7月6日土曜日
皆様おはようございます。せき、喉痛ウイルスが蔓延していますが大丈夫ですか?僕は数日前にかかり、抗生物質をもらい、ようやくよくなってきました。喉の薬は品切れな薬もありますのでお気をつけくださいね。
今日は「小暑」「ピアノの日」「公認会計士の日」「メロンの日」です。
まずは「小暑」から。
「小暑」とは「しょうしょ」と読み、二十四節気の一つとなります。
二十四節気というものにあまりピンとこないかもしれませんが、日本には四季のように季節を表すものがたくさんあり、二十四節気の他にも五節句や雑節など季節を表す暦日があります。
二十四節気は一年間を二十四に分けて、さらに季節が明確にわかるようになったものだと考えてもらえればわかりやすいかと思います。
小暑は次の二十四節気の大暑までの期間であり、夏の暑さがだんだんと強くなっていくという意味が込められています。
梅雨が明け始めるため一気に日差しが強くなって暑くなり、このころから本格的な夏が始まるといってもよいでしょう。
次の二十四節気である大暑には本格的な夏を迎えていますので、それまでにしっかりと食べて栄養を取り、体力をつけておきたいところですね。
夏になると厄介なのが虫ですよね。
蜂が飛んでいて怖い思いをしたり、時には蜘蛛の巣に引っかかってしまったり、蛾が大量発生してしまったりなど、夏には防虫対策が欠かせません。
夏に1番厄介な虫は蚊だと思っている人も多いのではないでしょうか。
刺されてかゆくなるのはもちろんなんですが、デング熱の媒介になってしまうなど、刺されると病気になってしまう事もあります。
実は蚊は人間がストレスを溜めこんでいると刺してこないって知っていましたか?
蚊は人間が発している熱や炭酸ガスや乳酸に反応して人間を刺しているのです。
しかし、人間がストレスを感じて溜めこんでいる時に出す物質が蚊にとっては嫌いなものとされていて、蚊が近寄ってこなくて刺されないで済むのです。
元々刺されていたのに急に蚊に刺されなくなったら、ストレスが溜まっている事を疑ってみてください。
風鈴と言えば夏の暑さを和らげてくれる定番アイテムですよね。
風鈴の音が鳴ると「風が吹いているんだなぁ」という気持ちになって、部屋の気温が下がるわけではないですが、何故か涼しさを感じてしまいます。
そんな「涼」を感じるための風鈴なのですが、実は昔は魔除けとして使われていたことを知っていましたか?
昔は衛生状態がとても悪かった為、風が吹くことによって悪霊が病気などを運んでくると考えられていました。
そこで風鈴を付けることによって、風鈴の音の鳴っている範囲には悪霊が寄り付かないと考えられていた為、風鈴を飾っていたのでした。
時代が経つにつれて元々は悪霊から身を守るお守りとして使われていたものが、いつの間にか風 流な夏のアイテムとして変化していったのでした。
「暑」とは「炎熱」の意味で、「小暑」は「これから炎熱に向かう」という意味です。
ちなみに中国語で「暑い」という意味には「暑」ではなく「熱」という字を当てます。
◆小暑は二十四節気の1つ
二十四節気とは古代中国で作られた暦で、日本では平安時代から使われています。上の図のように1年を24等分し、それぞれに名前を付けたものです。
二十四節気は太陽の運行に基づいており、1年で最も昼の長い日を夏至、1年で最も昼の短い日を冬至、昼と夜の長さが同じ日を春分・秋分とし、この4つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。この4つの節気は合わせて「二至二分」と呼ばれています。
この二至二分が二十四節気を決めるうえでの基準となっています。
立夏はこの春分と夏至のちょうど中間の日で、暦の上ではこの日から夏が始まります。
夏の節気は立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑となっており、小暑は夏の5番目の節気です。
また、立春・立夏・立秋・立冬の4つを「四立」と言い、それぞれ春夏秋冬の始まりの日として重要な節気となっており、二至二分と四立を合わせて「八節」と言います。
◆2024年の小暑はいつ?
