ブライアン・メイとロジャー・テイラーが、Queen の今後のライブパフォーマンスについて語った。
Queen は、フレディ・マーキュリーとジョン・ディーコンを取り入れた今後のショーを実現するため、最新技術の活用を検討している。
Big Issue 誌のインタビューで、ブライアン・メイとロジャー・テイラーは、バンドが ABBA Voyage 方式の可能性を考え始めている ことを認めた。
👉 ブライアン・メイとロジャー・テイラーは、Queen を生かし続けるために技術の活用に関心を示している。写真:Alamy/Getty
🔹ロジャー・テイラー「俺たちはまだ終わっていない」
「まだ終わっていないんだ」とロジャーは明言した。
しかし彼は、自分とブライアンが「まだ充分に演奏できる」と強調しつつも、
「歳を重ねているので、あらゆる選択肢を検討し始めている。特に今の驚くべき技術は文字通り日々進化しているからね」と述べた。
「でも、今は本当に“話し合っている段階”にすぎない」
と彼は付け加えた。
ロジャーは ABBA の ABBA Voyage ホログラムショーを観たが、
「楽しいショーだった」一方で
バンドの投影(映像)がもっと説得力のあるものでもよかった という印象を抱いたという。
👉 1985年のライブエイドでパフォーマンスするクイーン。写真:Getty
🔹Queen がフレディへの敬意をどう示してきたか
もし Queen が同様のプロジェクトを進めるなら、
ロジャーは すでに存在する“より進化した技術”を取り入れたい と話した。
一方、未来の “Queen 再結成ショー” について語る中で、
ブライアン・メイは、フレディの死後ずっと、
「Love of My Life」を演奏する際に映像のフレディと共演してきたことに触れた。
その映像によって、フレディがステージに“戻ってくる”。
ブライアンはこの体験について語りながら、
より高度な技術を使った新たな方法に強い興味を示した。
🔹ブライアン「フレディは音楽の中で生き続けている」
ブライアンはこう話す。
「フレディは、僕らがいつも聴いている音楽の中で生き続けている。
ある意味では、ジョンも同じように僕らと共にいる。
でも今は、他にもたくさんの可能性があるんだ」。
そして、没入型エンターテインメントの例としてラスベガスの Sphere を挙げた。
「ラスベガスの Sphere のような没入型の仕掛けを使えば、
私たちが“フレディ、ジョン、ブライアン、ロジャー”だった頃の体験を、
人々に限りなく近い形で体験してもらえるはずなんだ」。
「それには本当に強く惹かれる。
単に古い映像を流すだけではない。
まるで今 Queen を創り上げているかのように “新たな Queen” を生み出すものになるだろう。
オリジナルの Queen を再び実現できるという考えには、とても魅了されているんだ」。
https://www.smoothradio.com/artists/queen/queen-tour-abba-voyage-show/


