ファッションショーの日・ガトーショコラの日・国際平和デー「今日は何の日・9月21日」

9月21日土曜日

皆様おはようございます。まだまだ暑いですね!コロナもインフルも流行っています。身辺には十分に気をつけましょうね!

今日は「ファッションショーの日」「ガトーショコラの日」「国際平和デー」です。

まず「ファッションショーの日」について。

なぜ9月21日が「ファッションショーの日」なのかというと、1927年9月21日に銀座の三越呉服店で日本初のファッションショーが行なわれたことが由来となっています。
ファッションショーといえば流行の最先端を行くような洋服を着てきらびやかなステージをモデルが歩くイメージがありますよね。
しかし、当時の日本人の服装といえば着物が主流だったため、当然ながら開催されたファッションショーについても着物のファッションショーでした。
ファッションショーでお披露目されることになった着物については、一般公募によって寄せられたデザインを採用したものだったそうです。
この日に行なわれた日本初のファッションショーでは、初代水谷八重子をはじめとした3人の女優がモデルを務めました。
ファッションショーというとかなり最近のものをイメージしますが、約100年ほど前から日本でも開催されていたというのはちょっと驚きですよね。
現在ほどオシャレに気を遣う女性も当時はかなり少なかったとは思いますが、どの時代でもやはり女性というのはオシャレ好きだったんですかね。
三越呉服店でもこの日のファッションショーにかなり気合を入れていたのか、日本初の自動ドアやエレベーターの設置などもしたおかげでお客さんも集まり、ファッションショーは大変な盛り上がりを見せたそうです。

日本ではカチューシャといえばヘアアクセサリーとして知られていますよね。
しかし、実はこのヘアアクセサリーの事をカチューシャと呼んでいるのは日本だけなんです。
そのため、カチューシャは日本だけで通じる日本語であり、アメリカやロシアなどの人にカチューシャといっても通じません。
カチューシャは英語圏では「ヘアバンド」や「アリスバンド」と呼ばれています。
なぜ日本ではヘアバンドのことをカチューシャと呼ぶようになったのかというと、大正時代にトルストイの小説『復活』を題材にした演劇が大人気となり、この作品の主人公が「カチューシャ」だったためなんです。
「カチューシャ」を演じた松井須磨子がこの形をしたヘアバンドをつけていたため、その後はそのヘアバンドの名前が「カチューシャ」と呼ばれることになりました。
ちなみに「カチューシャ」とはロシアでは女性の名前に使われるものであり、エカテリーナの愛称として知られています。

カーディガンと言えば、肌寒い時にさっと着れて、老若男女問わずとても使いやすいアイテムですよね。
そんなカーディガン、少し変わった名前のような気もしますが、名前の由来はどこからなのでしょうか。
これはクリミア戦争時に活躍した名将カーディガン7世伯爵から来ています。
戦争で負傷した兵が保温の為すぐに着ることが出来るよう、Vネックのセーターを前開きにしてボタンをつけたのがはじまりとされています。
前開きになったことで、軍服の上からもさっと羽織ることも出来るようになりました。
ちなみに実際にカーディガンと名付けられたのは、カーディガン7世伯爵が亡くなった後の事だったようです。
戦争から生まれた商品というのはたくさんありますが、カーディガンもその一つだったのですね。


*秋ですね。ファッションの季節ですね。男性のファッションには限界がありますが、女性は様々なアイテムで出歩けられるのでうらやましいです。

次に「ガトーショコラの日」について。

なぜ9月21日が「ガトーショコラの日」なのかというと、9月21日が「ケンズカフェ東京」で初めてガトーショコラを販売した日付であることが由来となっています。
ケンズカフェ東京は世界最高峰のチョコレートを贅沢に使った究極のガトーショコラの販売をしていることで知られています。
「ガトーショコラの日」についてはケンズカフェ東京の氏家健治シェフが制定され、よりガトーショコラの魅力を知ってもらうことが目的の記念日です。
ガトーショコラの「ガトー」という言葉の意味ってあまり知られていないですよね。
ガトーはフランス語で広い意味では「焼き菓子」という意味があり、小麦粉に卵や砂糖、バターを加えてオーブンで焼き上げ、チョコレートやフルーツなどで装飾されたものを指します。
日本ではガトーと言えばケーキというイメージが定着していますが、「焼き菓子」という意味があるように、広い意味ではクッキーなどもガトーに分類されます。
また、日本ではガトーショコラと呼ばれているものは略称であり、正式名称は「ガトー・クラシック・オ・ショコラ」となります。

