8月28日日曜日昼
【熊本地震・被災者生活・復旧復興情報】
皆様こんにちは。熊本地震で大きな被害を受けた益城町の小中学生が町の復興策を考えた「夢のまちプラン」を発表する催しが昨日27日、同町で開催されました。小学5年から中学3年の18人が防災や住民参加などをテーマに西村博則町長に直接伝えました。国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」(東京)の被災地支援活動の一環。18人は10,11日に同NGOが南関町で開いた「子どもまちづくりリーダーツアー」に参加し6グループに分かれてプランを練りました。この日、各グループはプランを書き込んだ模造紙を使って次々に紹介。防災がテーマのグループは地域住民が全員参加する避難訓練などを提案。仮設住宅建設で遊び場が減ったと訴えるグループや子どもを対象に復興に関するアンケートを求めるグループもありました。熱心に聞き入った西村町長は「子どもたちの声も取り入れて復興を進めるため、特に子どもたちを対象にしたアンケートはぜひ実施したい」と話していました。
こういう催し物を開催することは子供達の震災によるPTSDを軽減し未来に希望が持てる為には良いことだと思います。しかし問題は自治体です。東日本震災の時も同じようなイベントがたくさん開催されましたが子供達含め被災者の希望はほとんど受け入れられませんでした。今、東北に行くとわかりますが、海の側にどでかい堤防が出来ています。まるで住民は「刑務所」に入れられたようです。景観も損なわれ、東北としての魅力が全くなくなりました。自民党は「民主党政権時に決められたこと」と逃げていますが卑怯です。止めればいいだけなのです。結局「自民党も賛成」している証です。
熊本も「形骸化」したイベント、「マスコミ向け」イベントという目的ならばやめるべきです。子供達が可愛そうです。そうならないことを希望します。
官民連携による防災の在り方を考える防災推進国民大会が昨日27日、東京都内であり熊本地震の被災者が地域の防災力をテーマにしたシンポジウムで体験を語りました。内閣府などでつくる実行委が昨年3月に国連で採択された災害の死亡率の大幅削減などを目指す国際行動指針「仙台防災枠組」を受け初めて開きました。シンポでは県地域婦人会連絡協議会の東家武子会長(熊本市南区)や県女性防火防災クラブ連合会の冨田セツコ会長(益城町)のほか学識者や医療関係者らが登壇。東家会長は避難所で避難者自らが支援物資の仕分けなどを行うよう提案した事例を紹介し「みんなで助け合った。子どもたちも自主的にトイレ掃除などをしていて、生きる力になった」と話しました。自宅が全壊した冨田会長は「逃げるのが精いっぱい。震度7を想定した防災訓練はやっていなかった。活動を見直さないといけない」と強調。東京大の加藤孝明准教授(地域安全システム学)は「被災者の経験を社会で共有できる仕組みが必要だ」と訴えました。大会は本日28日まで。津波や火山といったさまざまな大規模災害をテーマにした講演などがあります。
こういう大会もそうです。いつも学者や学識者ばかり出て来て、住民の声が届きません。皆さんもよく「学識者」っていう言葉を聞くと思いますが僕達とどこが違うのでしょうか?結局、末端にいる人の声が活かされないのは何とも残念なことです。
話は変わりますがフェイスブックの皆様の中には「寄付金」を直接自治体に送っている人が多いようで心強く思います。あれだけ「赤十字、赤い羽根はダメ!」と言っているにも関わらず「フェイスブックの中に居る熊本県内の何某議員自ら赤十字をPRしている人」が居て唖然とします。「6割は赤十字がとってしまう」と以前スクープしたのになぜまだ「赤十字を信じる」のでしょうか?赤十字は阪神淡路の時は義援金のほとんどを「関空の拡張工事」に使いました。それを調べ、発表したジャーナリストは「消され」ました。赤十字は会社を経営する為、他の国や地域に支援するために熊本震災の義援金を使っているのです。以前フェイスブックの友人のある方が「赤十字は収支情報をはっきり出している」と案に小生に反感してきた方がいましたが「その収支が正しいこと」は誰が確認したのでしょうか?ガラス張りになっていないですよね?それは「自治体に集まる義援金」もそうです。「誰がいつ確認した」のでしょうか?誰が「集まった金額が正しい」と証明してくれるのでしょうか?いないんです!証明する人がいないのです。特に前出の議員は笑顔の写真をフェイスブックに出すくらいなら「議員らしい仕事」をしてほしいですね。赤十字が正しいなら「正しい証拠」を調べてほしいですね。
