ABBAのメンバーであるビヨルン・ウルヴァースは、ドイツのニュース雑誌『シュピーゲル』の4月20日(土)公開のインタビューの中で、「ドイツはヨーロッパの“原動力”にならなければならない」と語った。
「フリードリヒ・メルツこそが、今のヨーロッパの希望です」とビヨルンは述べた。これは、5月6日にドイツ連邦議会(ブンデスターク)が選出する予定の新首相として有力視されている保守派党首フリードリヒ・メルツ氏に言及したものである
*ABBAの創設メンバーであるビヨルンが、メディアパークで開催されたデジタル会議「Digital X」にて講演。ビヨルンは、4月20日(土)に公開された『シュピーゲル』誌のインタビューで、「ドイツはヨーロッパの“原動力”にならなければならない」と語った。写真:ロルフ・フェネンベアント/dpa。
ビヨルンは、冷戦時代に若者として感じていたソビエト連邦への恐怖を振り返り、「ロシアはとても近い――バルト海を挟んだすぐ向こう側にある」と語った。これは、「今、脅威を感じているか?」という質問への答えだった。
「脅威を感じるという感覚は、当時は非常にリアルでした。そして、それは今も同じです」と彼は続けた。
金曜日に80歳の誕生日を迎えるビヨルンは、若かりし頃、スウェーデンが中立国として占領されていたら自分はどうしたかと悩んだことがあると述懐する。
「私はレジスタンスに加わっていただろうか? 勇気を持てただろうか?」と自問し、「幸運にも、そのような決断を迫られることはなかった」と付け加えた。
「共産主義のくびきの下で生きるなんて、想像もできなかった」と語った。
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