5月2日月曜日午後
【熊本地震・震災・ライフライン&交通情報】
皆様こんにちは。GWの合間いかがお過ごしですか?被災地はライフラインは水以外はほぼ復旧しましたが被災者の精神面は限界でしょう。足を延ばせてゆっくりしてもらいたいものです。政府や行政や議員の動きが怠慢に思えるのは僕だけでしょうか?どうして他の先進国のように被災地にリーダーシップを奮える人を設置しないのでしょうか?東北震災の教訓が活かされておらずとても残念です。結局総理他政府にとっては被災よりも選挙が一番大事なのですね!
1.被災地情報
①死者の4分の1 いったん避難も自宅に戻り死亡
熊本地震で死亡した49人のうち、少なくとも4分の1にあたる12人が、先月14日の地震でいったん避難したあと自宅に戻り、その後の16日の地震で建物の倒壊などに巻き込まれて亡くなったことが判明しました。
②熊本地震、 新耐震基準の住宅にも大きな被害
震度7の揺れを2回観測した『熊本県益城町』で被害が大きかった地区の住宅を専門家が調査した結果、新しい耐震基準で建てられた住宅でも倒壊や大きく壊れたケースが確認され専門家は「2回の激しい揺れや地盤の影響などをさらに調査する必要がある」としています。
③『南阿蘇村』不明の大学生の捜索いったん終了
地震で大規模な土砂崩れが起きた『熊本県南阿蘇村』では行方が分からなくなっている大学生の捜索が続けられてきましたが県の災害対策本部は、現場付近の斜面にひび割れが見つかり2次災害のおそれがあるとして現場での捜索を5月1日でいったん終了することを決めました。熊本県は今後もヘリコプターによる上空からの確認などは続けることにしています。
➃壊れた住宅の屋根の雨漏り対策 登山愛好家が支援
震度7の揺れを2回観測した『熊本県益城町』では登山愛好家のグループが山登りの経験を活かし壊れた住宅の屋根に上って雨漏り対策をとるなどのボランティア活動を行っています。
⑤地震でスプリンクラー壊れ2000冊水につかる
今回の地震で『熊本市』の公立図書館ではスプリンクラーの配管が壊れて水が漏れ出しおよそ2000冊の本が水につかる被害を受けました。
⑥東日本大震災の支援に恩返し 無料美容室を開設
東日本大震災で被災し、全国から支援を受けた仙台市の美容師の男性が、当時の恩返しをするため、地震で大きな被害を受けた熊本県南阿蘇村の避難所を訪れて、無料の美容室を開設しました。
⑦『熊本益城町』り災証明書の申請受け付け始まる
一連の地震で震度7の激しい揺れを2回観測した『熊本県益城町』で被災者が生活再建のための支援金などを受けとるのに必要な「り災証明書」の申請の受け付けが始まりました。
2.断水・給水
「連休中の給水場所(5月2日午前11時現在)」
『熊本市内』の臨時の給水場所
『熊本市中央区』
一新小学校
白川公園
熊本市上下水道局
『熊本市東区』
託麻西小学校
長嶺小学校
日下部公民館
健軍水源地
戸島団地
託麻スポーツセンター
『熊本市西区』
城西小学校
花園小学校
熊本新港船着き場
『熊本市南区』
南区役所
舞原公民館
『熊本市北区』
龍田小学校
弓削小学校
武蔵小学校
清水岩倉台地区
北部総合出張所
高平台小学校
『熊本市』は30日に水道管の復旧工事を完了し、市内全域で水の供給を再開しました。
これにともない市内20か所に設置しているこれらの応急給水所のうち18か所を本日2日で終了します。
熊本市上下水道局と熊本新港船着き場の2か所では明日3日以降も給水を継続するということです。
熊本市内でまだ水道から水が出ない場合には「水が出ない方専用コールセンター」に連絡してください。
*電話番号
096-381-5600で24時間受け付けています。
『熊本市以外』の臨時の給水場所
『玉名市』
玉名市役所
『菊池市』
旭志総合支所
菊之池小学校
菊池市文化会館
『菊陽町』
菊陽町役場
西部支所キャロッピア
『大津町』
生涯学習センター
『益城町』
益城町役場
広安小学校
広安西小学校