僕は熊本震災発生後すぐに現地に入り、素人なのに南阿蘇では山からロープ一本で降りて、崩れたアパートの住民を救いに行きました。何度もロープから落ち、死にそうになりましたが、それでも命がけでヘルプしました。しかし南阿蘇や熊本の議員は「山の上で僕を見て」いるだけで、自ら命を懸けて潰れたアパートの被災者を助けにいこうとしませんでした。僕だって取材に行く為に来たのが目的があり、本来は助ける役目ではないのです。でも目の前で「人が死ぬかもしれない」状況を見たら、助けに行くのが常だと思いますが、どうも議員と言う方達には「命を懸けて住民を救う、守る」と言う考えの人は一人もいませんでした。
知事、議員など利権に絡んだ人たちが本当に熊本を復興復旧できるのでしょうか?東日本震災だって「5年」も経っているのに未だに復旧も復興も本格的に始まっていません。住民たちが借金をして店など再開しています。まさに『民間レベルでの復旧』です!
僕は都知事選挙で『上杉隆』の専属記者になったのは皆様ご存知だと思いますが、結局、小池氏も都知事になった瞬間、安倍総理の顔を伺い、選挙で公約したマニフェストをどんどん変えようとしています。これでは猪瀬、舛添と「3度(みたび)」同じ都政が行なわれることを意味します。僕は上杉ならば『命を懸けて』都民を守ると思い、彼の側で二週間、彼を手伝いました。
熊本の議員の皆様、首長の皆様、フェイスブックでの笑顔はいらないので、未だに苦しんでいる被災者の為に『命を懸けて』救ってください。議員はお金があったり、自宅が崩壊しなかったりした方も多いようですが、笑っている『余裕』はありますか?住民から選ばれた以上は今度は『恩返し』するのが首長(県知事、市長、村長)、議員の『使命』ではないでしょうか?
厳しいようですが『4回』僕が熊本に入り感じたことを書かせていただきました。
稚拙な文章、ご容赦ください。
1.被災地情報
①益城の将来考えた、地元小中学生、町長らに発表!
熊本地震で被災した益城町の小中学生らが町の将来像をまとめた「夢のまちプラン」の発表会が昨日27日、同町木山のJA上益城益城支所でありました。
東日本大震災で、被災地の子どもが復興計画を提案し、国、県などに意見書を提出する活動を支援している国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」(東京)が企画。30人が「住民参加」「安全」「子どもの遊び場」など五つのテーマでまとめました。
発表会には18人が参加し、テーマごとに現状や解決策、自分たちにできることを発表。住民参加の班は、現状を「子どもや高齢者が意見を言える機会がない」などと分析。解決策として、子どもたちへのアンケートや意見を集める目安箱の設置などを提案しました。
町職員や学校関係者、保護者ら大人40人との意見交換会も実施。西村博則町長は「子どもたちの貴重な意見を尊重し、復興計画に反映させたい」と述べました。
広安小5年の栗林宏汰君は「自分たちの意見を聞いてくれてうれしかった。みんなのアイデアを実際にまちづくりに反映してほしい」と話していました。
②「被災経験の共有を」東京で熊本地震テーマのシンポ!
官民連携による防災の在り方を考える防災推進国民大会が昨日27日、東京都内であり、熊本地震の被災者が地域の防災力をテーマにしたシンポジウムで体験を語りました。
内閣府などでつくる実行委が、昨年3月に国連で採択された災害の死亡率の大幅削減などを目指す国際行動指針「仙台防災枠組」を受け、初めて開きました。
シンポでは、県地域婦人会連絡協議会の東家武子会長(熊本市南区)や県女性防火防災クラブ連合会の冨田セツコ会長(益城町)のほか、学識者や医療関係者らが登壇。東家会長は、避難所で避難者自らが支援物資の仕分けなどを行うよう提案した事例を紹介し、「みんなで助け合った。子どもたちも自主的にトイレ掃除などをしていて、生きる力になった」と話しました。
自宅が全壊した冨田会長は「逃げるのが精いっぱい。震度7を想定した防災訓練はやっていなかった。活動を見直さないといけない」と強調。東京大の加藤孝明准教授(地域安全システム学)は「被災者の経験を社会で共有できる仕組みが必要だ」と訴えました。
大会は本日28日まで。津波や火山といったさまざまな大規模災害をテーマにした講演などがあります。
③八代市の新庁舎建設「分散型」で基本構想!
