12月9日(火)、ミュージカル『マンマ・ミーア!』名古屋公演(名古屋四季劇場)にて、第2回「リハーサル見学会」イベントが開催されました。
当日は、第二幕のオープニングナンバー「ソフィの悪夢」のリハーサルを実施。
結婚式前夜、主人公ソフィが婚約者スカイと3人の父親候補に追い詰められ、悪夢にうなされるこのナンバーは、彼女の複雑な心情を夢の世界を通して描く、印象的なシーンです。
リハーサルでは、ダンスキャプテンを務める菊池俊(ペッパー役)と恵都(アリ役)を中心に進行。
手先の表現や動きの止め方など、細部に至るまで丁寧な確認が行なわれました。
菊池は
「動きが流れないように、一つひとつのポーズをしっかり見せてから止まることを意識してください。全体のフォーメーションを美しく保つためにも、“みんなで踊っている”という意識を強く持って」
とポイントを伝えながら、入念に指導を重ねていきます。
最後に、実際の音楽と照明を合わせてシーンを通して演じると、会場からは大きな拍手が送られました。
*上記画像はあくまで筆者のイメージ絵です。
質問コーナーでキャストの素顔に迫る
リハーサル終了後には、質問コーナーを実施。
お客様から事前に寄せられた質問に、キャストが直接お答えしました。
司会は丹下博喜(アンサンブル)が務め、
鈴木涼太(ハリー・ブライト役)、脇坂真人(ビル・オースティン役)、恵都(アリ役)、山中由貴(アンサンブル)の計5名が登場。
「最近“マンマ・ミーア!(=なんてこった)”と思った出来事は?」
「『マンマ・ミーア!』で好きな振り付けは?」
など、和やかな質問が次々と飛び出しました。
「『マンマ・ミーア!』の稽古で大変だったことは?」という質問では、
鈴木が
「ハリー役に合格してからギターを習い、上達したのですが、海外クリエイターから『ハリーがギターを弾くのは21年ぶりだから、上手に弾かないで。1音1音思い出すように弾いて』と指導されました」
と裏話を披露。
また恵都は
「これほど台詞の多い役は初めて。“大変だった”というより、自分にとっては挑戦で、とても楽しかったです」
と語りました。
今回の再演にあたり演出がアップデートされた点については、過去公演にも出演していた脇坂と山中が、
「これまでの振付が身体に染みついていた分、新しい振付や演出に切り替えるのが大変だった」
と、再演ならではの苦労を明かしました。
今後のイベント情報
『マンマ・ミーア!』名古屋公演では、2026年1月22日(木)開催の「オフステージトーク」イベントの参加申込みを現在受付中です。
出演者による、ここでしか聞けない貴重なトークをお楽しみください。
さらに、2026年1月7日(水)公演より、
現・名古屋四季劇場ファイナル企画として、ご来場のお客様全員に劇場にちなんだオリジナルミニカードをプレゼント。
この機会に、ぜひ劇場へ足をお運びください。
▼オフステージトーク
- 対象公演:2026年1月22日(木)13:30公演
※終演後30分 - 対象者:【会員限定】「四季の会」会員1名様+お連れ様(人数制限なし)
- 申込期間:2026年1月8日(木)18:00まで
※イベント参加には、参加人数分の1月22日(木)公演チケットが必要です。
▼現・名古屋四季劇場ファイナル企画! 来場者プレゼント
- 対象公演:2026年1月7日(水)~2月23日(月・祝) 計45公演
※貸切公演を除く - 配布方法:ご入場時に、お一人様につきオリジナルミニカード1セットをお渡し
※期間によってカードの組み合わせが異なります。







