの物体を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と呼び、全米で報道されると、同様の目撃証言が相次ぐこととなりました。
事態を重視したアメリカ空軍が、これを「UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)」と名づけ、調査に乗り出しました。
しかし正体はつかめず、1969(昭和44)年に「目の錯覚の類」との報告が出されることとなりました。
この日には世界中にいるUFOマニアがUFOの観測を行っているそうです。
実はもうUFOや宇宙人は発見されていて、政府によって隠蔽されているなどの説もあり、この手 の話って本当にワクワクしますよね。
度々世間を賑わせているUFOの話題ですが、過去にはUFOを呼ぶために大会が開催されたことがあるのです。
アメリカのヴァン・タッセルという人物はカリフォルニアの砂漠に存在するジャイアントロックと呼ばれる巨岩のそばに住んでいました。
そして、UFOに興味を持っていたタッセル氏は巨岩の結晶構造を利用して人間の瞑想パワーを増強し、宇宙人へとメッセージを伝えようとしました。
やがて、タッセル氏と同じUFOを呼び寄せようと考えている人たちを毎週日曜日に集めて、ジャイアントロックで瞑想を続けました。
その思いが通じたのか、なんとジャイアントロックへと金星人のUFOがやってきて、タッセル氏 にコンタクトをはかってきたそうです。
この噂がだんだんと広まっていき、宇宙船コンベンションと呼ばれる大会が開催されるようになり、その後は26年間にも渡って大会は開催され、最も人が集まったときは1万人を超えていたとされています。
日本にも有名な「UFO」がありますよね。
UFOと聞くと日清から発売されている「日清焼きそばUFO」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
1976年に発売されて以来、今もなお日本国民に愛されているロングセラー商品ですよね。
あの円盤型の器が特徴的であり、器の形がUFOに似ているからUFOという商品名になったと思われていますが、実は違います。
UFOはこのカップ焼きそばのキャッチコピーである、「うまい」「太い」「大きい」の頭文字をとってUFOと名付けられたのです。
当時はピンクレディーのUFOにあわせてCMが放送されていた事もあり、誰もが未確認飛行物体のUFOだと思っていたことでしょう。
*僕が小学生の時、土曜日夕方、父とアメリカのドラマ『インベーダー』をよく観ていました。前出、最初のUFOの目撃者を題材にしたドラマです。子供の時は怖かったですね。地球侵略とか。
次に「ドレミの日」について。
なぜ6月24日が「ドレミの日」なのかというと、1024年6月24日にイタリアの僧侶ギドー・ダレッツオがドレミの音階を定めたことが由来となっています。
6月24日に開かれる「洗礼者ヨハネの祭」の日の為に、ギドーが合唱隊に「聖ヨハネ賛歌」を指導し、その曲の各小節の最初の音がドレミの音階ができる元になったとされています。
実はドレミファソラシドという音階がイタリア語であるという事も意外ですよね。
「聖ヨハネ賛歌」の歌詞を見てみると、ドレミの音階がどのようにして出来たのかがよくわかります。
Ut queant laxis
Resonare fibris
Mira gestorum
Famili tuorum
Solve Polluti
Labii reatum
Sancte Johannes
各小節の頭が「Ut, Re, Mi, Fa, So, La, Sa」となっており、「Ut」についてはより発音がしやすいようにということで17世紀に「Do(ド)」となったそうです。
また、歌詞の最後の「Sancte Johannes」についてはフランス名では「Saint Ian」となるため、単語の頭文字をとって「Si(シ)」となったようです。
誕生日で歌う定番の歌といえば「ハッピーバースデー」ですよね。
世界中の様々な地域で歌われている「ハッピーバースデー」ですが、実はあれは替え歌であって勝手に追加された2番の歌詞だってことを知っていましたか?