熊本県八代市の新庁舎建設が、一部の部署を既存施設に置く「分散型」を基本構想として、ようやく進み始めた。市は新庁舎を2020年度までに完成させる考えですが、当初の建設スケジュールからは既に半年遅れ。市民に一刻も早く万全な行政サービスを提供するためにも、公正で迅速な作業が不可欠です。
新庁舎建設で市は当初、全ての部署を1か所に収める「集中型」で検討していました。ところが、昨年12月、市議会に設置された新庁舎特別委員会(13人)で、市を支持する意見と、「分散型」を主張する意見が対立。ことし3月定例市議会中にあった同特別委で「集中型」を想定して市が提案した設計業務委託費などが賛成少数(賛成5、反対7)で否決され、市は一般会計当初予算から同委託費の削除を余儀なくされました。
さらに4月の熊本地震で現庁舎が使用不能となり、市は6~7月にパブリックコメントを実施。その結果、危機管理の観点などから「分散型」を支持する意見もあり、市は「分散型」へ方針を修正。中村博生市長が分散型の「基本構想」を決定し、今月25日、特別委に報告しました。
基本構想は本庁舎職員700人、床面積約1万9千平方メートル、総事業費は約112億円と見込む。集中型より、職員は100人減、床面積が19%個縮小、事業費は22億円削減しました。
特別委では、集中型支持の委員たちは「分散型は承認し難いが、理解しなければならない」と市の報告を容認。
一方、分散型を推す委員からは「事業費がまだ高い。納得いかない」と反発の声も聞かれました。
使用不能となった現庁舎(鉄筋コンクリート地上5階、地下1階)は1972年の完成で、Is値(構造耐震指標)が基準値を下回ります。市は2020年度が期限の合併特例債と、災害復旧事業債のどちらかを使って建設することを検討中で、9月定例会に建設関連予算を追加提案する方針。18年度半ばまでに基本設計と実施設計を終え、18年度中の着工を目指しています。
市は「地震で本庁舎が使えず、市民に本来の行政サービスを提供できていない。いち早く新庁舎を建てるためにも、早期に基本設計と実施設計を策定しなければならない」としています。
➃定住促進、企業誘致を強化!嘉島町が復興基本方針!
熊本県嘉島町は26日、熊本地震からの「震災復興基本方針」を明らかにしました。被災者の生活再建をはじめ、定住促進や企業誘致にさらに力を入れるとしています。町役場で開いた災害対策会議で、出席した町議や各区長らに説明しました。
基本方針によると、生活再建に向けて仮設住宅入居や被災家屋修理を進めるとともに、災害公営住宅の建設も検討。住宅地や商業地約900区画を造成する東部台地土地区画整理事業「ゆうすいの杜(もり)」については、復興の象徴として予定通り本年度着工を目指します。
企業誘致では、出店計画のある家電量販店とホームセンターの早期着工を支援し、土地開発を急ぎます。このほか町内に2企業の進出予定があることも明らかにしました。
事業は2020年度までの町総合計画に上乗せする形で実現を目指すとしています。荒木泰臣町長は「一つ一つ前に歩んでいる。創造的復興を果たしたい」と説明しました。
⑤全国から400冊絵本文庫、本日28日公民館に開設!
