ABBA Voyage では誰がパフォーマンスしているのか?
音楽の革命ともいえるコンサート体験「ABBA Voyage(アバ・ヴォヤージ)」は、世界中の観客を魅了している画期的なショーです。最新テクノロジー、迫力あるライブバンド、そして”ABBAtars”と呼ばれるデジタル・ABBAターによって、伝説のABBAが再びステージに甦ります。以下では、出演者とその舞台裏の“魔法”をご紹介します。
■ ABBA Voyage ― 新たなコンサート体験
このショーは2022年、ロンドンに特設された「ABBAアリーナ」でスタートしました。主演は、ABBAの4人のオリジナルメンバー――
- アグネタ・フェルツコグ
- ビヨルン・ウルヴァース
- ベニー・アンダーソン
- アンニ=フリード・リングスタッド(フリーダ)
彼らを元に制作されたデジタル・ABBAター(ABBAtars)です。
これらは『スター・ウォーズ』などで有名なインダストリアル・ライト&マジック(ILM)社による、最先端のモーションキャプチャー&CGI技術で制作されました。
🌟豆知識:
本物のABBAメンバーは、全身モーションキャプチャースーツを着てパフォーマンスを撮影。1970年代当時の動き・表情がそのままABBAtarsに反映されています。
■ ABBA Voyage に出演しているのは誰?
- ステージ上にはABBA本人はいませんが、彼らのデジタルABBAターが主役として登場します。
- 生演奏は、10人編成のライブバンドがリアルタイムで行なっています。
■ ABBAtars(アバター)は誰を基にしているの?
- アグネタ・フェルツコグ:透明感のあるソプラノと感情豊かな歌唱で知られる。デジタルでもその魅力を再現。
- ビヨルン・ウルヴァース:ギターと多くの歌詞を担当した作詞家。ABBAターにも自身の動きを忠実に移植。
- ベニー・アンダーソン:鍵盤とアレンジを担当。デジタルでも音楽的存在感は圧倒的。
- アンニ=フリード・リングスタッド(フリーダ):温かみあるアルトボイスの持ち主で、ABBAターにもその品格が宿る。
■ ABBAtar技術はどう作られた?
- ILM社と連携し、160台以上のカメラと数か月におよぶ動作・表情キャプチャーによって開発。
- 極めてリアルなステージ上の存在感を実現し、観客はABBAターであることを忘れるほど。
🎸ABBA Voyageライブバンドのメンバー紹介:
🎹 キーボード:エイミー・スー(Amy Hsu)
懐かしさと近未来感を併せ持つABBAサウンドをリアルに再現。
🎸 ギター:トッド・ブラックモア(Todd Blackmore)
ロックなエッジとリズム感で、ギターサウンドに輝きを加える。
🎷 サックス:ハンナ・コーコラン(Hannah Corcoran)
ソウルフルなブラスサウンドで音楽に洗練された雰囲気を。
🥁 パーカッション:ロビー・ギブソン(Robbie Gibson)
繊細かつ力強いリズムで全体を支える要の存在。
🎸 ギター:クリスチャン・メンドーサ(Christian Mendoza)
多彩なスタイルに対応し、楽曲ごとに彩りを加える。
🥁 ドラムス:ジャネット・ウィリアムズ(Janette Williams)
精確で力強いビートで、楽曲に一貫した勢いを。
🎸 ベース:ロビン・ブラウン(Robyn Brown)
ファンクとグルーヴを併せ持つ、重厚で滑らかな低音ライン。
🎤 バッキングボーカル:
- カラ=アミ・マクレーナー(Kara-Ami McCreanor)
感情豊かなハーモニーを担い、楽曲に高揚感を加える。 - クレオパトラ・レイ(Cleopatra Rey)
力強い声と存在感で、ステージ全体を支える。 - カーリーン・グラハム(Carlene Graham)
豊かな声と経験に裏打ちされた歌唱で、美しいコーラスを形成。
このABBA Voyageでは、テクノロジーと生演奏が融合し、まったく新しい音楽体験を生み出しています。まるで70年代にタイムスリップしたかのようなこのショーは、世代を超えてABBAの魅力を届けてくれます。
“観る”のではなく、“体験する”コンサート、それがABBA Voyageです。