2024年の小暑であれば、以下のようになります。
・日付としての2024年の小暑は7月6日。
・期間としての2024年の小暑は7月7日~7月21日まで。
◆春夏秋冬の決め方
けれども夏至に最も暑くなり、冬至に最も寒くなるかというとそうではなく、実際にはそれより1~2か月ほど遅れて最も暑い日、最も寒い日がやってきます。
ただし二十四節気はこの「夏至を夏の中心」「冬至を冬の中心」そして「昼と夜の長さが同じ春分・秋分を春の中心と秋の中心」として1年を4等分し、春夏秋冬を決めました。
そのため「立春と言われてもまだまだ寒く、冬と感じる」ということが起こります。
◆二十四節気と七十二候
この「二十四節気」は日本では平安時代に取り入れられました。日本と中国とでは位置も気候も異なり、中国の二十四節気は必ずしもすべてが日本の気候に合うものではありませんでしたが、私たちの生活に根付き、大多数の日本人が農業とは無縁になった現代でもテレビのニュースなどで「今日から立春です」などと使われています。
1年には春夏秋冬4つの季節がありますが、古代中国人はそれをさらに24の「節気」に分けました。1年を24に分けるならそれぞれ約15日、その節気にはまたそれぞれ3つの「候」を設け、3×24で72候、約5日で1つの候としてそれぞれの候にその季節の特徴を表す言葉をつけました。
日本は平安時代からこの二十四節気を暦の中に取り入れましたが、これだけでは日本の気候の説明には足りないので、「雑節」というものを設けました。雑節には、節分・彼岸・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日などがあります。
さらに「七十二候」については江戸時代の天文暦学者・渋川春海が日本の気候に合わせて改訂版を出し、その後明治時代に「略本暦」が出てそれまでの「七十二候」を大幅に変えました。現在使われている日本の七十二候はこれが元になっており、上の図に書かれているのもこの七十二候です。
なお2016年に中国の「二十四節気」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
◆小暑の七十二候(日本)
内容 | 時期 | |
---|---|---|
初候 | 温風至る | 7月7日頃 | 7月11日頃 |
次候 | 蓮始めて開く | 7月12日頃 | 7月16日頃 |
末候 | 鷹乃学を習う | 7月17日頃 | 7月21日頃 |
「時折熱風が吹き、蓮の花が咲き始め、鷹のヒナが飛び方を覚える」という季節です。
◆土用の丑の日
最近はウナギが獲れなくなったとかでずいぶん値段が高くなりましたが、「ウナギのかば焼き」は中国人観光客にも人気のある和食の一つです。
◎枝豆
◎夏みかん
◎アンズ
◎桃
◎マンゴー
◎スイカ
◆小暑の「季節の花」
◎百日紅(サルスベリ)
◎ラベンダー
◎撫子
◎桔梗
◎朝顔
この朝顔はまさに夏の季語。小暑のころから咲き始めます。
クチナシ
次に「ピアノの日」について。
なぜ7月6日が「ピアノの日」なのかというと、1823年7月6日にシーボルトが初めて日本にピアノを持ち込んだことが由来となっています。
1823年というと日本がまだ江戸時代の頃で、武士がたくさんいた時代の日本にすでにピアノがあったというのは驚きですよね。
シーボルトといえば「シーボルト事件」が有名ですが、日本の発展に色々と貢献している人物なんですよね。
ドイツ人の医師であったシーボルトは日本を研究するためにオランダを経由して日本に入国していました。
当時は鎖国をしていたため限られた国を経由することでしか日本には入国出来なかったんですね。
シーボルトは日本の研究を進める傍らで医学について自然科学の知識を日本へと伝えました。
しかし、帰国をしようとしたところ、当時国外に持ち出すことが禁じられていた日本地図を所持していたため、国外追放となってしまうのでした。
シーボルトがいなければ日本にピアノという楽器が伝わるのが明治時代になってからだったかもしれませんね。
