ABBAのアバター(ABBAtars)がニューヨークにやってくる。
*写真:ヨハン・ペルソン/ABBA Voyage
今週、Crain’sの報道によると、ゲイリー・バーネット率いる常に多忙なエクステル・デベロップメント(Extell Development)が、ヘルズ・キッチン地区の11番街と西45丁目にある街区の半分を取り壊し、そこにABBA Voyageのための施設を建設する計画書を提出したという。
このABBA Voyageは、ホログラム技術を前面に押し出したコンサートで、なんとABBA自身によって設計されたものだ。
このショーは2022年にロンドンで初めて開幕し、すでにかなり熱心なファン層を獲得している。
今回のプロジェクトの開発者(このABBA Voyageプロジェクトでは、エクステルに加えてブルーストーン・グループも参加)は、大勢の観客が訪れることを見込んでいる。
Crain’sや地元ニュースサイトW42STによれば、計画されているアリーナは17万5,000平方フィート(約1万6,000㎡)の規模で、収容人数は3,000人になる予定だという。
ABBAの4人のメンバー――そう、全員まだ健在で、現在70代――は、プロデューサーのチームとともに、長年にわたって自分たちのホログラム制作に取り組み、この100分間のパフォーマンスを作り上げた。
その過程では、
- アグネタ
- ビヨルン
- ベニー
- アンニ=フリード
の4人がモーションキャプチャースーツを着て5週間にわたる撮影を行った。
さらに、マーベル映画などの視覚効果を手がける会社インダストリアル・ライト&マジック(Industrial Light & Magic)の140人のアニメーターが制作に関わった。
なお、イベントのFAQページでは来場者に向けて、次のように説明されている。
ABBAは「実際にはアリーナに物理的に存在していない」が、
彼らは「自分たちがずっと望んでいたタイプのコンサートを創り上げた」
(つまり、約50年前の自分たちの姿のホログラムである)。
もし興味があるなら――というより、興味を持たない人はいないだろうが――その様子はこんな感じだ。
W42STによると、ニューヨーク市の産業開発庁(Industrial Development Agency)は、エクステルとブルーストーンがこのアリーナを建設するための支援として、5,000万ドル(約75億円)の税制優遇を承認したという。
開発業者は、この税制優遇が必要だった理由について、次のように主張している。
それは、
「ヨーロッパを拠点とするテナントをラスベガスではなくニューヨークに誘致するため」
だったという。
彼らの提案では、
総予算は5億ドル(約750億円)で、
2028年の開業が予定されている。
さらに言えば、今や『マンマ・ミーア!』がブロードウェイで上演されていない**現在、ABBAファンたちには新たな行き場が必要になるだろう。
そして彼らは、すでに準備万端のようだ。
Redditには、熱心なファンのひとりがこう書き込んでいる。
「長年祈り続けてきた願いが、ついに叶った。
ここが私の新しい家になるだろう」。
https://www.curbed.com/article/extell-abba-voyage-hells-kitchen-plans-opening-timeline.html

