ボストン – 『マンマ・ミーア！』は25周年を迎え、全国ツアーが現在ボストンで開催中です。
ヒットしたブロードウェイミュージカルのタイトル曲は約50年前のものですが、観客は今もなお通路で踊り続けています。
キャストメンバーは、このショーの長寿を「喜び」にあると語ります。
「このショーがどれだけ古くても、その寿命がある限り、どんどん若くなっているように感じます」と、俳優のクリスティーン・シェリルは言います。
ABBAの音楽が舞台を作り上げていますが、物語はスウェーデンのバンドとは全く関係ありません。
「ジュークボックスミュージカルは、サウンドトラックの素晴らしさや長寿に依存していると考えられがちですが、この物語は、決意や生き抜く力、そしてアイデンティティをテーマにしています」と、シェリルは述べました。
シェリルはギリシャにあるタベルナ（居酒屋）のオーナーで、娘の結婚式の準備を旧友たちと共に進めるドナを演じています。
花嫁のソフィは、母親の過去の3人の男性を密かに招待し、実の父親に会えることを期待しています。
俳優のクリスティーン・シェリルは、ドナの友人の一人を演じています。「この物語は、懐かしさや友情、アイデンティティについての楽しい話です。そうしたものを発見していく物語なんです」と、スティールは語ります。「曲はキャッチーで、頭に残ります。一度聴いたら、もう歌わずにはいられません。そして、喜びに満ちていて、愛が溢れています」。
『マンマ・ミーア！』は、ボストンのシチズンズバンク・オペラハウスで10月6日まで上演されています。
※ボストンのシチズンズバンク・オペラハウス（Citizens Bank Opera House）：マサチューセッツ州ボストンにある歴史的な劇場で、もともとは1928年に「ボストンオペラハウス」として開館しました。この劇場は、豊かな装飾と豪華な内装で知られており、バレエ、オペラ、ミュージカル、コンサートなど、多彩なパフォーマンスが行なわれる主要な文化施設の一つです。
元々は映画館として建設されたものの、時代の変遷と共にオペラや舞台劇の公演も行なわれるようになりました。劇場は一度閉鎖されましたが、大規模な修復を経て2004年に再オープンし、現在の名前である「シチズンズバンク・オペラハウス」として知られています。
この劇場は約2,500席を持ち、優れた音響や視覚効果を提供する設備を備えています。また、ボストンバレエ団の本拠地でもあり、さまざまなブロードウェイミュージカルのツアー公演が定期的に行なわれています。
https://www.cbsnews.com/boston/news/mamma-mia-25th-anniversary-boston/
