劇団四季は名古屋市熱田区に新たな専用劇場を建設すると発表しました。名駅南にある現在の名古屋四季劇場の土地契約終了によるもので、着工は2025年3月、グランドオープンは2026年夏を予定しているということです。 建設地は名鉄神宮前駅の東側にあたる熱田区三本松町。敷地面積は4294.46平方メートルで、客席数は現在の約1200席から100席ほど増え、約1300席になる見込みです。
1953年に創立された劇団四季は、「文化の東京一極集中是正」を理念に掲げ、全国で活動を展開。名古屋では、1966年に中日劇場のこけら落としで『オンディーヌ』を初公演して以来、約60年にわたり活動を続けていました。2016年10月には専用劇場がオープンし、現在は年間25万人以上が来場しています。
現名古屋四季劇場での最終公演は、2025年10月19日から2026年2月23日に上演するミュージカル『マンマ・ミーア!』です。 新劇場の名称や上演作品などの詳細は未定で、決定次第ホームページなどで発表するということです。