二部式帯の日・クロスカントリーの日・削り節の日「今日は何の日・2月24日」

2月24日土曜日

皆様おはようございます。体調はGOODですか?うがい、手洗い、消毒は欠かさずおこなっていますか?

今日は「二部式帯の日」「クロスカントリーの日」「削り節の日」です。

まず「二部式帯の日」から。

なぜ2月24日が「二部式帯の日」なのかというと、2月24日という日付が「に(2)ぶ(2)しき(4)」という語呂合わせが由来となっています。
「二部式帯の日」については二部式帯や着物の販売を行っている「CHAI-SHOP(チャイショップ)」によって制定された記念日となっています。
この日を「二部式帯のデザインの良さを多くの人に伝える」という事を目的とした記念日としています。
この時期には正月、成人の日、卒業式、入学式が重なっていることから、二部式帯の魅力をより多くの人に伝えたいという願いもこもっているそうです。
そもそも普段からあまり着物を着ない人にとっては「二部式帯」と言われてもあまりピンとこないかもしれませんね。
着物を普段から着ない人は帯の結び方がわからない人が多いかと思いますが、「二部式帯」は身体に帯を巻いて金具を引っかけるだけの簡単な帯なんです。
着物を着てみたいけれども帯の結び方などの着付けがわからないという人も、ぜひ手軽な「二部式帯」で着物を楽しんでみてはいかがでしょうか?


着物の着付けをする時には襟を右前にするのが一般的ですよね。
これは実はかなり昔に決められた法律が由来となっているんです。
日本では古来より天子南面思想という考え方があったことから、太陽が昇る方向である東という方角が偉いと考えられていました。
そして、天皇が鎮座する場所が北側であったことから、東は天皇から見て左側の方角であり、自分より偉い方角ということになります。
そのことから、左側の襟が上にきていると天皇よりも民衆が偉くなってしまうことから、天皇からみて右(西)の方角の襟を出すことにより、天皇より位が下であることを示したのです。
これは719年に誕生した法律に記載されていて、これが由来となって天皇から見て右前となる襟が基本的な着付けとして定着したのでした。

皆さんは浴衣と着物の違いを聞かれた時に答えることが出来ますか?
実は浴衣は着物の一種であるため、浴衣の形は着物の形ととてもよく似ているんです。
浴衣は昔は風呂上がりに着るものであり、浴衣姿は涼むためのものでそのまま寝るのが一般的でした。
昭和30~40年までは浴衣は寝巻きとして活躍していて、現在でも風通しがよく涼むことが目的のものであるため夏に着られるのが一般的となっています。
浴衣は基本的に裏地がありませんが、着物には裏地があるものとないものがあります。
裏地のあるものは冬などの季節に着て、裏地のないものは夏に着るなどして気候にあわせて着る着物の種類を変えます。
そして、浴衣は涼む目的のものなので素肌に着ることが多いですが、着物は内側には長じゅばんを着るのが一般的です。
浴衣は簡易な着物であり、着物はしっかりと着こなすものだと考えるのが簡単かもしれませんね。

*皆様は日ごろ「着物」お召しになっていますか?着物は美しいですよね。

次に「クロスカントリーの日」について。

なぜ2月24日がクロスカントリーの日なのかというと、1977(昭和52)年2月24日に原野・森林等にコースを設定して走る競技・クロスカントリー、統一ルールによる初めての大会がイギリスで開催された事に由来しています。
そもそも皆さんはクロスカントリーといえば何を想像しますか?
おそらくスキーで行う雪上でのスポーツを思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし、実はクロスカントリーは元々陸上競技の長距離種目なのです。
マラソンとの最大の違いは、野原、丘陵地、森林など自然の地形を走ることにあります。
夏季オリンピック大会においては、1912年のストックホルムオリンピックに正式種目として採用 されましたが、1924年のパリオリンピックを最後に中止となり、それ以後は復活していません。

