伝説の『Voyage』ショーを新たな都市へ展開へ!
ABBAのバーチャルコンサート『ABBA Voyage』が、首都ロンドンで大成功を収めたことを受け、ついに“海を渡る”ことになりそうだ。
このショーは過去3年半にわたり東ロンドンで上演されており、今でも毎週のように完売が続いている。
そして今回、その成功を追い風に、アメリカ進出が計画されている。
運営側は、デジタルコンサートの常設公演をニューヨークへ移すことを望んでおり、ラスベガスでの展開に向けた交渉は停滞しているという。
バンド側は、タイムズスクエア近くの11番街の長く未開発だった土地を活用し、アメリカの観客にショーを届けたいと考えているようだ。
*『ABBA Voyage』の公演は、東ロンドンのクイーン・エリザベス・オリンピックパークにある特別な会場で行なわれている(Ian West/PA)
ある関係者は The Sun にこう語った。
「まだ多くのステップが残っていますが、ABBA Voyage をニューヨークに持っていくために積極的に動いています。
アリーナ建設には非常に時間がかかったので、アメリカのファンは少し待たなければならないかもしれません」。
この計画は、ニューヨーク市産業開発機関(NYCIDA)の理事会で非公開の形で提示されたとされる。
そこで、ニューヨーク市経済開発公社(EDC)の代表者が、ラスベガスではなくニューヨークでの開催を誘致するため、
大規模な税制優遇措置パッケージの承認を求めたという。
開発業者の申請によると、このプロジェクトを推進するパートナー企業(Extell Development と Princeton Real Estate Partners の合弁会社 Clinton PB Associates LLC)は、
街区に並ぶ空きビル群を取り壊し、
約17万5,000平方フィート(約16,000㎡)、3,000席規模の『Voyage』専用アリーナを建設する予定だという。
さらに、ショーの米国運営会社 Isagel LLC との 30年契約のリース案が検討されており、
2028年のオープンを目指していると報じられている。
https://www.standard.co.uk/news/london/abba-voyage-success-east-london-b1259937.html