音楽に興味のない人でもバッハの名前ぐらいは聞いた事があるのではないでしょうか。
バッハは中世のドイツで活躍した作曲家、音楽家で、音楽の授業では「音楽の父」と習いますよね。
数々の名曲をこの世界に生み出してきたバッハですが、作曲だけではなく鍵盤楽器の演奏技術もとても優れていたそうで、特に即興演奏を得意としていたとされています。
そんな鍵盤楽器を得意としていたバッハですが、実はピアノが嫌いだったと言われているんです。
バッハが活躍していた時代には既にピアノが発明されており、鍵盤楽器を弾くバッハももちろんピアノを弾いたのですが、気に入らなかったせいか1度だけ弾いて以来は2度とピアノを弾くことはなかったそうです。
バッハが普段弾いていた鍵盤楽器はオルガンやチェンバロであり、バッハが作曲した曲がチェンバロやオルガンが中心となっているのには理由があったんですね。
ピアノコンサートの映像などがテレビで流れたり、または学校で音楽の先生がピアノを弾く時などには、グランドピアノの屋根の部分を開いてつっかえ棒で固定していますよね。
グランドピアノがの屋根が開いている美しい流線型のデザインが際立って美しく見えますが、実は見た目をよくするためだけに屋根を開けているのではないのです。
実は、グランドピアノは屋根を開けておくことによって音を反射させてより音を反響させることができるんです。
屋根の右側の部分を持ち上げて開けるような仕組みになっているため、ピアノのコンサートなどの時は観客席に右側の開いてる方が見えるようにしてピアノが配置されます。
そうすることによってお客さんの耳により良い音が響くようになっているんですね。
屋根の開き具合は三段階が調整できるようになっていて、開けば開くほど音が大きくなり、開き具合が小さければそれに伴って音もも小さくなります。
もちろん屋根を閉じたままで演奏することもできますが、屋根が開いている時に比べて音は小さくなります。
*皆様は「ピアノ」お弾きになりますか?ピアノ弾ける人って凄いですよね!絶対音感とかあるのでしょうか?
次に「公認会計士の日」について。
なぜ7月6日が「公認会計士の日」なのかというと、1948(昭和23)年7月6日に「公認会計士法」が制定されたことが由来となっています。
「公認会計士の日」については日本公認会計士協会によって1991年に制定された記念日となります。
第二次世界大戦後であった日本はアメリカの制度にならって「公認会計士法」を制定し、現在では日本には約1万人の公認会計士がいるそうです。
公認会計士と聞いて普段どんな仕事をしているのかわからないという人もいるかもしれませんが、かなり簡単にいうと会計に関する専門家となります。
主な仕事は会計監査であり、会計監査とは企業や行政機関が報告した会計内容に間違いはないか、または虚偽などはないかをチェックする仕事となります。
この会計監査を企業の経営に携わる人間や行政の人間が行なってしまうと、いくらでも虚偽の会計報告が通ってしまうことになるため、そうならないためにも独立した機関として公認会計士は必要不可欠な職業となります。
また、他にも権利業務やコンサルティング業務、税務業務などの仕事もこなしています。
日本には様々な種類の硬貨がありますが、その中でも特徴的なものが穴の空いている5円と50円ですよね。
この2種類の硬貨に穴が空いているのには理由があるんです。
5円玉が発行されたのは1949年のことで、戦争を終えたばかり日本では急激なインフレが起こっていました。
もちろん5円玉を作るのにもコストが掛かっているため、少しでもコストを削減するためにも、材料を節約するために穴が空けられたのでした。
続いて50円玉についてですが、50円玉については発行された当初は穴が空いておらず、サイズも今の50円玉よりも大きなものでした。
しかし、100円玉と区別する際にとても紛らしかったことから、サイズが少し小さくなって、さらに穴が空けられて明確な区別がつくようにされたのでした。
硬貨の種類は全部で6種類ありますが、これらはすべて目隠しをした状態でも判別できるのを知っていますか?
