ABBA、『ゴールド:グレイテスト・ヒッツ』の快挙

ABBA、50年近い時を経てビルボード・ダンス・チャート初の1位を獲得 ――『ゴールド:グレイテスト・ヒッツ』の快挙

*スウェーデンのポップ・グループABBAが、楽曲「恋のウォータールー」でユーロビジョン・ソング・コンテストに優勝し、親指を立てて喜びを表している。1974年4月7日、ブライトンにて。左から:ビヨルン・ウルヴァース、アグネタ・フォルツコグ、アンニ=フリード・リングスタッド、ベニー・アンダーソン。
写真:スティーヴ・ウッド/デイリー・エクスプレス/ハルトン・アーカイブ/ゲッティ・イメージズ

愛され続けるグループが、約50年前に初めてビルボード・チャートで首位に立って以来の快挙を成し遂げた。

ABBAの1992年のベスト盤『ゴールド:グレイテスト・ヒッツ』が、ビルボードのトップ・ダンス・アルバム・チャート(1月17日付)で先週の2位から上昇し、1位を獲得した。これは、この伝説的グループにとって、同チャートでのキャリア初の1位となる。

この作品には、「ダンシング・クイーン」「マンマ・ミーア」「テイク・ア・チャンス」など、ABBAの最も不朽のヒット曲の多くが収録されている。Luminateによると、1月2日〜8日の集計週にアメリカで1万5,000ユニット相当を記録し、首位に立った。

ABBAがこれまでビルボードのダンス系チャートで首位を獲得したのは一度きりだった。1981年、「レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー」「スーパー・トゥルーパー」「オン・アンド・オン・アンド・オン」の3曲が、当時存在していたダンス・クラブ・ソングス・チャート(1976年〜2020年に発表)で1週間1位を記録している。この3曲は、当時の慣例により、クラブDJたちから同時にプレイされていたことから1つのエントリーとして合算されていた。

ダンス・チャート以外でも、『ゴールド:グレイテスト・ヒッツ』は総合アルバム・チャートビルボード200の常連だ。これまでに通算411週チャートインしており(今週は80位)、ABBAのカタログの中で断トツで最長記録となっている。次に長くランクインした作品は、1976年から1979年にかけて61週チャートインした『グレイテスト・ヒッツ』である。

ABBAが初めてビルボード・チャートで1位を獲得したのは、1976年10月、「悲しきフェルナンド」がアダルト・コンテンポラリー・チャートで首位に立った時だった。1977年4月には、「ダンシング・クイーン」がビルボード・ホット100で1位となり、これが同チャートでの唯一の首位曲となっている。次の1位は1981年、「ザ・ウィナー」がアダルト・コンテンポラリー・チャートを制した時である。

アルバム部門では、ABBAは2021年、カムバック作であり“おそらく最後の作品”とされた『ヴォヤージ』で初の1位を獲得した。このアルバムはトップ・アルバム・セールス・チャートヴァイナル・アルバム・チャートの両方で初登場1位を記録し、ビルボード200では2位まで上昇した。

なお、2008年の映画『マンマ・ミーア!』と2018年の『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のサウンドトラックは、「ABBA名義」ではなく映画サウンドトラックとしてクレジットされている。また、1999年の舞台版『マンマ・ミーア!』のアルバムはオリジナル・ブロードウェイ・キャスト録音である。
2008年版のサウンドトラックは、ビルボード200で1週間1位を獲得し、サウンドトラック・チャートでは14週連続1位を記録。続編のサウンドトラックは、サウンドトラック・チャートで3週1位、ビルボード200で最高3位を記録した。オリジナル・キャスト録音盤は、キャスト・アルバム・チャートで7週連続1位を獲得している。

https://www.billboard.com/music/chart-beat/abba-gold-greatest-hits-number-1-top-dance-albums-chart-1236154054/

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