9月8日日曜日
皆様おはようございます。体調はGOODですか?水分補給は充分ですか?エアコンは順調ですか?
今日は「ニューヨークの日」「スペインワインの日」「国際識字デー」です。
まず「ニューヨークの日」から。
なぜ9月8日が「ニューヨークの日」なのかというと、1664年9月8日に「ニューヨーク」という都市が誕生したことが由来となっています。
そもそもニューヨークという名前は後から名付けられた都市名であり、元々は違う名前の都市でした。
大航海時代が訪れて最初に現在のニューヨークを植民地としていたのはオランダでした。
その当時はニューヨークという都市名ではなく、ニューアムステルダムという都市名となっていました。
しかし、その後にはイギリスのヨーク公ジェームスが武装兵力を派遣することによって、オランダからニューアムステルダムを奪い取ることに成功しました。
そこで、ヨーク公ジェームスの名前にちなんで「ニューヨーク」という都市名が付けられることになったのでした。
その後は長年にわたってニューヨーク植民地と呼ばれていたそうですが、やがてアメリカが独立したことによって植民地ではなくなり、現在の「ニューヨーク」が誕生したのでした。
世界的にも有名なニューヨークという都市名が誕生した由来が人物名からきているとは意外ですよね。
ニューヨークのシンボルであり観光スポットといえば自由の女神を想像する人も多いのではないでしょうか。
実は自由の女神にも面白い雑学があるので紹介していきます。
自由の女神といえば青色や緑色に見えているかもしれませんが、実はもともとは銅で出来ている像なので10円のような茶色い色をしていたんです。
長い間屋外に設置されているため酸化したことから今の色になっているんです。
また、実は自由の女神の足は鎖で繋がれているんです。
「自由」なのに鎖で繋がれているなんてとても不思議だと思われるかもしれまえんが、鎖に繋がれている足は右足だけで、左足は鎖を引きちぎって足を前に踏み出している状態なんです。
この「鎖」に関しては奴隷制度や独裁政権を象徴するものなので、そこから脱却をして一歩を踏み出している事を表しているのです。
最後にここまで「自由の女神」として紹介してきましたが、実は「自由の女神」は正式名称ではありません。
「自由の女神」については「世界を照らす自由」という正式名称が実は存在しています。
ニューヨークにあるウォール街ですがアメリカの中でも株式の街として有名ですよね。
このウォール街の「ウォール」についてはもちろん「壁」の事を言っているのですが、現地に行ってみると壁なんてどこにもないことがわかります。
しかし、実は過去にはウォール街には本当に「壁」が存在していたのです。
ウォール街に壁が存在していたのはまだアメリカが開拓時代である1830年代のころだったそうです。
そのころのニューヨークはまだまだ物騒で盗賊などの無法者や先住民などに襲撃される恐れがありました。
そこで街中に柵を張り巡らして壁を作って街を守ろうとしたのです。
これがウォール街の名前の由来となっている壁であったのですが、結局その後に無法者や先住民 の攻撃は全くなかったそうで、壁はそのまま使われなって消えていき、ウォール街という街の名前だけが残ることとなりました。
*皆様は「ニューヨーク」に行かれたことありますか?僕は『マンマ・ミーア!』を観劇しに「ブロードウェイ」に何度か行きました。歌舞伎町のように24時間明るいですが少し歩けば「スラム街」ですので「ビルから離れて歩け」と現地の人に言われました。ビルの隙間に引っ張られてお金をとられるそうです。海外は怖いですねえ。
次に「スペインワインの日」について。
なぜ9月8日がワインの日なのかというと、1932年9月8日にスペインでワイン法が政令として承認されたことが由来となっています。
ワイン法とは現在のワイン原産地呼称統制法の基となった法律であり、原産地呼称統制法は原産地名の認定であったり保護をするための制度のことですね。
「スペインワインの日」についてはスペインワイン協会によって制定された記念日となっています。
スペインワイン協会は普段からスペインワインの素晴らしさを広めるため、スペインワインのPRなどの活動を行っている団体です。
毎年9月8日前後の日曜日には「スペインワイン祭り」を開催されていて、スペインワインの魅力 を伝えてその認知度を向上させることが目的となっています。
スペインはイタリアやフランスに次いで世界第三位のワイン生産国として知られています。
9月8日の「スペインワインの日」には、シェリー酒、サングリア、カヴァ、レセルバなど代表的なスペインワインを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ビールやカクテル、日本酒やチューハイなどのお酒は缶や瓶などにつめられていますよね。
しかし、ワインはボトルにつめられていて、多くは蓋にコルク栓が使われているのですが、これにもちゃんとした理由があります。
ワインは長い時間をかけて熟成させるほど美味しくなるお酒であることからコルク栓が採用されているのです。
コルクは気密性が高く弾力性もありとても丈夫に出来ていて、さらに腐りにくい素材ということから、ワインの長期間保存にぴったりなんです。
最近では簡単に開栓出来て開栓後に再栓の出来るスクリューキャップというものも普及してきています。
しかし、コルクに醸造元が印字されているのがワインの名紙代わりとなっていたり、昔からの風 習ということもあって、まだまだコルク栓が採用されたワインが多いんですね。
重さの単位には「トン」というものがありますが、実はこの単位はワインが語源となっているのはご存じですか?