皆さんは板チョコになぜ溝がついているのかを知っていましたか?
多くの人は板チョコを割りやすくするためだと思っていますが、実は割りやすくするために溝がつけられている訳ではないのです。
あの溝はチョコレートを効率よく冷やし固めるためにつけられているんですね。
作られたばかりのチョコレートはもちろんですが熱くてドロドロの液体となっています。
そこで、チョコレートに溝をつけることによってチョコレートの表面積を増やし、効率良く冷気を伝えて冷やし固めるようにしているのです。
この溝をつけるという工夫によって、工場では短時間に大量に板チョコを製造できるようにしているのでした。


チョコレートを最初に発見して世界中に広めた人物についてです。
実はチョコレートの歴史はとても古く、チョコレートの原料となるカカオ豆の栽培は古代マヤ文明やアステカ文明で行なわれていた形跡があるそうです。
現在ではお菓子などの嗜好品というイメージの強いチョコレートですが、当時は薬の用途で飲み物として飲まれていました。
近代では砂糖を加えられて味が調整されていますが、当時のチョコレートは苦くてとても飲みづらく、まさに薬そのものだったんですね。
そして、そのチョコレートを発見してヨーロッパへ持ち込んだ人物はコロンブスだとされているのです。
ヨーロッパへとやってきたチョコレートはそのままアフリカやアジアへと普及していき、世界に広まることとなったのでした。

*皆様は「ガトーショコラ」お好きですか?普段からあまり食べるものではないと思うのですが、たまに食べるとおいしいですよね。

最後に「国際平和デー」について。

なぜ9月21日が「国際平和デー」なのかというと、1981年にイギリスとコスタリカが9月の第3火 曜日(総会の通常会期が始まる日)を平和の理想を記念するとともに強化する日、国際平和デーとして提案したことが由来となっています。
「国際平和デー」については1981年に国連総会によって制定された記念日となります。
「国際平和デー」が制定された当初は国連総会の通常会期の開催日である9月第3火曜日としていましたが、2002年からは9月21日に固定されています。
2002年からは「世界の停戦と非暴力の日」として実施されるようになり、この日だけは敵対行為を停止するよう全ての国、全ての人々に呼び掛けるなどの活動が行なわれています。
ニューヨークにある国連本部では毎年の9月21日に国連事務総長の手で「平和の鐘」を鳴らす記念行事が行なわれています。
「平和の鐘」については日本が国連に贈ったものであり、この鐘は当時の加盟国すべての国々の子供から集められたコインを材料にして作られたものになります。
日本は1945年からは平和な時代が続いていますが、世界ではいまだに戦争や紛争の絶えない地域があり、生活に苦しんでいる人もたくさんいるんですよね。
日本の平和がこのまま維持されるのとともに、世界から戦争などが無くなることを願うばかりです。

平和の祭典であるオリンピックでも開会式でハトを飛ばしていますよね。
平和の象徴とされているハトですが、なぜハトが平和の象徴とされているのか不思議に思ったことはありませんか?
ハトが平和の象徴だとされているのは旧約聖書のノアの方舟という神話に由来しているのです。
旧約聖書によると、あまりにも人間が堕落していく姿に怒った神は大洪水によって人間を滅ぼそうとします。
そして、堕落せずに真面目に暮らしてきたノアにだけは大洪水の事を知らせて方舟を作るように助言をしました。
ノアは自分の家族と全ての動物をつがいを方舟に乗せて無事に大洪水を乗り切ることが出来ました。
そして大洪水を乗り切ったノアは水が引いた事を確かめるためにハトを放つのですが、そのハトがオリーブの小枝をくわえて戻ってきたことから水を引いたことを知ります。
大洪水の終わり、つまり平和を知らせた鳥がハトだったため、ハトは平和の象徴とされているのでした。


海外に行きたいけどテロや犯罪に巻き込まれるのが怖くてなかなか旅行に行けないという人もいますよね。
そんな人は世界でも日本よりも安全だとされている国へ旅行をしてみてみてはいかがでしょうか?
2016年時点の世界の平和な国ランキングでは、163ヶ国の中でも日本は9位という結果です。
これはアジアの中で最も平和だとされているんですが、その上に更に8個も平和な国があるんですね。
世界で最も平和だとされているのが1位のアイスランドで、2位以降はデンマーク、オーストリア、ニュージーランド、ポルトガル、チェコ共和国、スイス、カナダという順番になっています。
海外旅行に興味があっても怖くて行けないという人は、こうした情報をもとにして旅行先へ決めるのもいいですよね。

*いつになったらロシアのウクライナいじめは終わるのでしょうか?国連も情けないですね。

週末もよろしくお願いいたします。

★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!https://higashiyamarintaro.net/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です