バングラデシュは、『ユーロビジョン・アジア2026』への準備を急速に進めており、テレビ局NTVが同国代表を選出する国内選考について新たな詳細を明らかにしました。
発表された情報によると、国内決勝は8月23日に開催されます。この日に、今年11月にバンコクで開催される大会で同国を代表するアーティストが選出される予定です。
応募受付はすでに開始されており、締切は6月10日までとなっています。ユーロビジョン本大会と同様に、楽曲はオリジナル作品でなければならず、演奏時間は3分以内、さらにステージに立てる人数は最大6人までと定められています。
同時に、アーティストにはレコード会社と提携して参加することが推奨されています。レコード契約を持たないアーティストについては、「ヴォクソヴェーション(Voxovation)」がコンテスト向けにレコード会社とのマッチングを担当します。
最終的に12組のアーティストが決勝進出を果たし、ファイナリストの名前は6月21日に発表されます。その後、7月いっぱいを通して集中的な準備期間が設けられ、8月の生放送による決勝へと臨みます。
投票システムについては、一般視聴者が勝者決定において決定的な役割を果たすことになります。一方で、審査員団の設置は任意とされています。もし審査員が導入された場合、結果は「視聴者投票50%・審査員投票50%」の割合で決定されます。
投票は、『ユーロビジョン・アジア』公式スポンサーである「Zoop」プラットフォームを通じて行なわれます。また、組織的なファンクラブによる結果への影響を抑えるため、視聴者は最低でも3曲を選択して投票しなければならない仕組みとなっています。
各国の国内選考プロセスが始動したことで、『ユーロビジョン・ソング・コンテスト・アジア』(※)は、もはや構想段階から実践段階へと移行しつつあります。そして、バングラデシュはアジア大陸におけるユーロビジョンの新たな章への道を切り開いています。
※『Eurovision Song Contest Asia』(ユーロビジョン・ソング・コンテスト・アジア)は、ヨーロッパで長年開催されている世界的音楽コンテスト『Eurovision Song Contest』のアジア版として企画されている国際音楽大会です。
もともとの『ユーロビジョン』は、1956年に始まった欧州放送連合(EBU)主催の音楽イベントで、各国代表がオリジナル曲を披露して競い合う大会です。ABBAが1974年に「恋のウォータールー」で優勝したことでも有名です。
アジア版では、アジア太平洋地域の国々が参加し、それぞれの国の代表アーティストがオリジナル楽曲を披露する形式になる予定です。現在伝えられているルールの多くは、本家ユーロビジョンを踏襲しています。
たとえば:
- 楽曲はオリジナル曲
- 3分以内
- ステージ人数は最大6人
- 一般視聴者投票を重視
- 各国で国内選考を実施
などです。
この構想自体は2010年代から存在していましたが、権利問題や運営体制などの事情で長らく実現に至っていませんでした。しかし近年になり、アジア各国の放送局や制作会社が具体的な準備を進め始めており、2026年大会開催へ向けた動きが本格化しています。
現在名前が挙がっている国・地域には、
- バングラデシュ
- タイ
- インド
- カザフスタン
- シンガポール
- 韓国
などがあります。
報道によると、2026年大会はタイ・バンコク開催が予定されており、各国が国内予選を準備している段階です。
本家ユーロビジョン同様、ポップス、民族音楽、ダンスミュージック、ロックなど、多彩なジャンルが集まる「アジア版の国際音楽祭」として期待されています。

