Carla Wehbeが「ザ・ウィナー」をカバー

Carla Wehbeが『Like A Version』でABBAの「The Winner Takes It All」をカバー

Carla Wehbe(※)によるABBAの「ザ・ウィナー」をぜひじっくりと味わってください。心の奥深くまで染み渡るほどの出来です。すべてを閉じて、この音に身を委ねてください。それほどに素晴らしいパフォーマンスです。

スタジオで鳥肌が立つような瞬間はそう多くありませんが、今回は間違いなく記憶に残る一回となりました。

弦楽器セクション、バックコーラス、バンド、そしてペダルスティールギターに囲まれながら、Eora(シドニー)出身のCarlaは、力強くも繊細なボーカルを披露。この圧巻のパフォーマンスには、まさに全身が震えるような感動があります。

「ABBAは私の最大のインスピレーションの一つなんです」とCarlaは語ります。
「母がABBAの大ファンで、私も子どものころからずっとABBAを聴いて育ちました。だからこの曲は、私の成長を彩った曲のひとつと言えると思います。そして『Like A Version』(※)に出られるなら絶対にABBAの曲をやりたいって、ずっと夢見てました」。

その深い想いが、Carlaのパフォーマンスからはっきりと伝わってきます。彼女の魂の奥底から発せられたその歌声は、揺るぎない想いと共に届けられ、スウェーデンのバンド・ABBAへの長年の愛がひしひしと感じられます。

きっとCarlaの母も、このパフォーマンスを誇りに思っていることでしょう。願わくば、母娘そろって歌いながら踊ってくれているといいですね。

※Carla Wehbe(カーラ・ウェーベ)は、シドニーを拠点に活動するオーストラリアのシンガーソングライター/マルチインストゥルメンタリストであり、ファッションデザイナーでもあります。

※『Like A Version(ライク・ア・ヴァージョン)』とは、オーストラリアの公共ラジオ局 triple j(トリプル・ジェイ) が放送している人気音楽企画・コーナーで、毎週金曜日の朝にオンエアされています。

特徴:

  • 出演アーティストがカバー曲を披露:アーティストは自分たちのオリジナル曲に加え、他の有名アーティストの曲(ジャンル問わず)を独自のアレンジでカバーします。

  • ライブ演奏:スタジオでの一発撮りライブパフォーマンスで、生演奏ならではの緊張感や感動が味わえます。

  • 自由な解釈:楽曲は原曲に忠実なものもあれば、ガラリと雰囲気を変えた大胆なアレンジもあり、アーティストの個性が色濃く出ます。

名前の由来:

『Like A Version』というタイトルは、マドンナの名曲「Like a Virgin(ライク・ア・ヴァージン)」をもじった言葉遊びです。

これまでの注目カバー例:

  • Childish Gambinoがカバーした「Tamia – So Into You」

  • Tame Impalaがカバーした「Outkast – Prototype」

  • Billie Eilishのカバーをオーストラリアのアーティストが披露するなど、国際的にも話題になっています。

Carla Wehbeの今回の出演:

CarlaはABBAの名曲「ザ・ウィナー」を、自身のルーツや思い入れを込めてカバーし、視聴者やリスナーの心を大きく動かしました。

YouTubeやtriple j公式サイトでも『Like A Version』のパフォーマンス映像が視聴できるため、世界中に多くのファンがいます。

https://www.abc.net.au/triplej/like-a-version/carla-wehbe-covers-abba-the-winner-takes-it-all-like-a-version/105406032

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