9月24日火曜日
皆様おはようございます。いくら何でももう猛暑は終わりますよね?と言う間に9月もあと1週間です!
今日は「清掃の日」「畳の日」「海藻サラダの日」です。
まず「清掃の日」から。
なぜ9月24日が「清掃の日」なのかというと、1971(昭和46)年9月24日に「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法,廃掃法)が施行されたことが由来となっています。
「清掃の日」については環境省によって推進・実施(2000年までは厚生省)されている記念日となります。
この「清掃の日」を起点として10月1日までの一週間を「環境衛生週間」とし、廃棄物をできる限り減らして資源再利用に役立てることを目的にしているそうです。
都道府県別にゴミの年間の排出量を見ていくと、1位が東京都、2位が大阪府、3位が神奈川県となり、やはり人口の多い地域に比例してゴミの排出量も増えるそうです。
このことから少しでもゴミの量を減らそうとして「清掃の日」や「環境衛生週間」が誕生し、様々な活動が行なわれています。
全国的にどのような活動が行われているのかというと、ゴミの清掃の徹底や清掃の保持、清掃に対する住民意識の啓発、ゴミのリユースやリサイクルなどの推進、産業廃棄物の減量化や不法投棄の防止の推進、といった活動が行われているそうです。
日本国内のみならずゴミ問題は地球規模で影響を与える問題となるため、一人一人が意識的にゴミを減らす努力をしなければ根本的には解決しないですよね。
「清掃の日」をきっかけにして自分が普段から出しているゴミについて、少しでも減らすような取り組みが出来ないかを考えてみるのも良いかもしれません。
最近ではよく見られるようになった再生紙ですが、資源をリサイクルして作られたもののため環境によく、とてもエコなものと思われていますよね。
しかし、実は再生紙は世間で思われているほどエコなものではないんです。
再生紙を作る際にはそれなりのコストがかかってしまいます。
まずは、すでにしみ込んだインクを落とすために大量の石油を使うことになり、更にインクを落とした紙を漂白する必要が出てきます。
更に、インクを洗い流す際や漂白する際には汚水も発生しますので、その汚水を廃棄するのにもお金がかかります。
このように再生紙を使うのには手間とコストがかかっているため、実は新しい紙を買う方がコストを抑えられるのです。
エコの時代になったという事で「私の会社はエコに貢献してますよ!」という事をアピールするために再生紙を採用する企業が増え、エコどころか無駄にコストを掛けてしまっているのは本末転倒と言わざるを得ないですよね。
ゴミ捨て場にまだ使えそうな家具が残っていた時などに、もったいないから家に持ち帰って使いたいと思ったことはありませんか?
しかし、いくらゴミ捨て場に捨てられていたとしても勝手に持っていったら犯罪になりそうですよね。
マンションなどのゴミ捨て場に侵入してゴミを持ち帰ると犯罪になってしまいますが、基本的にゴミ捨て場のものは拾ってきても罪には問われないそうです。
しかし、ゴミ捨て場に置いてあったとしても、それが本当に本人の意思で捨てられていたものではなかった場合には「遺失物等横領罪」という罪に問われるそうです。
「遺失物」は所有者が意図的に捨てたものではなく、うっかり落としたり置き忘れたりしたもののことですね。
ゴミ捨て場に置かれているからといって確実にゴミとして捨てられたものかどうかは判断できないため、やはりゴミ捨て場のゴミだとしても持ち帰らないのが無難でしょう。
*皆様は定期的に「断捨離」していますか?僕は数年前、マンションから引っ越す際に処分するのに困りましたね。靴類を捨てたとき、30分も経たないうちに全部誰かに持って行かれましたね。一番困ったのは「下着」で何十もカモフラージュして捨てたのですが、それでも半分は持って行かれました。ステレオなんか5分も経たないうちに消えていました。結構、暇人が適度にごみ捨て場をあさっているわけですね。皆様もお気をつけくださいね。
次に「畳の日」について。
なぜ9月24日が「畳の日」なのかというと、9月24日という日付が「環境衛生週間」の始まりの日 であり「清掃の日」であることが由来となっています。
「畳の日」については全国畳産業振興会によって制定された記念日となります。
全国畳産業振興会によるとこの日を「畳の持つ住宅材としての素晴らしさや、敷物としての優れた点をアピールする」という事が目的の日としています。
実は「畳の日」については9月24日だけではなく、4月29日にも制定されています。
4月29日の「畳の日」については、畳に使われる「い草」が美しい緑色であることから、「みどりの日」とされていた4月29日を「畳の日」として制定しました。
畳は日本で古来から使われている敷物となり、そのい草の香りが何とも懐かしい感じがしていいですよね。
しかし、現代の日本では残念ながら畳部屋のある賃貸物件などが減ってきていますよね。
築年数が古い物件であれば畳部屋があったりしますが、築年数が新しい物件で畳部屋があるという物件はほとんど見かけなくなってしまいました。