その昔、フランスのボルドーという都市ではワインを売買するときに4樽をセットにしていたそうです。
このワイン樽には225リットルのワインが注がれていて、4樽を1トノーという単位としていました。
ご存じの通り1トンは1000キロ(リットル)なので「225×4=900リットル=0.9トン」だと足りないですよね?
実際にはワインを入れた樽の重さが25キロあるので、ワイン+樽の重量=250キロとなります。
そのため「250キロ×4=1トノー」となり、この1トノーがトン(tonne)という単位の語源となったのでした。
*皆様はどこの「ワイン」がお好きですか?最近では「ワンコインワイン」がスーパーやコンビニで売っていますのでOLや主婦が「自分用」に買って自宅で飲んでいるようですね。
最後に「国際識字デー」について。
なぜ9月8日が「国際識字デー」なのかというと、1965年9月8日にイランのテヘランで開かれた世界文相会議でイランのパーレビ国王が軍事費の一部を識字教育に回すことを提案したことが由来となっています。
以上のことを記念として制定されたのが「国際識字デー」であり、この日は日本だけで行なわれている記念日ではなく、世界で実施されている国際デーの一つとなります。
「識字」という言葉を普段はあまり使わないためあまり耳馴染みがないかもしれませんが、「識字」とは「文字の読み書きができる」という意味となります。
日本では義務教育の過程で文字の読み書きについて習うため、文字の読み書きが出来ないという人はほとんどいないですよね。
しかし、実は世界には戦争や貧困等によって読み書きのできない人が10億人以上いるともいわれているのです。
悲惨な戦争などによって教育の機会が奪われてしまい、やがて将来的に大人になったとしても読み書きが出来ないため定職に就くという事も難しくなってしまうため、世界的に取り組んで解決していかなければならない問題となっています。
普段生活していても文字というものはそこら中に溢れかえっていて、文字の読み書きが出来ないということがいかに不便なことなのかがわかりますよね。
実は漢字には面白い成り立ちから誕生したものがたくさんあります。
その面白い成り立ちから誕生した漢字をいくつか紹介していきます。
まずは「鳩(ハト)」という漢字についてですが、「九」と「鳥」という組み合わせから成り立 っている漢字ですよね。
これはハトの鳴き声が由来とされていて、ハトが鳴く時には「クックッ!」と鳴くことから、「ク=九」ということで「九+鳥=鳩」となったのだとされています。
また、「鴉(カラス)」についても鳴き声が由来で成り立っている漢字です。
カラスの鳴き声が「ガーガー!」と聞こえる事から「牙+鳥=鴉」となって「鴉」という言葉が誕生したのだとされています。
鳥を表す漢字以外にも似たような由来で誕生した漢字があります。
それは「蚊(か)」という漢字であり、「蚊」は「虫」と「文」という漢字が組み合わさって成り立つ漢字ですよね。
蚊は飛んでいる時に「ブーン」という音を立てている事から「虫+文=蚊」となったとされているんです。
普段何気なく使っている漢字ですが、調べてみると面白い成り立ちがあったりするんですよね。
お寿司屋さんでお会計をしたい時に「おあいそお願いします」と言ったことはありませんか?
「おあいそ」って何だろうと思いつつも、周りの人が使っていたり、はたまた親が使っていたりして、何となく使ってはいませんでしょうか。
実はその「おあいそ」、客側が使うのはNGな言葉なんです。
「おあいそ」は店側が客に対し「お愛想がなくて申し訳ありませんが、お勘定させて頂きます」という意味が込められています。
なので客側が使ってしまうと失礼にあたるかもしれません。
日本ではお土産を渡すときにも「つまらないものですが。」とへりくだった表現をすることが多いですが、「おあいそ」もその一つですね。
お寿司屋さんに行ってお会計をする際には素直に「お会計お願いします」と伝えるのが良さそうです。
*日本は教育がしっかりしているせいか「読み書き」はしっかりできますが、最近の子は書かないことが多いので、読み書きが出来ないことも増えているとかいないとか。
本日「日曜日」も宜しくお願いいたします。
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