スティーブン・コルベアとの対談で、バランスキーは「ステラン・スカルスガルドは踊るよう言われるたびに悪態をついていた」と語る。
*2008年の『マンマ・ミーア!』に出演したクリスティン・バランスキー、メリル・ストリープ、ジュリー・ウォルターズ。クレジット:ユニバーサル・ピクチャーズ/リラティビティ・メディア/リトルスター/プレイトーン/コバル/シャッターストック。
『マンマ・ミーア!』は、ABBAのヒット曲「ダンシング・クイーン」などに合わせて陽気に踊るシーンが満載の作品だが、ステラン・スカルスガルドはその撮影現場で必ずしもその「ノリ」を楽しんでいたわけではなかったようだ。
2025年5月7日(水)、ドラマ『ナイン・パーフェクト・ストレンジャーズ』の新シーズンのプロモーションのため、『レイト・ショー・ウィズ・スティーブン・コルベア』に出演したクリスティン・バランスキーが、『マンマ・ミーア!』のミュージカル・ナンバーについて、共演者たちの反応を振り返った。
*2008年の『マンマ・ミーア!』に出演するステラン・スカルスガルド。クレジット:ユニバーサル・ピクチャーズ/リラティビティ・メディア/リトルスター/プレイトーン/コバル/シャッターストック。
60歳のコルベアが次のゲストとしてスカルスガルドが登場することを紹介し、彼とバランスキーが『マンマ・ミーア!』で共演したことに触れた。そしてキャストの写真を提示すると、バランスキーはピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルドとの撮影を懐かしんだ。
ドナ(メリル・ストリープ)と長年の友人ターニャを演じたバランスキーは、ブロスナンについて「やる気満々で、『ダンシング・クイーン』のシーンでは何度も坂を駆け下りていた」と述べ、ファースについては「全ての動きにアイロニック(皮肉な)な意味合いが込められていた」と語った。
しかしスカルスガルドのダンスシーンは、まったく違う意味で印象に残っているという。
「ステランはそれ(ダンス)が大嫌いだったの。『ダンシング・クイーン』で坂を下って桟橋に着いたところでナンバーは終了だったんだけど、カメラは普通、ステランを避けて回ってたの。で、ついに監督のオル・パーカーが『ステラン、次はクローズアップだよ。ちゃんと踊らなきゃダメだ。ちゃんと動きをやらないといけないよ』って言ったの」。
『ザ・ギルデッド・エイジ』の女優バランスキーは、コルベアにこう続けた。
「彼は悪態の連発よ。まるで、監督が“縄跳びしながらアラビア語の詩を朗読してくれ”って頼んだかのような反応だったわ。彼は『そんなの無理だ!』って言ってた」。
とはいえ、最終的にはスカルスガルドも踊りきったという。
「本当に面白かった。私はステランが大好きなの。彼は最高よ。素晴らしい俳優で、本当に素敵な仲間だった」。
『マンマ・ミーア!』シリーズには、アマンダ・セイフライド、シェール、アンディ・ガルシアなどの大物俳優たちも出演している。
*2008年の『マンマ・ミーア!』キャスト。クレジット:ユニバーサル/エヴァレット。
なお、バランスキーは2024年8月の『ハリウッド・レポーター』のインタビューで、シリーズ第3弾が進行中であることを明かしている。
彼女は、プロデューサーのジュディ・クレイマーと最近会ったことを話し、「ジュディはすでに『マンマ・ミーア3』を計画していた」と語った。バランスキーは、「彼女は物語のプロットラインも教えてくれたわ。でも、それ以上のことは言えないの」と付け加えた。
そして、また太陽に照らされた新たな冒険を予感させながら、クレイマーの実行力に自信を示した。
『グッド・ファイト』のスターでもあるバランスキーはこう締めくくった。
「ジュディは『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』を実現させたわ。そしてそれは大成功だった。だから彼女がみんなを再集結させること、私なら驚かないわね」。
https://people.com/christine-baranski-shares-that-one-co-star-hated-dancing-in-mamma-mia-11731313