普段触り慣れている物なので何となくは分かりそうですが、5円玉と50円玉、10円玉と100円玉など、微妙に形が似ている物に関しては少し紛らわしいですよね。
今回はそんな硬貨の見分け方を解説していきます。
・1円硬貨…穴なし、周囲のギザギザなし。
・5円硬貨…穴あり、ギザギザなし。
・10円硬貨(ギザ十を除く)…穴なし、ギザギザなし。
・50円硬貨…穴あり、ギザギザあり。
・100円硬貨…穴なし、ギザギザあり。
・500円硬貨…穴なし、ギザギザあり。
となっています。
お気付きになったかもしれませんが、全ての硬貨の穴とギザギザの組み合わせが異なっている訳ではないのです。
1円玉と500円玉は重さと質感が他の硬貨と大きく異なる為、判別がつきますよね。
それ以外の硬貨は穴とギザギザの組み合わせにより判別することができます。
*公認会計士試験は司法試験と並ぶくらい難しいですね。でもせっかく資格をとっても仕事がないようでお気の毒です。
最後に「メロンの日」について。
なぜ毎月6日が「メロンの日」なのかというと、6月がメロンの出荷量が増える時期であることが由来となっています。
また、6の数字の形がメロンの形に似ているということで毎月6日が「メロンの日」となりました。
「メロンの日」については全国のメロン産地等の自治体が参加している「第2回全国メロンサミットinほこた開催実行委員会」によって制定された記念日となります。
この日を「メロンの美味しさや魅力をよりたくさんの人に伝えることにより、メロンの消費を拡大させる」ということを目的とした記念日としています。
メロンというと夕張メロンなどの国産のものをイメージする人が多いかもしれませんが、実は意外とメキシコ産やアメリカ産など外国産のものも出回っています。
特にメロンはメキシコからの輸入量が約2万3000トンとなっていて、メロンの産地としても有名な北海道のメロンの収穫量が2万5000トンとなっていることから、意外と国産ものばかりではないのです。
現在は輸入製品や国内産でも温室栽培されているものもあってメロンは一年中食べることが出来るため、毎月6日の「メロンの日」にはぜひメロンを食べてみてはいかがでしょうか?
メロンにも様々な種類のものがありますが、「アンデスメロン」「マスクメロン」といった品種は誰もが1度は耳にしたことのある品種ですよね。
しかし、実は「アンデスメロン」や「マスクメロン」の名前の由来は意外と知られていないんです。
アンデスメロンはアンデス山脈で収穫されたと思われがちですが、実は国内産のメロンです。
もともとは「安心ですメロン」という商品名だったのが長くて言いづらい名前だったため、省略されて「アンデスメロン」という商品名になったのでした。
また、マスクメロンのマスクは「仮面」という意味のマスクだと思われていますがこれも違います。
マスクは英語で「Musk」であり日本語にすると「ジャコウ」という意味の単語です。
つまり、ジャコウの香りがするメロンであることから「マスクメロン」と名付けられたということですね。
マスクメロンといえば、まるでマスクをかぶったように網目状の模様が広がっているのが特徴のメロンですよね。
それでは、他のメロンには網目状の模様がないのに、なぜマスクメロンだけに網目状の模様があるのでしょうか。
実はあの網目状の模様は何度もひび割れが起こって、修復を繰り返すことによって出来る模様なんです。
マスクメロンは茎に実がなってすぐの状態では網目状の模様はなくツルツルしていますが、成長 過程で内側から外側へとかかる圧力に皮が耐え切れず、ひび割れを繰り返します。
これは皮よりもメロンの中身のほうが成長が早いことが原因であり、ひび割れ部分に人間がケガをした時に出来るかさぶたのようなものが出来て、網目状の模様を形成します。
マスクメロン以外の品種は、中身と皮の成長のバランスがとれていてひび割れが起こらないため、網目状の模様が出来ないのでした。
*皆様は「メロン」お好きですか?入院すると必ずといっていいくらい「メロン」の差し入れはありますが、なぜ「メロン」なのですかね?
週末も宜しくお願いいたします。
★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!https://higashiyamarintaro.net/