焼き鳥の日・帽子の日・道の日「今日は何の日・8月10日」

8月10日土曜日

皆様おはようございます。毎日暑いですね!水分を補給していますか?エアコンは順調ですか?

今日は「焼き鳥の日」「帽子の日」「道の日」です。

まず「焼き鳥の日」から。

なぜ8月10日が「焼き鳥の日」なのかというと、8月10日という日付が「や(8)きと(10)り」という語呂合わせであることが由来となっています。
「焼き鳥の日」については焼き鳥を一般大衆に広め「焼き鳥の父」と呼ばれる根本忠雄が創業した株式会社鮒忠によって2007(平成19)年に制定された記念日となります。
また、全国やきとり連絡協議会についても「焼き鳥の日」を提唱し実施しています。
株式会社鮒忠によるとこの日を「子どもから大人まで幅広く愛されている日本の食文化のひとつ「焼き鳥」をさらにPRする」という日にしています。
焼き鳥はお祭りの屋台などでも食べたくなりますし、バーベキューをしている時や、飲み会などの宴会の時にも大活躍する食べ物ですよね。
大抵の食べ物には好き嫌いがあるかと思いますが、焼き鳥の場合は様々な部位から選んで食べることが出来て、タレや塩などの味も楽しめることから嫌いだという人が見た事がない気がします。
この時期にはビアガーデンなどもにぎわっていますし、お酒を飲みながらみんなで楽しく焼き鳥を食べるのがいいかもしれませんね。

一時期、SNSで焼き鳥屋の店員が「焼き鳥を串からはずさないでほしい」という趣旨の書き込みをして話題を呼びましたよね。
焼き鳥を串に刺したまま食べたい人もいれば、串からはずして食べやすくして皆でシェアして食 べたい人もいるなど賛否両論がありました。
しかし、実は焼き鳥は串からはずさないで食べた方が美味しいのです。
それは、串から肉をはずした時に空いた穴から肉汁が漏れてしまい、せっかくの鶏のうま味が逃げてしまうからなんですね。
また、お腹が空いている時には味が薄いよりも濃い方が美味しく感じるということから、一口目の肉の味付けを濃くしたり、また一口目に食べ応えを出すために一口目の肉のサイズを大きくするという工夫をしているお店もあるそうです。
このように、焼き鳥を美味しくするために工夫をしているのに串からはずして食べてしまうとせっかくの美味しい焼き鳥が台無しですし、頑張って仕込みをした人もちょっと残念な気持ちになりますよね。

焼き鳥屋が良い店なのかそうじゃないのか、それを見分けるちょっとしたテクニックがあるんです。
それは「ねぎまが提供されているか否か」で見分けることができるそうです。
なぜねぎまが提供されているとその店が良い焼き鳥やだといえるのかというと、他の焼き鳥と違ってねぎまはネギが使われていますよね。
ネギが野菜であることから冷凍するわけにはいかず、ねぎまは冷凍されたものを仕入れることは出来ずにちゃんと自分で仕込まなきゃいけないとのことです。
ねぎまだけを仕入れてそれ以外を冷凍で仕入れるという面倒なことをする人もいないですよね。
そのため、ねぎまがちゃんと提供されている焼き鳥屋はそれ以外の串についてもお肉を自分で仕入れて仕込みを行っているこだわりの店である確率が高いという情報でした。

*皆様は「焼き鳥」を召し上がっていますか?今はコンビニやスーパーでも「焼き鳥」は普通に売られていて、しかも美味しいですよね。

次に「帽子の日」について。

なぜ8月10日が「帽子の日」なのかというと、8月10日という日付が「ハッ(8)ト(10)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「帽子の日」については全日本帽子協会によって制定された記念日となります。
一言で帽子といっても様々な種類の帽子がありますよね。
帽子の事は「帽子の日」の語呂合わせの由来にもあるとおり「ハット」という時もあれば、「キャップ」という時もあります。
一般的には周囲にぐるっとつばがついているものの事をハットといい、野球帽などつばが前の部分にしかついていないものをキャップといいます。
子供の頃は外出する時には帽子をかぶる機会が多かったですが、社会人にもなると帽子をかぶる機会も減ってきますし、私服でも帽子をかぶっている人ってオシャレをしている人だけのイメージがあります。
しかし、「帽子の日」が制定されている8月10日という日付のあたりは、日差しも厳しくとても暑い時期ですよね。
この暑さをしのぐためには水分補給をする事も大切ですが、帽子をかぶって直射日光などを避けることも大事になります。

