ABBAソリューション(ABBA × Absolutely)のようにアイコニックなミュージカル

PRICE(ユタ州プライス)— カーボン高校(※)の演劇アーツ・プログラムは、今週末にミュージカル『マンマ・ミーア!』 を上演します。
このジュークボックス・ミュージカルは、ファンに愛され続けている ABBA の名曲で構成されています。

物語の舞台は小さなギリシャの島。結婚を控えたソフィ・シェリダン(ベントリー・ベネット)は、「自分の父親が誰なのか」を知りたいと強く願っています。
母ドナ(メイジー・アイバーソン)に秘密で、ソフィは母の日記から「父親の可能性がある男性」を3人見つけ出し、彼ら全員を結婚式に招待してしまいます。

母ドナは娘の結婚式を数日後に控えるなか、過去からの感情やドラマと向き合うことになります。
彼女を支えるのは、長年の親友ロージー(ジョスリン・サンダース)とターニャ(アディリア・ピーコック)。3人はかつて “Donna and the Dynamos(ドナ&ザ・ダイナモス)” として舞台に立っていた仲間です。

ユーモア、陰謀、自己発見、そして予期せぬ展開が詰まったこの物語で、若き俳優たちはまばゆい衣装を身にまとい、スポットライトの下で力強く歌い上げます。

演出のケイティ・ローリー氏はこう語ります。
「今回『マンマ・ミーア!』を選んだのは、この子たちの世代には“楽しくて明るくて喜びにあふれた作品”が必要だと感じたからです。いま彼らが生きている世界はとても混沌としています。だからこそ、楽しいこと、笑える時間が必要なんです」。

音楽監督のケイトリン・イプソム氏も続けます。
「地域の人たちがよく知っている作品にしたかったんです。お客さんが舞台上の子どもたちと一緒に歌えるような作品に」。

制作の中で好きな瞬間を尋ねられたローリー氏は、
「すべてがひとつに結びついた瞬間です。子どもたちが積み重ねてきた努力、ダンス、照明、音響──それらが“カチッと”噛み合う瞬間」
と語りました。

ソフィ役のベネットさんは高校2年生で、今回が初の主演。
「役が決まったと知ったとき、興奮しすぎて壁にぶつかっちゃいました!」。
と笑います。
「ずっと待ち望んでいたリーダー的な役で、自分自身を表現できることがとても嬉しかったんです」。

劇中では「ダンシング・クイーン(Dancing Queen)」「スーパー・トゥルーパー(Super Trouper)」「テイク・ア・チャンス(Take a Chance on Me)」などのヒット曲が物語を彩ります。
素晴らしい音楽、楽しい振付、きらめく衣装、そして最高のエンターテインメントで、ABBAファンはもちろん、初めて ABBA を知る人も思わず、

「マイ・マイ、どうして抵抗できるの?」

と思ってしまう作品です。

公演はカーボン高校講堂にて、
11月19・20・21・22・24日 各日午後19時開演
となっています。

※カーボン高校(Carbon High School)は、
アメリカ・ユタ州(Utah)のプライス市(Price)にある公立高校です。

🌟 カーボン高校(Carbon High School)概要

所在地:
ユタ州プライス(Price, Utah)
カーボン郡(Carbon County)に位置します。

学区:
Carbon School District(カーボン学区)

特徴:

  • 学業だけでなく、演劇・音楽・スポーツが盛んな高校として知られています。
  • 特に Carbon High Theatre Arts(演劇プログラム) は地域に根ざした活動が活発で、ミュージカル公演にも力を入れています。
  • 炭鉱の歴史が深い地域で、学校名「Carbon(炭)」はこの土地の歴史を反映しています。

規模:

  • 学生数はおよそ 700〜800人前後(年度により変動)

An ABBA-solutely iconic musical

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