Gimme! Gimme! Gimme! フェイシー校、『マンマ・ミーア!』フェスティバル

Gimme! Gimme! Gimme!

フェイシー校、『マンマ・ミーア!』をフェスティバル・プレイスで上演

5月19日(月)Festival Place(フェスティバル・プレイス)が、架空のギリシャの島カロカイリへと大変身──ベブ・フェイシー高校の生徒たちが舞台で『マンマ・ミーア!』を上演します。

*ブロードウェイの名作『マンマ・ミーア!』を上演するにあたり、70名以上のベブ・フェイシー高校の生徒たちがその努力の成果を目にすることになります。公演は5月19日(月)から5月22日(木)までフェスティバル・プレイスで開催されます。

5月19日(月)から5月22日(木)までの間に6公演が予定されており、グレード10〜12(日本の高校1~3年に相当)の生徒たちの情熱によって、この大ヒットミュージカルが舞台上で生き生きとよみがえります。
演出を手がけるのは、フェイシー校のファインアーツ・コーディネーターラリー・フランク氏です。

キャストは合計51名、全員がミュージカル・シアターの授業を履修している生徒たちで構成され、さらに20名以上のスタッフが裏方として参加しています。このスケールの大きなプロダクションは、フェイシー校が誇る「素晴らしい舞台の実現力」を存分に発揮することでしょう。

ダブルキャスト制と教育効果

フェイシー校では慣例となっているダブルキャスト制により、より多くの生徒が“プロの舞台”の楽しさを体験できる仕組みになっています。

フランク氏はこう語ります:
「実はある役はトリプルキャストになっているんです。ダブルキャストに関しては、もう“当たり前”のことなので全く問題になりません。むしろ教育的にとても効果があるんです。プレッシャーを和らげる効果もありますね」。

*ベブ・フェイシー高校の生徒たちは、ミュージカル『マンマ・ミーア!』の上演に向けて懸命に準備を重ねてきました。
この作品は5月19日(月)にフェスティバル・プレイスで開幕し、4日間で6公演が行なわれました。

2階建てセットと長期準備

今年の冬学期(2月)にオーディションとリハーサルを開始して以来、『マンマ・ミーア!』の舞台裏では何か月もかけて準備が進められてきました。2階建ての大掛かりなセットに加え、舞台美術や技術指導もすべて学生の学びの一部として取り組んでいます。

フランク氏は言います:
「生徒たちは初めて電動ドライバーを使ったり、デザインやペインティングの概念を学んだり、壁紙の貼り方を習ったりしています。たくさんの工程が同時進行で進んでいるんです」。

音楽の難しさとプロの演出陣

舞台セットだけでなく、音楽面も観客が思っている以上に複雑だとフランク氏は語ります。

「とても難しいんですよ──おそらく一般の人が思っている以上に……。4声のハーモニーがあるんです。」

ミュージカルナンバーの振付と演出は、Citadel(シタデル劇場)所属のマイリー・バーグ氏が担当。
「マネー、マネー、マネー」や「ヴーレ・ヴ―」など、誰もが知るヒット曲とともに、ブロードウェイさながらの体験シャーウッドパークにやってきます。

※ベブ・フェイシー高校(Bev Facey Community High School)は、カナダのアルバータ州 シャーウッドパーク(Sherwood Park) にある公立の 10年生~12年生 を対象とする高校です。

https://www.sherwoodparknews.com/news/local-news/gimme-gimme-gimme-facey-presents-mamma-mia-at-festival-place

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