熊本市東区の秋津レークタウン公民館に本日28日、絵本を集めた「みずべこども文庫」がオープンします。熊本地震の発生後、「熊本の子どもたちのために役立ててほしい」と、全国から約400冊が寄せられたそうです。
開設のきっかけは、近くの絵本セラピスト中山美加さん(55)が、地震直後に益城町の避難所で始めた読み聞かせ活動。「手持ちの絵本がなくなってきた」とフェイスブックに投稿したところ、各地から約千冊が届き、避難所やイベントで絵本を配布しました。
その後、中山さんは文庫開設を計画。ネットで協力を呼び掛けると文庫用にも400冊以上が寄せられました。こうした動きに秋津レークタウン公民館の橋本博幸館長(66)が賛同。同館内への開設が決まり、現在、近くの住民らが一冊ごとに番号をつけ透明テープでカバーをつける作業を続けています。中山さんは「絵本は力を与えてくれる。多くの人に利用してほしい」と話しています。
同公民館で本日28日午前10時から、開設イベントとして読み聞かせや絵本講座などがありました。文庫は、9月は毎週日曜午前9~11時に利用できます。10月以降は未定。イベント申し込みはTEL096(368)2705橋本さん。
⑥代替治水策は不透明!?川辺川ダム計画50年、五木村再建なお途上 !
国が相良村に建設を予定する川辺川ダム計画が、1966年の発表から今夏で50年を迎えました。建設の是非を巡り、球磨川流域は賛成、反対両派が対立。村中心部がダムの底に水没する五木村は約500世帯が移転し人口が急減、村は衰退しました。計画は現在休止状態となっていますが、ダムに代わる治水策はまとまっておらず、五木村の再建もなお途上にあります。ダム問題の先行きは見通せていません。
球磨川流域では63年から3年連続で水害が発生、延べ2万戸を超える家屋が被災する戦後最大の被害となりました。国は66年7月3日、流域の洪水防止を目的に、最大支流の川辺川にダムを建設する計画を発表。後に利水や発電も加わり、多目的ダムとなりました。五木村は当初、村を挙げて反対運動を展開。裁判闘争も繰り広げましたが国との補償交渉の末、81年に苦渋の決断で計画を受け入れました。
90年代、ダムによる環境破壊を懸念する住民や漁民らが反対運動を起こし、2003年には利水事業の計画変更の正当性が争われた訴訟で、国が敗訴しました。07年、農水省と電源開発がダム計画から撤退しました。
ダム反対の世論が強まる中、08年に相良村長、人吉市長、蒲島郁夫知事がダム反対を相次いで表明しました。09年には、民主党政権の前原誠司国土交通相が計画中止を表明しました。
一方で、蒲島知事の反対表明後に始まった国、県、流域12市町村による「ダムによらない治水を検討する場」は、抜本的なダムの代替治水策を見いだせないまま15年に終了しました。現在、検討する場は実務者レベルの会議に移行し、議論を継続しています。
川辺川ダム計画は、総貯水量約1億3300万立方メートル、総事業費約3300億円。実現すれば、九州最大級のダムになります。国交省によりますと、15年度末で既に事業費約2186億円が執行されています。計画は、特定多目的ダム法に基づく廃止の手続きはとられておらず、現在も生きています。
⑦復興奏でる熊本城大太鼓!必由館高和太鼓部披露!
全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演が昨日27日、国立劇場であり、必由館高(熊本市)和太鼓部が熊本地震で被災した熊本城の大太鼓で演奏を初披露。力強い音色と舞で復興への思いを会場に届けました。
大太鼓は毎年、元旦の開門の合図などで使用されてきました。胴の両端の突起は、加藤清正の時代に豊臣秀吉を守った家来の数を表したものと伝えられています。
大太鼓は熊本城内の保管場所が被災したため、同校に移されたとのことです。事務所から「復興には時間がかかる。熊本城のシンボルとして使ってもらい、震災に負けず熊本が頑張っている姿を伝えてほしい」と託されたのを受け、今回の使用を思い立ちました。
この日は2,3年生の35人が、熊本の豊かな自然やそこで暮らす人々を太鼓の舞で表現した「肥後の鼓舞(まゐ)」を笑顔で披露。会場からは、ひときわ大きな拍手が送られ、涙を流す来場者もいました。
大太鼓を担当した3年生の藏坐快(ぞうざかい)さんは「歴史の重みを感じる大太鼓。感謝を込めて全身でたたいた」。副部長の和田梓さんも「熊本の元気な姿を見せたかった。部員の心一つに演奏できた」とうれしそうでした。
東京公演は7月30日~8月3日にかけて広島県であった全国高校総合文化祭の優秀校が出場。必由館高は、郷土芸能部門で優秀賞の文化庁長官賞を受賞していました。
⑧新たな湧き水、地震影響?江津湖公園広木地区!
