テレビ放送記念日・ニオイの日・メンマの日「今日は何の日・2月1日」

2月1日木曜日

皆様おはようございます。さあ2月ですね!周りに惑わされることなく「素敵な2月」にしましょうね!

今日は「テレビ放送記念日」「ニオイの日」「メンマの日」です。

まず「テレビ放送記念日」から。

なぜ2月1日が「テレビ放送記念日」かというと、1953年(昭和28年)のこの日に日本で初めてのテレビ放送が開始されたからなんですね!
今や当たり前の存在となっているテレビですが、戦時中にはテレビを見ている家庭なんて存在していなくて、家庭でテレビが楽しまれたのは戦後のことでした。
この2月1日の午後2時、東京の内幸町の東京放送会館から初めてのテレビ番組が放送されました。
その初テレビ放送の第一声は「JOAK-TV、こちらはNHK東京テレビジョンであります」でした。
ちなみに、当時のテレビの受信契約数はわずか866台しかなく、今と違って月額200円でした。
その後の同年の8月には日本テレビ、1954年(昭和29年)3月にはNHK大阪と名古屋、1960年(昭和30年)4月にはラジオ東京(現在の東京放送(TBS))でもテレビ放送が開始されました。
こうして、急速に一般家庭にテレビというものが普及していきました。
最近はインターネットが急速に発達して娯楽も増えた事が影響して、テレビの存在が薄くなっている気がします。
筆者が子供のころはまだまだインターネットは発達していなくて、パソコンなんて下手に触れば壊れてしまうんじゃないか!?
と、素人にはとても扱いにくいものでした。
今は当たり前のように子供がスマートフォンやパソコンでインターネット動画を楽しんでいる時代となりましたが、それと同時にテレビ離れも進んでいてなんともさびしい気持ちになります。

テレビ放送記念日で当時のテレビの月額料が200円である事を解説しましたが、そもそも放送開始直後のテレビの値段はいくらだったと思いますか?
当時のテレビはアメリカ製のもので画面の大きさも17インチしかなかったそうです。
そのお値段は25万円ほどしたそうです。
この値段を見ると現在の家庭用最新型テレビも数十万することからあまり値段は変わらないように思えます。
しかし、1953年頃の貨幣価値を考えればそれはとても高価であることがわかります。
当時は大卒の初任給が8000円前後で、そこそこ稼げるようになってきた会社員の手取りが15000円程度でした。
そう考えると、普通の会社員の手取りの1年9カ月分が必要になってきます。
このことからテレビ放送開始直後は、テレビは一部の富裕層の娯楽であり、一般家庭に馴染みがあったとはいえません。
テレビがようやく一般家庭にし始めたころ、テレビの無い家庭の人たちはテレビのある家庭にお邪魔してテレビを楽しんだり、現在のパブリックビューイングのように小さな1台のテレビを皆で食い入るように見ていました。

*皆様は一日にどのくらい「テレビ」をご覧になりますか?好きな番組はありますか?ネットがこんなに発展してもしばらくはテレビの時代は続くようですね。

次に「ニオイの日」について。

2月1日がなぜ「ニオイの日」なのかというと、「に(2)お(0)い(1)」という語呂合わせからです。
P&G「ファブリーズ暮らし快適委員会」が2000年の(平成12年)に制定しました。
現在は毎日のように「○○の日」がありますが、ニオイの日についても制定されてから日が浅い「○○の日」のようです。
今は消臭するための道具の代名詞のような「ファブリーズ」自体も日本で初めて発売されたのは1999年のことなので、歴史が浅いのも無理はありません。
おそらくファブリーズを一般家庭の普及するためのPRとして「ニオイの日」が生まれたんでしょうね!
そして、その目論見は見事当たって現在では「ファブる」など、ファブリーズを使って消臭することの動詞まで誕生してしまいました。
同時に、「スメルハラスメント」なども誕生し、日本人は色々な匂いにとても敏感になったともいえます。
昔は当たり前のように吸われていたタバコについても、タバコ臭いから吸わないでほしいという意見も急速に増えたような気がしますし、ファブリーズに代表される消臭剤をたくさん見かけるようになった気がします。
口臭予防の薬液なども急速に増えましたよね!
この2月1日のニオイの日を境にして、自分の匂いで「スメルハラスメント」を行っていないか見直してみるのもいいのではないでしょうか?