この曲はもともとは「Good morning all」という幼稚園の朝の挨拶として作曲された歌でした。
曲を作ったとされているのはヒル姉妹という人物であり、幼稚園の園長をしていた妹のパティが作詞を担当し、作曲は姉のミルドレッドによって行われました。
しかし、1924年に出版されたとある歌集の中にヒル姉妹の「Good morning all」が無断で掲載されてしまい、しかも勝手に2番の歌詞が書き加えられていたのです。
それが世界的に有名な「Happy birthday to you」という歌詞だったのです。
やがてこの歌詞が浸透していき、1934年にはブロードウェイミュージカルでも歌われてしまったことから、完全に替え歌である2番の歌詞が定着することとなりました。
鍵盤楽器が弾けないという人でもなぜか「猫ふんじゃった」だけは上手い人っていますよね。
有名な「猫ふんじゃった」という楽曲については日本だけで演奏されているものではなく、実は世界的に有名な曲なのです。
そして、実は日本では「猫ふんじゃった」という曲名となっていますが、他の国では曲名が違います。
例えばフランスでは「カツレツ」という曲名になっていて、確かにナイフとフォークを使ってカツレツを食べる様子は、鍵盤を弾く様子に見えます。
他にもスペインでは「チョコレート」という曲名で知られており、またドイツやベルギーでは「ノミのワルツ」、デンマークでは「王女の足」と呼ばれています。
日本に「猫ふんじゃった」がやってきた頃には「猫死んじゃった」という曲名だったそうですが、レコードとして発売する際にはあまりにも可哀そうな曲名だったため現在の「猫ふんじゃった」という曲名に変えられることとなりました。
*ABBAの作曲・作詞を担当しているビヨルンとベニーは楽譜が読めないのに「ダンシング・クイーン」「SOS」などの名曲を作ったのですよ。天才ですね!
最後に「削り節の日」について。
なぜ毎月24日が「削り節の日」なのかというと、24日という日付が「ふ(2)し(4)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「削り節の日」については東京鰹節類卸協同組合によって制定された記念日となります。
毎月24日は「削り節の日」になっていますが、11月24日についても「い(1)い(1)ふ(2)し(4)」という語呂合わせが由来で「鰹節の日」となっています。
削り節といえば鰹節を想像される方もかなり多いと思いますが、実はサバやイワシ、マグロなど様々な種類の削り節があります。
削り節にはうま味成分とされているイノシン酸が豊富に含まれている事から、削り節で出汁を取った料理はとても美味しく感じるんですね。
ビタミンB群などの栄養素も豊富に含まれている事から、健康にも良いものだとされています。
もちろん出汁を取る以外にも、焼きそばやお好み焼き、たこ焼きといった物にそのままかけても美味しいですし、毎月24日には削り節を使った料理を作ってみてくださいね。
和食の基本である鰹節ですが、実は海外では鰹節の輸入が禁止とされている国があるのを知っていましたか?
輸入を禁止するだけではなく、入手して食べることすら難しい国すらあるのです。
欧州の国々やカナダ、中国や韓国では鰹節に含まれているベンゾピレンという成分が人体に有害であるとしていて、輸入制限をかけているのです。
発がん性のある物質だとも言われてしまっていて、和食を好む日本人としてはなんとも悲しいですよね。
しかし、現状では日本は世界的に見ても長寿の国として有名ですし、小さなころから鰹節を食べていても短命になるという話は聞いたことがありません。
むしろジャンクフードなどに比べれば遙かに健康に良いものですし、これからも安心して鰹節を食べてください。
カツオやマグロなどの魚は回遊魚であり、泳ぐことで呼吸をすることから止まると死んでしまうとされていますよね。
泳ぎ続けていなければならないことから、眠ってしまうと呼吸が止まって死んでしまうことも考えられます。
それではカツオは全く睡眠を取らないのかというとそういうわけではありません。
極めて短時間ですが一瞬だけ寝てしまうこともあります。
しかし、睡眠といっても数秒程度であり、泳ぐのを止めると呼吸も止まって沈んでいってしまいます。
そのため、一瞬で目を覚まして再び泳ぎ出すのでした。
*皆様はご自宅で「削り節」をお使いですか?昔は、自宅で固い鰹など削ったモノですけどね。
今週も宜しくお願いいたします。
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