国民栄誉賞の日・石炭の日・計画と実行の日「今日は何の日・9月5日」

9月5日木曜日

皆様おはようございます。まだまだ暑いですね!身辺には十分気をつけましょうね!

今日は「国民栄誉賞の日」「石炭の日」「計画と実行の日」です。

まず「国民栄誉賞の日」から。

なぜ9月5日が「国民栄誉賞の日」なのかというと、1977年9月5日に通算ホームラン数の世界最高記録を作った王貞治が、日本初の国民栄誉賞を受賞したことが由来となっています。
それまでの通算ホームラン数の世界最高記録はアメリカ大リーグのハンク・アーロンが持っていましたが、後楽園球場で巨人の王貞治選手が通算756号ホームランを打ったことによって世界最高記録が塗り替えられることとなりました。
王貞治選手はその後もホームランを打ち続けて現役を引退するまでに868本のホームランを打ちました。
ちなみに、「国民栄誉賞」とは日本の内閣総理大臣表彰のひとつであり、1977年(昭和52年)に定められた国民栄誉賞表彰規程に従って行われ、当時の首相・福田赳夫により創設されたものとなります。
それまでは「国民栄誉賞」というものは存在しませんでしたが、通算ホームラン数の世界最高記録を達成した王貞治を称えるために創設したのが始まりであり、つまり王貞治が日本初の「国民栄誉賞」を受賞した人物となります。
それからはスポーツという分野だけからではなく、様々な分野から「国民栄誉賞」を受賞する人物が現れて、2016年までに23人と1団体が受賞を果たしています。

「国民栄誉賞」とは多大な功績を残した人物に贈られるものであり、受賞をした人には様々な恩恵がありそうですよね。
それでは「国民栄誉賞」を受賞するとどのような恩恵が受けられるのでしょうか。
それは「多大な功績を残したという名誉」だけなんです。
え?それだけ?と思うかもしれませんが、「国民栄誉賞」を受賞したからといって多額の賞金が出るわけでもなく、その後の人生が保障されるわけでもありません。
一応は規定上では賞金を出すことには問題はないようですが、これまでの受賞者にお金を受け取った人物はいないそうです。
その代わりに100万円相当までの記念品を授与されることもありますが、過去に受賞したマラソンランナーの高橋尚子さんは腕時計を希望し、数千円の腕時計が贈られました。
このように、少しの副賞と受賞記念の盾などが贈られますが、基本的には「栄誉」が与えられて讃えられるというのが「国民栄誉賞」となります。

日本国民の最高の栄誉ともいわれている「国民栄誉賞」ですが、なんと過去には国民栄誉賞の受賞を辞退している人もいるんです。
最近で国民栄誉賞の受賞を辞退した人で有名な人は、メジャーリーグで2017年現在も活躍しているイチロー選手となります。
なぜ国民栄誉賞を辞退したのかというと「まだ現役選手で発展途上中なので、もしいただけるのなら引退してからいただきたい」との思いからのようです。
ストイックでプロフェッショナルとしての意識の高いイチロー選手らしい言葉ですよね。
他にも阪急ブレーブスでプロ野球選手として活躍した福本豊さんについても国民栄誉賞の受賞を辞退しています。
福本豊さんによると「そんなもの戴いたら、立ち小便も出来ないよ」とのことから、自分には恐れ多い栄誉だということで辞退したそうです。


*皆様はどの人に「国民栄誉賞」を与えたいですか?自分の奥様、またはご主人にいかがでしょうか?

次に「石炭の日」について。

なぜ9月5日が「石炭の日」なのかというと、9月5日という日付が「ク(9)リーンコ(5)ール」という語呂合わせであることが由来となっています。
「クリーンコール」とはつまり「石炭」のことですね。
「石炭の日」は別名「クリーンコールデー」とも呼ばれており、通商産業省(現在の経済産業省)の呼びかけにより、日本鉄鋼連盟・電気事業連合会・日本石炭協会等8団体によって1992年に制定された記念日となります。
エネルギー源としての石炭のイメージアップを図り、ほかの化石燃料に比べて二酸化炭素の発生 量が多い石炭をクリーンなエネルギーとするための技術開発に取り組んでいることをPRすることが目的の日となっています。
「石炭の日」には火力発電所の一般公開が行われるなどのイベントが開催されているそうです。
現在では世界のエネルギー源として主に使われているものは石油となってしまいましたが、石炭は産業革命以降では20世紀初頭まで最重要の燃料として活躍していました。
一時期の日本の炭鉱業でも石炭は大活躍してくれてましたよね。
先ほど書いたとおり、他の化石燃料に比べて二酸化炭素の排出量の多さから地球温暖化の原因にもなっていますが、早く開発が進んでクリーンなエネルギーとして利用できる日がくるといいですよね。

