『マニア(Mania)』がABBAの音楽をカービー・センターに届ける
もしかしたらあなたは、「ダンシング・クイーン(Dancing Queen)」「恋のウォータールー(Waterloo)」「マンマ・ミーア(Mamma Mia)」を1970年代に初めて聴いたかもしれません。その頃、スウェーデンのポップグループABBAは世界中をツアーしていました。
あるいは、最近になって映画のサウンドトラックで彼らの音楽を耳にしたという人もいるでしょう。
どちらにしても、あなたも“テイク・ア・チャンス(Take A Chance)”してみてはいかがでしょうか?
ABBAのトリビュート・バンド「マニア(Mania)」が、11月2日(日)午後19時30分より、ウィルクス=バリ中心部のF.M.カービー・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ(F.M. Kirby Center for the Performing Arts)で公演を行ないます。
🌟 世界を魅了するABBAトリビュート「マニア」
「マニア〜ABBAトリビュート(Mania the ABBA Tribute)」は、これまでに35か国以上で3,000回を超えるライブ公演を行い、
ベニー・アンダーソン(Benny Andersson)、アグネタ・フェルツクグ(Agnetha Fältskog)、アンニ=フリード・リングスタッド(Anni-Frid Lyngstad)、ビヨルン・ウルヴァース(Björn Ulvaeus)によるABBAの名曲を、世代を超えてファンに届けてきました。
🎭 華やかなステージのハイライト
マニアの活動のハイライトのひとつは、2021年5月にロンドンのウエストエンド、シャフツベリー劇場(Shaftesbury Theatre)で1か月間の再演を果たしたことです。
また、2022年から2023年にかけて全米80公演のツアーを開催し、すべてソールドアウトとなる大成功を収めました。
💃「ABBAの魔法」を完全再現
グループは観客にこう約束しています。
「驚くほど華やかな衣装、エネルギッシュな振り付け、そして完璧な演奏技術によって、ABBAの音楽の魔法をすべての栄光とともに再現します。」
観客も、歌いながら、踊りながら、ABBAの世界に浸ることができるでしょう。
🎟️ チケット情報
チケットの価格は25ドル(手数料別)から。
購入方法は以下の通りです:
- 公式サイト:kirbycenter.org
- ticketmaster.com
- または、F.M.カービー・センター(※)のチケット売り場(営業時間:月〜金 午前10時〜午後5時)で直接購入可能。
- 電話での購入も可能です(ボックスオフィス:☎ 570-826-1100)。
※F.M.カービー・センター(F.M. Kirby Center for the Performing Arts) とは、
アメリカ・ペンシルベニア州ウィルクス=バリ(Wilkes-Barre)の中心部にある歴史的な劇場兼パフォーミングアーツ・センター(総合芸術ホール)です。
🎭 基本情報
- 正式名称:F.M. Kirby Center for the Performing Arts
- 所在地:71 Public Square, Wilkes-Barre, Pennsylvania, USA
- 収容人数:およそ1,800席
- 設立:1938年に「Warner Theatre」として開館
- 再開館:1986年、改装を経て「F.M.カービー・センター」として再スタート
🏛️ 歴史と特徴
1938年、ワーナー・ブラザーズが映画館「ワーナー・シアター」として開業し、当時はアール・デコ様式の美しい建築と最新設備を誇りました。
しかし1970年代に入り、閉館の危機に直面。地域住民と地元財団の支援により修復・保存運動が行なわれ、F.M.カービー財団(F.M. Kirby Foundation)の寄付によって1986年に再開館しました。
そのため現在の名称に「F.M. Kirby」が冠されています。
🎶 現在の活動
現在のカービー・センターは、ペンシルベニア州北東部の文化拠点として知られ、
以下のような多彩なイベントを開催しています:
- コンサート(ポップス、ロック、クラシックなど)
- ブロードウェイ・ミュージカルのツアー公演
- バレエ、オペラ、演劇
- 地元学校やコミュニティの文化イベント
また、ABBAのトリビュートショー「Mania」や、「Rain: A Tribute to The Beatles」などの人気ショーもここで行われています。
🕯️ 象徴的存在
F.M.カービー・センターは、ウィルクス=バリの「文化の灯」と称されるほどの存在で、
地域の芸術活動を支える象徴的な建物です。
その豪華な内装と温かみある雰囲気は、古き良き映画館の魅力を今も残しています。