下江津湖に面する熊本市東区の水前寺江津湖公園広木地区で、熊本地震後、これまでとは違った場所から水が湧いているのが確認されました。地震による地盤沈下の影響と見られるそうです。
公園を管理する市造園建設業協会によると5月ごろ、これまで湧水が確認されていなかった芝生広場の数カ所から水が染み出し、一帯はぬかるんだ状態に。同協会が湧き出た水を江津湖へ流す小川を作ったことで解消しましたが、今も湧水量の多い2か所では毎秒3~5リットルの水が湧き出ているとのことです。
新たに水が湧き出た理由を、東海大熊本教養教育センターの市川勉教授(地下水学)は「地盤沈下が原因」と推測。「江津湖周辺では地下水が地表近くを流れている。地震で一帯は約20センチ沈下したため、新たな場所から地表に水が現れたのでは」と話しています。
水前寺成趣園の水が一時的に枯渇したように、地震前後で一帯の井戸は水位が変化しているようです。「江津湖の湧水量はむしろ増えているが、今後は、阿蘇地域や白川中流域の田畑の被災で水田に水が張られない影響が地下水位に現れるのではないか。長期的な観察が必要」と指摘しています。
⑨緑川堤防28キロ本格復旧着手、来春完成めざす!
国土交通省は昨日27日、熊本地震で被災した緑川堤防の本格的な復旧工事に着手した。支流の加勢川と御船川を含む工事区間は総延長約28キロで、熊本、宇土、嘉島、御船、甲佐の5市町に及びます。来年3月末までの完成を目指します。
同省によりますと、緑川水系の国管理堤防では127カ所で亀裂や沈下などの損傷を確認。このうち被害の大きかった11か所は5月までに応急対策を終え、梅雨の出水期をしのぎました。
本格復旧では、堤防内部が緩むなど大きく損傷した部分を取り除いて新たに築造。沈下して低くなった堤防は盛り土でかさ上げし、治水機能を地震前のレベルに回復させます。
この日は、堤防を再築造する熊本市南区富合町の上杉地区で、増水に備えた仮設堤防の建設がスタート。仮設堤防を支える長さ11メートル、幅0.6メートルの鋼矢板が、次々と河川敷に埋め込まれました。
政府は熊本地震に伴う堤防などの災害復旧事業費として緑川に53億円、白川に22億円を確保。白川の本格復旧工事は今月7日に始まりました。
同省熊本河川国道事務所は「九州では前例のない大掛かりな堤防復旧工事だが、住民に早く安心してもらえるよう着実に推進する」としています。
2.生活情報
【災害ごみ】
『玉名市』
市民を対象に被災家屋や小屋の瓦を同市の仮置き場で受け入れます。9月30日までの平日(午前9時~午後17時)に市環境整備課で申請を受け付け、搬入許可証を発行します。
申請には
(1)市発行の、り災証明書か罹災届出証明書(コピー可)
(2)本人確認書類(免許証など)
(3)印鑑
が必要。市環境整備課TEL0968(75)1118。
『小国町』
平日に町住民課が対応します。TEL0967(46)2115。
『南小国町』
平日に町町民課が対応します。8月末まで。TEL0967(42)1113。
『南阿蘇村』
火、金曜は受け入れ休止。それ以外は午前9時~午後16時半(午前11時半~午後13時は一時中断)、立野ダムストックヤード、長陽パークゴルフ駐車場。持ち込む際はごみの分別と、被災証明書か、り災証明書が必要。
『阿蘇市』
日曜は受け入れ休止。
『産山村』
平日午前9時~午後16時、村住民課に連絡。指定時間帯に産山地区公民館グラウンドで受け付けます。
『大津町』
日曜は休止。平日と土曜の午前9時~午後16時まで、室の永井運送敷地内で、解体木やコンクリートブロック、瓦などに限って受け入れます。り災証明書などの提示が必要。
『菊陽町』
土日は休止。平日と土日を除く祝日の午前9時~午後17時まで、津久礼のし尿処理場跡地で、瓦やブロックなどのがれきに限って受け入れます。
『西原村』
日曜は休止。平日と土曜の午前8時半~正午と午後13時~同16時半、布田の村民グラウンドで受け入れます。天候次第で中止や時間変更もあります。
『熊本市』
日曜は、西部・東部の各環境工場(燃やすごみ)、扇田環境センター(埋立ごみ)の3か所とも受け入れていません。月~土曜は午前8時半~午後16時半に受け入れます。手数料を免除してもらう場合、事前に市役所や区役所での申請が必要。