帽子といっても様々な種類がありますが、その中でもシェフなどの料理人がかぶっている帽子ってとても特徴がありますよね。
なぜかシェフのかぶっている帽子は異常に長くてはっきりいって動きづらそうで料理もしづらそうですよね。
このような長い帽子をかぶり始めたのもフランス人がきっかけだったとされています。
18世紀にフランスで活躍していたカントナン・カーレムという人物がレストランに来たお客さんを見ていたところ、白くて背の高い帽子をかぶっている人がいて、それをとてもオシャレだと感じたカーレムさんはすぐさまそれをコック帽に取り入れました。
料理人として有名だったカーレムさんがこの帽子をかぶったことで、他の料理人もカーレムさんの真似をして次々にこの帽子をかぶりはじめ、そして「シェフといえばあの長い帽子」として定着していったのでした。
また、現在のような帽子の高さになったのはオーギュスト・エスコフェというフランスの料理人 が背の低さをコンプレックスとして、自分の身長を少しでも大きく見せようとした結果だともされています。


皆さんは卒業式などで帽子をみんなで一斉に上へ向かって投げるシーンを見た事がありませんか?
しかし、なぜ帽子を投げ上げるのかが少し不思議ですよね。
この帽子投げの由来はアメリカの海兵士官学校の卒業式から始まったとされています。
士官学校に通っている間に学生は士官候補の帽子のかぶっているのですが、卒業してからは実際に士官としての帽子をかぶるので、士官候補の帽子はいらなくなりますよね。
そのため、卒業式では士官候補の帽子が今後いらなくなることから、その喜びと卒業での開放感を表現するために全員で帽子を上に投げ上げるようになったのです。
この帽子投げの風習がアメリカ全土に広まっていき、やがて日本の防衛大学でも行われるようになり、「卒業式=帽子投げ」という文化が定着していったのでした。

*昔は夏に帽子をかぶっている人が多かったのですが、最近はあまり見かけませんね。本当はかぶったほうがいいと思いますが、皆様はいかがですか?

最後に「道の日」について。

なぜ8月10日が「道の日」なのかというと、1920(大正9)年8月10日に日本初の近代的な道路整備計画が決定したことが由来となっています。
「道の日」については建設省(現在の国土交通省)道路局によって1986(昭和61)年に制定された記念日となります。
実は8月という月に関しても「道路を守る月間」とされているため、このことも由来となって8月 10日という日付が「道の日」となったようです。
この「道路整備計画」については「第一次道路改良計画」とも呼ばれていましたが、なかなか順調には進みませんでした。
なぜならその3年後には関東大震災が発生してしまい、「第一次道路改良計画」は頓挫せざるをえませんでした。
その後、1934(昭和9)年に改めて「第二次道路改良計画」がスタートするのですが、その当時の日本が不況であったことと日本が戦時体制へと移行していったことから、またしても順調に計画が進められずに頓挫することとなりました。
それからも戦争などの影響によってなかなか近代的な道路の整備は進まずに、結局は道路の整備が本格的に行なわれるようになったのは終戦後のことだったそうです。

国道といえば誰もが車の走る道路を想像しますよね。
しかし、実は日本には車が通過することの出来ない国道が存在しているのです。
その国道は青森県・津軽半島の竜飛岬にあるのですが、なんと国道であるのにも関わらず階段となっており、歩行者しか通れなくなっているのです。
ここは「階段国道」と呼ばれていて現在では観光名所としても有名になっているそうです。
なぜ国道なのにも関わらず階段になっていて車が通れないのかというと、そもそも「国道」というものが国の管理している道というだけで、車が通れなければいけないといった定義はないからなんです。
国が指定した道が国道であるため、この階段国道もあとから工事されて階段になったわけではなく、国から国道と指定された段階からすでに階段国道だったのでした。


「階段国道」と呼ばれる車の通れないとても不思議な国道について紹介しましたが、実は海の上にも国道が存在しているんです。
国道は国の管理している道路となりますが、まさか陸続きになっていない場所にも国道があるとは驚きですよね。
この国道は国道279号線なのですが、青森県の北の方へと向かっていく国道となります。
そして青森県の海に面したところまでいくと国道279号線がそこで終わりになっているんですね。
ここが国道279号線の終着かと思いきや、実は海の向こう側にある北海道からまた国道279号線が登場するのです。
これは、例え海の上だったとしてもフェリーが運航していたり、道路と道路をつなぐための交通手段が存在しているためであり、海上であっても立派な国道だとされているからなんですね。


*昔はアスファルトの道がなかったのに、いつの間にかどこもかしこもアスファルトの道がありますね。日本は工事が好きな国なのですね。

週末もよろしくお願いいたします。

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