石には「鉱物」「岩石」「宝石」「鉱石」というように様々な呼び方がありますよね。
これらの石の違いについて説明できる人ってほとんどいないと思います。
まずは「鉱物」の定義について解説します。
「鉱物」については「自然に生成されたもの」という条件があり、その中でも石の種類によって基本構造や成分が決まっているものの事を指します。
次に「岩石」の定義について解説にします。
岩石といえば大きな岩の塊を想像されるかもしれませんが、おおむねそのとおりであり、先ほど説明した鉱物が集まって一つの大きな岩となったのが「岩石」となります。
続いて「宝石」の定義について解説します。
「宝石」の定義については曖昧な部分が多いですが、基本的な条件は「鉱物」と一緒となっており、「鉱物」の中でも「美しい」「丈夫」「希少価値がある」という条件のものが「宝石」と呼ばれます。
最期に「鉱石」の定義についてです。
鉱石とは「工業の原料として使われる鉱物」という意味になります。
鉄の原料に使われる鉱石は「鉄鉱石」という呼び方がされるように、アクセサリーに使われるような「鉱物」については、「鉱石」とは呼びません。

世界で一番硬い石は何かと聞かれれば、だいたいの人がダイヤモンドを想像しますよね。
宝石としてアクセサリーに使われるほか、その硬さから研磨機にもよく使われる素材です。
しかし、世界一硬い石はダイヤモンドではないってことを知っていましたか?
硬い石の代表として名を連ねてきたダイヤモンドですが、実はダイヤモンドよりも硬い石は二つもあるのです。
世界一硬い石は「ウルツァイト窒化ホウ素」という聞きなれない石です。
構造自体はダイヤモンドとあまり変わりませんが、それに化学的な構造が加わって、硬くなっているようです。
そして二番目に硬い石は「ロンズデーライト」です。
ダイヤモンドも炭素からなる物質ですが、こちらも炭素の同素体であるグラファイトを含む隕石 が衝突した際に生成される物質です。
これらに次いでダイヤモンドは三番目に硬い石となります。
これはあくまで地球上の話なので、もしかしたら宇宙にはもっと硬い石が山ほど存在しているのかもしれませんね。

*今、石炭火力発電が見直されていますね?「えー、もう日本に石炭はないんじゃないの?」という人がいるかもしれませんが、実はかつて掘った「石炭」は日本にある「4割」だということが最近わかりました。つまりまだ「6割」日本には石炭が残っているのです。しかも日本は「石炭をクリーンエネルギー」に変える技術を持っています。石炭は今後の「目玉」になるでしょう。

最後に「計画と実行の日」について。

なぜ9月5日が「計画と実行の日」なのかというと、
計画の計が9画であることと、実行を英語にした時のExecutionの頭文字のEがアルファベットで5番目であることが由来となっています。
「計画と実行の日」については株式会社ピー・アンド・イー・ディレクションズによって制定された記念日となります。
株式会社ピー・アンド・イー・ディレクションズは普段から「計画と実行」を理念に掲げ、事業支援などの活動を行っている企業となります。
この記念日についてはきちんと計画を立てて実行に移すことの大切さを発信することが目的の記念日となっています。
皆さんは仕事や日常生活において、計画を立てたことをきちんと実行に移すことが出来ていますか?
計画倒れになったり、あるいは実行している段階で投げ出してしまうという人も多いですよね。
計画通りにいかないという人は、そもそも計画の段階でハードルが上がりすぎて破たんしているという人が多いようです。
まずは小さな目標などを計画して一つ一つを実行することにより、確実にステップアップしていくことを心がけてみましょう。

アメリカとソ連との冷戦が激化していた時代、目に見えないところでは高度な情報戦が繰り広げられていました。
アメリカ軍はソ連の情報を盗み出すためにありとあらゆる計画を考えていましたが、その中には思わず笑ってしまうような計画がありました。
それは当時のアメリカのCIAによって考えられたのは猫をスパイにして秘密情報を得るという計画でした。
ソ連の要人が野良猫を可愛がっていたことからこの計画は考えられ、野良猫に盗聴器を仕込んで秘密情報を盗み出そうと考えたのです。
この計画には36億円もの費用がかけられ、多くの研究員が参加し、実際に猫を訓練してスパイに育てることには成功したそうです。
しかし、猫はタクシーに轢かれて死んでしまうという時代が発生し、結局はこの計画は失敗に終わってしまったのでした。

日本がバブル経済を迎えていた時代にも実はとんでもない計画が存在しました。
それは土地を二階建てにして空中都市を作り上げるという「ラピュタ計画」と呼ばれるものでした。
この計画は地上から上空31メートル地点に新しい土地を作り上げて、東京を二階建てにしようというものでした。
空中都市部分には集合住宅が建設される予定だったそうで、そこに住む人は文字通り下界の人を見下ろすような生活が出来る予定でした。
しかし、もちろん構想があっただけで実際にこの計画が実行されることはありませんでした。
バブル経済を迎えていたころの景気の良さを感じさせるような、とんでもない計画ですよね。

*皆様は「計画と実行」つまり「PLAN→DO→CHECK」をなさっていますか?計画・実行は必ずしもうまくいくは限りません。そういう時に思いきり「CHECK」することが今後の成功へと繋がるのではないでしょうか?

 

本日もよろしくお願いいたします。

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