市廃棄物計画課TEL096(328)2359。
『益城町』
火・水・木・土・日曜の午前9時~正午と午後13時~同16時、旧益城中央小で。本日28日は家屋解体にかかる業者の搬入を休止します。
『嘉島町』
浮島周辺水辺公園北側で午前9時~正午、午後13時~午後17時。水、日曜は休止します。
『甲佐町』
午前8時半~正午、午後13時~同16時半、緑川グラウンド。月曜は休止します。
『御船町』
町民グラウンドで午前9時~正午、午後13時~午後16時。り災証明書(原本)の提示が必要。月曜は休止。雨天時は休止もあります。
『宇城市』
家屋の公費解体や自主解体を市に申請した人を対象に、家具や家財を仮置き場に搬入できる許可証を発行しています。搬入期限は発行から2週間以内(日曜休止)。申請は平日のみで、り災証明書と身分証明書、印鑑を持参して衛生環境課へ。
【避難所】
『大津町』
大津地区公民館分館、老人福祉センター。
『西原村』
構造改善センター。
『熊本市』
市総合体育館(中央区)で受け入れています。城南総合スポーツセンター(南区)は本日28日午後14時に閉鎖します。
『益城町』
町総合体育館、町交流情報センターなど5か所。
『嘉島町』
町民体育館を31日で閉鎖予定。
『宇土市』
走潟地区体育館。
『御船町』
町スポーツセンター。
『宇城市』
市武道館。
『美里町』
町福祉保健センター湯の香苑、中央庁舎、砥用庁舎。
【銭湯】
『全県』
県公衆浴場業生活衛生同業組合の加盟施設が、自宅で入浴できない被災者を対象に無料開放しています。利用者は、り災証明書もしくは身分証明書の提示が必要。熊本市内は菊の湯(中央区新町)、龍の湯(同区琴平本町)、大福湯(同区坪井)、たかの湯(東区栄町)、あしはらの湯(北区植木町)、松の湯(同)。同市以外はサンパレス松坂(山鹿市)、玉名ファミリー温泉(玉名市)、潮湯センター海老屋(長洲町)。
『山鹿市』
さくら湯は被災者の入浴料を無料に。り災証明書か身分証が必要。午前6時~翌日午前0時。
『熊本市』
ピースフル優祐悠は、避難所の利用者や自宅のふろが使えない人を無料に。午前5時~午前0時。住所、氏名、年齢の記入が必要。
『益城町』
阿蘇熊本空港ホテルエミナース「七福の湯」は、避難所の利用者や自宅のふろが使えない人を無料に。午前10時~午後22時。り災証明書もしくは運転免許証などの提示と、住所、氏名、年齢の記入が必要。
【給水】
『南阿蘇村』
沢津野詰所前、長野公民館前、袴野集会所前、袴野集会所前、旧立野小グラウンドは午前9時~午後18時。東急第一別荘前、黒川交差点まどか前、長陽中央公民館前は終日。
『西原村』
西原中、山西小は終日。
『熊本市』
市上下水道局(中央区)で飲料水を提供します。
『嘉島町』
町役場南側駐車場の水道を開放。
『美里町』
中央庁舎。
【医療】
・県医師会などの「夜間小児救急電話相談」。♯8000またはTEL096(364)9999。平日午後19時~、土曜午後15時~、日・祝日午前8時~、いずれも翌朝午前8時まで。
・県助産師会の「妊娠・産後電話相談」。TEL096(325)9432。平日午前10時~午後16時。
・労働者健康安全機構の「心と健康に関する電話相談」。心の相談フリーダイヤル(0120)783728。平日午前10時~午後17時。健康相談同(0120)021506。月・水・金曜午後13時~午後17時。問い合わせは熊本産業保健総合支援センターTEL096(353)5480。
・がん患者や家族の相談を、熊本大病院など県内19カ所所の「がん相談支援センター」で受け付けています。県健康づくり推進課TEL096(333)2208。
3.ここ一週間の地震
2016/08/28 10:02 28日 09:58頃 熊本県熊本地方 2
2016/08/28 05:48 28日 05:44頃 新島・神津島近海 3
2016/08/27 23:58 27日 23:55頃 熊本県熊本地方 1
2016/08/27 23:14 27日 23:11頃 熊本県熊本地方 2
2016/08/27 22:50 27日 22:46頃 茨城県南部 3