フローリングと違って適度に柔らかいため、そのまま寝転がることが出来て、夏にはそよ風を浴びながら畳に寝転がって昼寝をしたりするのが最高に気持ちいいんですけどね。
旅館などはいまだに畳の部屋がたくさん用意されていますが、ホテルなどは洋室が中心となっていて、少し日本らしさが失われつつあるのが寂しいですよね。
畳部屋を歩く時のマナーとして「畳の縁を踏んではいけない」というものがあるのはご存じでしょうか。
最近では畳部屋自体が少なくなってきているのでこのマナーについて知らない人も増えてきていますが、そもそもなぜ畳の縁を踏んではいけないのでしょうか。
実は畳という敷物が誕生したころの名残りから現在でも畳の縁は踏んではいけないとされているのです。
畳が誕生したのは平安時代のころであり、畳はとても高級品でした。
当時の畳の縁は植物染めという方法で染められていたのですが、色飛びなどが起こりやすく、足 などで踏んでしまうと染めた色が落ちてしまったのです。
また、畳の縁の素材が麻だったことから耐久性が低く、踏んでしまうとすぐに傷んでしまうということもあげられます。
その他にも畳の縁にはその家の家紋を入れたものなどがあり、その家紋の入った畳の縁を踏むということは、その家の先祖を踏みにじることとなってしまい、とても失礼なことと言われていました。
畳といえば一枚の大きな畳をイメージするかもしれませんが、実は昔の畳は現在の畳とは少し違っていて、折りたためるものだったのです。
現在は床の敷物として使用されている畳ですが、昔は特別な時にだけ持ち出されて使われるものであり、使わない時には日光の当たらない場所で折りたたんで保管していたんですね。
当然持ち運ぶ時も保管する時にも折りたためる方が便利だったので、畳は昔は折りたためるものだったのです。
ちなみに、畳は昔はたくさん重ねることによってベッドとして使われたり、祭事の際の敷物として利用されていたそうです。
*皆様のご自宅には「畳」はありますか?畳はいいですよね。昔は身近に「畳書職人」もいたのですけどね。
最後に「海藻サラダの日」について。
なぜ9月24日が「海藻サラダの日」なのかというと、日本で最初に海藻サラダを作ったカネリョウ海藻株式会社の髙木良一会長の誕生日が9月24日であることが由来となっています。
「海藻サラダの日」については、海藻の加工販売などを行なっているカネリョウ海藻株式会社によって制定された記念日となります。
栄養満点で低カロリーである海藻サラダを多くの人に食べてもらうことが目的の記念日となっています。
海藻にはカルシウムや亜鉛、リン、ヨードなどのミネラルが豊富に含まれていて、ビタミンや食 物繊維なども摂取することの出来る万能食材なんです。
また、ダイエット中にはどうしても栄養が偏ったり不足したりしがちですが、低カロリーなのに不足しがちな栄養を補うことが出来るため、とてもダイエット向きなのです。
海藻に含まれている水溶性の食物繊維は水分を吸収しやすく胃の中で膨らむことから、満腹感も与えてくれます。
他にも肌や髪の毛を奇麗にするのにも効果的ですので、普段から体重や美容を気にしている人はぜひ海藻サラダを食べてみてくださいね。
昔から海藻を食べると髪の毛が生えてくるという情報が出回っていることから、髪の毛が薄く悩んでいる人で普段から海藻を食べる人は多いでしょう。
しかし、残念ながら海藻をたくさん食べたからといって髪の毛が生える効果はあまり得られないそうです。
海藻には頭皮や髪の毛を整える栄養素が豊富に含まれているため、海藻が頭皮や髪の毛に良いのは確かな情報です。
しかし、あくまでそれは頭皮や髪の毛のコンディションを整えるだけであり、発毛の効果は期待できないのです。
そのため、普段から海藻類をたくさん食べていたとしても髪の毛が生えてくるということは残念ながらありません。
髪の毛を生やしたいのであれば、海藻以外から得られる栄養もバランス良く取ることと、運動などもして規則正しい生活を送ることが効果的です。
日本の食卓に欠かせない「海苔」ですが、実は海苔を消化出来るのは日本人だけだって知っていましたか?
2010年にフランスの微生物学研究チームの発表によると「海苔が消化できるのは日本人だけ」と発表されているのです。
海苔は非常に硬い細胞壁に覆われていることから、普通の消化液では消化されず、身体に休されないのです。
しかし、日本人の腸内には海苔の硬い細胞壁を分解する酵素を生み出す微生物がいるため、日本人だけが海苔を消化吸収できるそうです。
お隣の国では韓国海苔が食べられていますが、これは加熱調理されていることから消化吸収が出来るのです。
海苔を加熱することによって細胞壁が壊れることから、日本人以外の消化器官でも海苔を消化することが可能になるそうです。
*皆様は「海藻サラダ」を召し上がっていますか?たまに食べると美味しいですよね。日本人はサラダ好きなのですかね?
今週も宜しくお願いいたします。
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