ひろやす荘
平成唯仁館
総合体育館
いこいの里
熊東園
保健福祉センター
飯野小学校
中央小学校
花へんろ
『御船町』
旧JA高木支所跡
小坂小学校前
御船中学校
木倉分館
水越農協倉庫前
七滝中央小学校
七滝郵便局
玉来郵便局
玉虫団地
上田代公民館
『山都町』
山都町役場本庁舎
山都町役場蘇陽支所
また『ボランティアグループ』による給水が馬見原公民館で行われます。
『西原村』
山西小学校
河原小学校
西原中学校
高遊地区
『宇城市』
宇城市役所駐車場
当尾小学校
小川ラポート
豊野町コミュニティセンター
『美里町』
美里町役場中央庁舎
『阿蘇市』
中通公民館
乙姫公民館
乙姫かかしの隠れ家近辺
くんわの里屋敷内
枳公民館
永草公民館
赤水公民館
赤水駅
坊中南住宅近辺
農村環境改善センター内牧支所
阿蘇西小学校
阿蘇の司ビラパーク敷地内
『南小国町』
自然休養村管理センター
『小国町』
杖立地区多目的無料駐車場
『南阿蘇村』
南阿蘇中学校体育館
村営住宅室町団地
下田区消防詰所前
東下田中組防火用水前
長野公民館下
旧立野小学校
「5月2日午前10時現在 断水約1万世帯」
『熊本県内』では本日2日午前10時の時点で5つの市町村のおよそ1万世帯で断水が続いています。
『益城町』は40%あまりにあたるおよそ4600世帯
『西原村』の半分以上にあたる1487世帯
『阿蘇市』のおよそ1400世帯
『南阿蘇村』の1363世帯
『御船町』の753世帯
3.交通
「交通への影響(2日午前5時)現在」
熊本県内の交通機関への影響です。
『在来線』
JRは豊肥線が熊本県の肥後大津と大分県の豊後荻との間が土砂崩れのため、当面、列車の運転ができないということです。
『三セク鉄道』
南阿蘇鉄道も土砂崩れのため全線で列車が運転できなくなっていて、復旧までにはかなりの時間がかかる見通しです。
『高速道路』
九州自動車道はすでに全線が開通しましたが、道路が一部で損傷しているため、車線が規制されるなどしています。
4.学校
「公立学校再開は5月10日以降に」
一連の地震の影響で熊本県内の公立学校では本日2日も全体の30%にあたる187校が休校となり、県教育委員会では、学校の全面的な再開は今月10日以降になる見通しだとしています。
一連の地震では多くの学校が休校を余儀なくされ公立の小中学校では一時、全体の70%近い351校が休校になりました。
その後、学校の再開はしだいに進んでいますが、被災した校舎の安全が確認されていないなどの理由で本日2日も『熊本市』や『益城町』『南阿蘇村』などの小中学校あわせて155校が休校となります。
これに高校と特別支援学校を加えると、公立学校全体の30%にあたる187校が5月2日休校となります。
また、今月6日は185校が大型連休が明けた9日もなお135校が休校となる見通しで県教育委員会では公立学校の全面的な再開は今月10日以降になる見通しだとしています。
5.医療
「各地で夏日、熱中症に注意」
本日2日の県内は広い範囲で晴れて気温が上がり、地震で大きな被害を受けた『熊本市』や『南阿蘇村』など各地で25度以上の夏日となっています。
午後にかけて気温はさらに上がる見込みで、熊本県は、地震の後片付けで屋外で作業したり避難所で過ごしたりする際は水分をこまめに補給し熱中症に注意するよう呼びかけています。
午前11時半の気温は『天草市牛深』で25度3分、『熊本市』で24度8分、『南阿蘇村』で24度、『益城町』で23度9分となっています。
県内の19の観測地点のうち、『熊本市』や『南阿蘇村』など8か所ですでに25度以上を観測する夏日となっています。
日中の予想最高気温は『熊本市』と『人吉市』で27度、『天草市牛深』で26度などとなっていて、午後にかけて気温はさらに上がる見込みです。
熊本県は、地震の後片付けで屋外で作業したり避難所や車の中で過ごしたりする際は、こまめに水分を補給し、冷たいタオルで体を冷やすなどして熱中症に注意するよう呼びかけています。