2016/08/27 19:04 27日 19:01頃 宮城県中部 2
2016/08/27 15:23 27日 15:20頃 和歌山県南部 1
2016/08/27 12:44 27日 12:40頃 熊本県熊本地方 1
2016/08/27 10:22 27日 10:19頃 熊本県熊本地方 1
2016/08/27 04:39 27日 04:36頃 根室半島南東沖 2
2016/08/27 03:19 27日 03:16頃 熊本県熊本地方 2
2016/08/26 21:50 26日 21:47頃 熊本県熊本地方 2
2016/08/26 20:25 26日 20:22頃 千葉県東方沖 1
2016/08/26 19:44 26日 19:41頃 千葉県東方沖 1
2016/08/26 18:31 26日 18:28頃 千葉県北西部 1
2016/08/26 10:04 26日 10:00頃 茨城県沖 1
2016/08/26 08:05 26日 08:00頃 熊本県熊本地方 1
2016/08/26 02:31 26日 02:28頃 熊本県熊本地方 3
2016/08/26 02:10 26日 02:05頃 鳥島近海 2
2016/08/25 12:43 25日 12:40頃 熊本県熊本地方 1
2016/08/25 10:04 25日 10:01頃 宮城県沖 1
2016/08/25 09:02 25日 08:59頃 熊本県熊本地方 1
2016/08/25 04:12 25日 04:09頃 大分県中部 1
2016/08/24 19:25 24日 19:21頃 熊本県熊本地方 1
2016/08/24 19:04 24日 18:59頃 鳥取県中部 1
2016/08/24 14:58 24日 14:55頃 熊本県熊本地方 1
2016/08/24 08:07 24日 08:04頃 有明海 1
2016/08/24 07:06 24日 07:02頃 奄美大島北東沖 2
2016/08/24 05:39 24日 05:35頃 宮城県沖 1
2016/08/23 23:58 23日 23:54頃 熊本県熊本地方 1
2016/08/23 20:13 23日 20:10頃 熊本県熊本地方 1
2016/08/23 19:24 23日 19:19頃 熊本県熊本地方 1
2016/08/23 17:42 23日 17:39頃 有明海 1
2016/08/23 16:52 23日 16:49頃 熊本県熊本地方 1
2016/08/23 12:31 23日 12:27頃 広島県北部 2
2016/08/23 09:10 23日 09:07頃 有明海 1
2016/08/23 08:30 23日 08:26頃 与那国島近海 2
2016/08/23 06:48 23日 06:45頃 内浦湾 1
2016/08/22 18:38 22日 18:34頃 鳥島近海 1
2016/08/22 15:16 22日 15:11頃 宮城県沖 3
2016/08/22 13:52 22日 13:48頃 千葉県東方沖 1
2016/08/22 13:01 22日 12:58頃 熊本県熊本地方 2
2016/08/22 08:18 22日 08:13頃 三陸沖 2
2016/08/22 05:45 22日 05:41頃 熊本県熊本地方 1
2016/08/22 02:33 22日 02:30頃 沖縄本島近海 1
2016/08/21 23:11 21日 23:07頃 鳥取県中部 1
2016/08/21 21:58 21日 21:49頃 三陸沖 2
2016/08/21 21:53 21日 21:47頃 父島近海 1
2016/08/21 21:33 21日 21:29頃 徳島県南部 1
2016/08/21 18:21 21日 18:18頃 熊本県熊本地方 1
2016/08/21 15:41 21日 15:38頃 熊本県熊本地方 2
2016/08/21 01:32 21日 01:28頃 三陸沖 1
2016/08/21 01:15 21日 01:10頃 三陸沖 2
2016/08/21 01:02 21日 00:58頃 三陸沖 3
(続く)