12月31日の深夜0時、時計の針が切り替わるその瞬間、どんな音楽が流れているかで、雰囲気は大きく変わります。
素敵なニューイヤー・ソングは、お祝いのムードを高め、人々をひとつにし、喜びとともに1月1日を迎えさせてくれます。
誰もが知っているクラシックな曲から、思わず踊り出したくなる最新ヒットまで、ニューイヤー・ソングは、紙吹雪が落ち着いた後も心に残る思い出を作ってくれます。
大きなパーティーを開く場合でも、自宅で静かに過ごす場合でも、音楽は「ハッピー・ニューイヤー」のお祝いの中心です。
それでは、今年のプレイリストに加えたいベストソングを見ていきましょう。
みんなが大好きな定番ニューイヤー・ソング
これらの曲は、何十年もの間、真夜中に流されてきました。
過去のお祝いを思い出させ、友人や家族とのつながりを感じさせてくれるからこそ、今も愛され続けています。
1. マライア・キャリー「オールド・ラング・サイン(新年のアンセム)」
マライア・キャリーは、古いスコットランド民謡に現代的なひねりを加えました。
ダンスビートが効いた彼女のバージョンは、体を動かしたくなる仕上がりです。
ゆっくり始まり、次第に楽しく高揚感のある展開へと変わっていきます。
真夜中にみんなが集まり、新年を迎える瞬間にぴったりの一曲です。
2. ザ・オリオールズ「ホワット・アー・ユー・ドゥーイング・ニューイヤーズ・イヴ?」
1940年代後半のこの甘いラブソングは、「大晦日、あなたは誰と過ごすの?」というシンプルな問いかけから始まります。
ザ・オリオールズが生み出したロマンティックなメロディーは、今聴いても新鮮です。
多くの有名シンガーがカバーしてきましたが、オリジナルには特別な魅力があります。
お祝いの合間の静かなひとときに最適な一曲です。
3. ABBA「ハッピー・ニュー・イヤー」
ABBAは1980年、1970年代に別れを告げる形でこの曲を書きました。
スウェーデンのバンドが生み出したのは、壮大で美しい音楽と希望に満ちた言葉です。
特定の時代について歌ってはいますが、その感情はどんな年にも当てはまります。
「きっと良い日々がやってくる」と思わせてくれる一曲です。
4. ナット・キング・コール「ハッピー・ニュー・イヤー」
ナット・キング・コールの滑らかな歌声が、1960年代初頭のこの曲を温かく、親しみやすいものにしています。
ストリングスとコーラスが加わり、上品で晴れやかなサウンドです。
彼のスタイルは安心感と幸福感を与えてくれるため、家族で集まる場面に最適です。
5. フランク・シナトラ「ニューヨーク・ニューヨーク(テーマ)」
新たなスタートと夢を追いかける気持ちを、シナトラならではのスタイルで歌い上げた1980年の名曲です。
「どこへ行っても成功できる」という精神が詰まっています。
力強いブラスセクションが気分を高揚させ、自信と希望を与えてくれます。
新しい年に向けて前向きになりたいときにぴったりです。
6. マクガイア・シスターズ「ハッピー・ニュー・イヤー」
フィリス、クリスティン、ドロシーの三姉妹による1950年代のヴィンテージ名曲。
息の合ったハーモニーと明るいアレンジが、クラシックで心地よい雰囲気を生み出します。
懐かしさと温もりを感じさせるこの曲は、世代を超えたお祝いに最適です。
7. フレディ・ミッチェル・オーケストラ「オールド・ラング・サイン・ブギ」
最も伝統的なニューイヤー・ソングに、ビッグバンド・スウィングを加えた一曲。
1940年代のこのバージョンは、祖父母から孫まで一緒に踊らせてくれます。
ホーンとリズムセクションが、スコットランド民謡を純粋なジャズ・パーティーへと変貌させます。
8. プリンス「1999」
「今夜は1999年みたいにパーティーするんだ!」
1982年のファンク・ロック・クラシックは、ミレニアム世代のニューイヤー・アンセムとなりましたが、どの年でも通用します。
プリンスのファルセットとミネアポリス・サウンドが生み出すグルーヴは抗えません。
「今を楽しもう」というメッセージは、どんなお祝いにもぴったりです。
9. アース・ウィンド&ファイアー「セプテンバー」
厳密にはニューイヤー・ソングではありませんが、1978年のこのディスコ・ファンク名曲が大きなイベントで流れるのには理由があります。
その楽しさは圧倒的です。
「バーディヤ、セイ・ドゥ・ユー・リメンバー」のフレーズは、必ず大合唱になります。
ホーンとリズムが、パーティー音楽の理想形を示しています。
<続く>