また、避難所などで提供された弁当などは時間を空けずに食べるなど食中毒にも注意してほしいとしています。
「復旧作業での感染症やけがに注意」
大型連休中にがれきの撤去や家の片づけなどをしている住民やボランティアの人も多いことと思います。
熊本県などでは『レジオネラ症』や『破傷風』などの感染症やけがに十分注意するよう呼びかけています。
『レジオネラ症』の原因となるレジオネラ菌は、川の水や土の中にいます。がれきの撤去作業などをしている間に菌を吸い込むことで感染するおそれがあります。 高齢者が感染することが多く、症状が重くなると命にかかわることもあります。 作業のときにはマスクをつけて予防しましょう。
『レプトスピラ症』はネズミなどの動物の尿で汚染された水や泥に触れることで感染します。 動物に触れた場合や、動物の排せつ物を処理した後には手洗いや消毒をするようにしてください。
『破傷風』は傷口が土などで汚れると(破傷風に)感染するおそれがあります。がれきの撤去作業などをしていると思わぬけがをすることがあります。『破傷風』に感染すると全身のこわばりや筋肉のけいれんが起こり重症になると命にかかわることもあります。がれきの撤去作業をする時には長袖の洋服と長ズボンを着用し底の厚い靴をはき、軍手の上にさらに厚手のゴム手袋をはめるなどしてけがを防ぐ対策をしてください。がれきや、くぎなどでけがをしたり、傷口に土がついたりした場合には、すぐによく洗い、医師の診察を受けてください。
『その他』 屋根などの高い場所からの転落にも注意してください。
熊本赤十字病院によりますと作業中に屋根などから落ちて頭や手足などにけがをして病院で治療を受ける人が増えているということです。
まだ活発な余震活動も続いています。熊本赤十字病院では「慣れない人が屋根など高いところに登って作業をするの大変危険です。
できるだけ専門家にまかせるようにしてほしい」と呼びかけています。
「避難所での食中毒予防対策を」
熊本県では、今後、避難所での『集団食中毒』の発生が懸念されるとして、炊き出しをするボランティアや食料を提供する業者などに対し、予防策を講じるよう呼びかけています。
県によりますと、地震による避難生活の長期化に伴い、今後、気温が上がるにつれて、避難所で提供された食事が原因の食中毒の発生が懸念されるということです。
県がボランティアなどに呼びかけている具体的な予防策は、手洗いや消毒を徹底する、調理する際は材料をしっかり加熱し飲用の水を使う、調理器具は清潔を保ち、水がない場合でも汚れを取り消毒をする、おにぎりを握るときは素手ではなくラップを使う、などとなっています。
また避難所で配った食料を取っておいて、あとで食べる被災者も多いとして、食中毒が発生しないように、早めに食べることや適切な保存を、被災者に呼びかけるよう求めています。
6.ドコモ無料充電コーナー
下記サイトで住所を入力するとドコモ充電コーナーがわかります。
http://servicearea2.nttdocomo.co.jp/…/DisasterGoRegcorp…
7.NTT西日本災害用伝言ダイヤル
下記サイトに入力すると災害伝言を入れることができます。
https://www.ntt-west.co.jp/dengon/way/index.html
8.安否確認
下記サイトで安否確認ができます。
9.災害情報マップ
下記サイトで現在までの災害情報をマップで見ることができます。
http://www.google.org/crisismap/japan?hl=ja&gl=jp
10.交通情報
下記サイトで交通情報を確認することができます。
http://map.yahoo.co.jp/mobile/?rdpromo=no…
11.炊き出し情報
下記サイトで炊き出し情報を確認することができます。
https://www.google.com/maps/d/viewer…
(続く)