そもそも男女で匂いが違う理由として、ホルモンの影響があります。
同じ人間といっても、男性と女性では発している匂いはやはり違うようですね!
特に女性については、臭いニオイの元となってしまう皮脂の酸化を抑える作用が女性ホルモンに備わっているため、男性に比べて臭い体臭が出にくくなるそうです。
確かに電車で居合わせた人で体臭がキツい人って男性の方が多い気がします。

女性は香りのいいシャンプーや化粧品を使う傾向があるため、相対的にいい匂いのする女性も多いとのことです。
男性も昔に比べて香水を使う人も増えてきましたし、いい匂いの人間は確実に増えていますね!
また、最近では発汗することによっていい香りを出す柔軟剤も出ているため、いい匂いのする人が本当に増えたと思います。
男性がいい匂いにときめいて後ろを振り返ったら男だった!なんて笑い話はよく聞きますよね!
一般的に肉食中心の食生活をしていると体臭がきつくなり、野菜中心の方が体臭がしなくなります。
男性に比べると、女性は体重の事などを気にして野菜を食べる人の割合が男性よりも多いです。
そのため女性の方が体臭が臭くなくていい匂いのする人が多いということですね!

*皆様はどんな「ニオイ」がお好きですか?嫌いですか?最近はマスクをしているので「口臭」をおこたりがちなので注意しましょうね。

最後に「メンマの日」について。

なぜ2月1日が「メンマの日」なのかというと、1950年2月1日が株式会社富士商会の設立日であることが由来となっています。
株式会社富士商会はメンマの製造販売や中華材料の輸入販売を行っている企業であり、「メンマの日」についても株式会社富士商会によって制定されました。
この記念日を制定することによって、メンマの存在価値を向上させて、正しい情報提供を行なうきっかけにするという目的があるそうです。
また、メンマを食べる機会を増やし、よりメンマを日本人の食卓に普及させるということも目的となっています。
メンマといえばラーメンにのせて食べるものであり、他ではあまり食べる機会がないかもしれません。
しかし、実は野菜炒めに使ったり、他にもスープやチャーハンに入れたり、餃子の具にするなど、中華全般に相性の良い食材なんです。
味付けされたメンマなども市販されていますし、白米との相性も良いので、この記念日をきっかけにしてメンマのいろいろな食べ方を楽しんでみてくださいね。

今回はメンマについての雑学ですが、とてもよく似た食べ物に「シナチク」と呼ばれるものがありますよね。
結論から言ってしまうと、メンマとシナチクは呼び名が違うだけで、同じ食べ物のことなんです。
シナチクの方が呼び方としては古く、中国がかつて「支那(しな)」と呼ばれていたことから、支那の竹で作られるシナチクと呼ばれていたんですね。
しかし、戦争が起こるなどの歴史的な背景もあり、政府から支那という言葉を使わないようにと通達があり、シナチクという言葉もあまり使わなくなりました。
その後、シナチクに変わる別の呼び方を考えた時に、麺の上に麻竹(マチク)を乗せることから、メンマと呼ぶようになりました。
実はメンマという言葉はただ言葉を省略したことが由来になっていたのです。

メンマは割り箸を原料にして作ることが出来るという噂を聞いたことがありませんか?
確かにメンマをよく見ると、割り箸と色と形が似ていることから、割り箸を食用に加工することでメンマを作ることが出来そうですよね。
しかし、これは嘘情報であり、どう頑張っても割り箸からメンマを作ることはできないそうです。
それでは、なぜこのような嘘が世間に出回ってしまったのかというと、とある人物がブログを使って情報発信をしたからなんです。
割り箸からメンマが作れるという情報は、2007年4月1日のエイプリルフールに高瀬克子さんのブログで公開されました。
このブログでは、まるで本当のことのように割り箸メンマのレシピを紹介していたことから、信じてしまう人も出てきてしまったんですね。

*皆様は「メンマ」お好きですか?中には「メンマ」を肴にお酒を飲む方もいますね。ツーですねえ。

今月もよろしくお願いいたします。

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