それでは、なぜ日本ではクロスカントリーといえばスキーというイメージなのでしょうか?
それは、冬季オリンピックに行なわれる「クロスカントリースキー競技」による影響です。
クロスカントリースキー競技が冬季オリンピックの正式種目として採用されたのは、1924年のシャモニーオリンピックからとなります。
テレビではクロスカントリースキー競技の事を略して「クロスカントリー」と言う事も多く、そのため「クロスカントリー=スキー競技」というイメージが定着しました。
そもそも、陸上競技のクロスカントリーがテレビで放送される事はありませんし、一般的な認知度でいえばテレビ放送のあるクロスカントリースキー競技の方が圧倒的といえます。
テレビ番組によっては正式な種目名である「クロスカントリースキー競技」と呼ばれる事もあります。

スキーに行くとたくさん汗をかいて身体が冷えて風邪をひいてしまいそうですよね!
逆にスキー場では風邪をひきにくいのは知っていましたか?
風邪はウイルスが体内に入る事により発症します。
しかし、スキー場は風邪のウイルスにとって過酷な環境のため生きていくことができません。
一般的に風邪のようなウイルスは空気が乾燥している時に感染しやすくなりますが、スキー場は湿度が高く感染しにくい環境となっています。
また、スキー場は山にあるため標高が高く、紫外線が平地よりも強く浴びせられます。
そのため、人間が感染するよりも前に風邪のウイルスは紫外線によって除菌されるのです。

スキーはスポーツとして考案されたものではなく、元々は移動手段でした。
スキーの歴史は古く、紀元前2500年ごろのスカンジナビア半島の壁画に、スキーを履いた人々が狩りを行う姿が描かれています。
このように元々は狩人が獲物を追う際に使用する移動手段でしたが、19世紀中ごろからノルウェーを中心に登山の移動手段やスポーツとして楽しまれるようになりました。
現在は「歩く、飛ぶ、滑る」など様々な競技がありますが、これは1860年代にノルウェーのソンドレ・ノルハイム氏によって考案されたものです。
その後、1879年にノルウェーのオスロという都市で初のスキー大会が開催されたのでした。

*クロスカントリーは日本ではなかなか訓練しにくい競技ですねえ。

最後に「削り節の日」について。

なぜ毎月24日が「削り節の日」なのかというと、24日という日付が「ふ(2)し(4)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「削り節の日」については東京鰹節類卸協同組合によって制定された記念日となります。
毎月24日は「削り節の日」になっていますが、11月24日についても「い(1)い(1)ふ(2)し(4)」という語呂合わせが由来で「鰹節の日」となっています。

削り節といえば鰹節を想像される方もかなり多いと思いますが、実はサバやイワシ、マグロなど様々な種類の削り節があります。
削り節にはうま味成分とされているイノシン酸が豊富に含まれている事から、削り節で出汁を取った料理はとても美味しく感じるんですね。
ビタミンB群などの栄養素も豊富に含まれている事から、健康にも良いものだとされています。
もちろん出汁を取る以外にも、焼きそばやお好み焼き、たこ焼きといった物にそのままかけても美味しいですし、毎月24日には削り節を使った料理を作ってみてくださいね。

和食の基本である鰹節ですが、実は海外では鰹節の輸入が禁止とされている国があるのを知っていましたか?
輸入を禁止するだけではなく、入手して食べることすら難しい国すらあるのです。
欧州の国々やカナダ、中国や韓国では鰹節に含まれているベンゾピレンという成分が人体に有害であるとしていて、輸入制限をかけているのです。
発がん性のある物質だとも言われてしまっていて、和食を好む日本人としてはなんとも悲しいですよね。
しかし、現状では日本は世界的に見ても長寿の国として有名ですし、小さなころから鰹節を食べていても短命になるという話は聞いたことがありません。
むしろジャンクフードなどに比べれば遙かに健康に良いものですし、これからも安心して鰹節を食べてください。

カツオやマグロなどの魚は回遊魚であり、泳ぐことで呼吸をすることから止まると死んでしまうとされていますよね。
泳ぎ続けていなければならないことから、眠ってしまうと呼吸が止まって死んでしまうことも考えられます。
それではカツオは全く睡眠を取らないのかというとそういうわけではありません。
極めて短時間ですが一瞬だけ寝てしまうこともあります。
しかし、睡眠といっても数秒程度であり、泳ぐのを止めると呼吸も止まって沈んでいってしまいます。
そのため、一瞬で目を覚まして再び泳ぎ出すのでした。

*皆様は「削り節」活用していますか?昔はどこの家でも当たり前だったのですけどね。

週末もよろしくお願いいたします。

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