憲法記念日・ゴミの日・くるみパンの日「今日は何の日・5月3日」

5月3日金曜日・祝日

皆様おはようございます。GW順調に楽しんでいますか?リラックしていますか?

今日は「憲法記念日」「ゴミの日」「くるみパンの日」です。

まず「憲法記念日」から。

なぜ5月3日が「憲法記念日」なのかというと、1947年5月3日に日本国憲法が施行された事が由来となっています。
1948年7月に公布・施工された祝日法という法律によって制定されました。
「憲法記念日」は「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」という事を目的とした国民 の祝日となっています。
日本国憲法自体は1946年11月3日に公布され、実際に施行されたのは半年の準備期間を経て翌1947年5月3日からでした。
学校の授業でも確実に習っているかと思いますが、「国民主権」「戦争放棄」「基本的人権の尊重」を基本理念としている憲法となります。
施行が始まった日が5月3日であることから憲法記念日が制定されましたが、日本国憲法の公布日 である11月3日は日本国憲法が平和と文化を重視していることから「文化の日」となっています。
憲法記念日を日本国憲法の公布日だと思っている人って割とたくさんいるんですよね。

日本国憲法よりも前に定められていた憲法は大日本帝国憲法ですよね。
歴史の授業でも確実に習っているかと思います。
そんな大日本帝国憲法ですが、実は大日本帝国憲法が発布される前の草案をまとめていた書類が泥棒によって盗まれたことがあるんです。
大日本帝国憲法は伊藤博文の別荘を本拠地にして1887年(明治20年)6月4日頃から作成されていました。
しかし、伊藤博文の別荘が手狭であったことから料理旅館である「東屋」を利用することもありました。
東屋を利用している際に伊藤博文らが横浜へ出向いていたところ、その際に泥棒が入ってしまい、その際に大日本帝国憲法の草案が入った鞄が盗まれてしまったのです。
盗難騒ぎが発生したことによりその後は伊藤博文の別荘で作業が続行され、盗まれた鞄についても見つかって草案も無事でした。
泥棒にとっては価値のないただの書類に見えたのかもしれませんね。

世界で最も歴史が長く古くから制定されている憲法はどこの国で採用されているかを知っていますか?
2017年現在では国際連合加盟国は193ヶ国となっていますが、その中でも最も長く同じ憲法を採用しているのは、南ヨーロッパにあるサンマリノという国となります。
サンマリノはイタリア内にある独立国家であるため、国境が全てイタリアに接しています。
人口も3万人弱と国連加盟国の中でもかなり小さな国ですが、サンマリノの憲法は1600年10月8日には制定されていました。
次に古い憲法がアメリカ合衆国の合衆国憲法であり、1788年6月21日に施行されたものであるため、それよりも遙かに昔からサンマリノには憲法があったのです。
1600年のころの日本は天下分け目の大戦である関ヶ原の戦いをやっているころで、まだ江戸幕府も存在しない頃でした。


*皆様は「日本の憲法」をどう思われますか?「憲法」は国民が守るべき事柄だと勘違いしている人が多いようですが、違います。「憲法」とは「国民」が「司法立法行政」に守らせる為にできたモノなのです。ゆえに「憲法」に関して、我々はもっと声高らかに自分の意見を述べる必要があるのです!その代わり「司法立法行政」から「法律」を守るように遵守させられているのですから。

次に「ゴミの日」について。

なぜ5月3日が「ゴミの日」なのかというと、「ご(5)み(3)」という語呂合わせが由来となっています。
「ゴミの日」についてはあらゆる手段で調べてみましたが、語呂合わせの関係で「ゴミの日」とされている事以外は何の情報も見つかりませんでした。
何を目的として制定されたかも定かではなく、「ゴミの日」を制定した団体についても情報が無く、いつ頃から5月3日を「ゴミの日」としているのかもわかっていません。
5月3日の語呂合わせが「ゴミ」ということであまりにもわかりやすいことから、いつの間にか広がっていったものと思われます。
「ゴミの日」には「地球GOMI拾い大会」と呼ばれる大会が開催されるなど、全国各地でゴミ拾いに関連するイベントが行われています。
もしかすると皆さんの住んでいる地域についても「ゴミの日」にまつわるイベントが開催されているかもしれませんので、参加してみてはいかがでしょうか?

ペットボトルはゴミに捨てる際にはきちんと分別してリサイクルできるようにしていますよね。
しかし、ペットボトルをリサイクルすることによって環境には優しいかもしれませんが、金銭面や資源をかなり消費しているって知っていましたか?
実は新しいペットボトルを作る時に比べて、ペットボトルをリサイクルして使えるようにするのには2~5倍の石油を消費するというデータがあるそうです。
日本は石油が輸入に頼っていて石油を買うのにもお金がかかるため、これでは逆にお金がかかってしまいますよね。
更にペットボトルの回収にかかる費用はなんと600億円にもなるそうです。
この600億円というお金は税金から支払われているので、何とも損している気分になってしまいます。
環境のためとはいえあまりにもお金や資源を消費するのはかえってエコロジーとはいえないかもしれませんね。

リサイクルという言葉自体が横文字のため、つい最近始まった文化のように思えますが、実は日本では江戸時代からリサイクルが行なわれていたって知っていますか?
江戸時代はとてもリサイクル活動が活発だったため、街中はとても奇麗だったそうです。
中世のヨーロッパではそこら中がゴミだらけであり、それが原因で疫病などが発生していたそうなので、江戸時代から街中が奇麗だった日本が誇らしく思えますよね。
現在でもリサイクルして作られた紙である「再生紙」がありますが、江戸時代にも「浅草紙」と呼ばれる再生紙がありました。
江戸の町には江戸中から様々なゴミが集められていて、分別を行った後に引き取る業者もありました。
集められた紙ゴミを利用して作られていたのが「浅草紙」であり、これは江戸の名産品とされていたそうです。

*コロナの巣ごもりで「ゴミ」が増えたそうです。皆様は「ゴミ」を増やさないようにどのような工夫をしていますか?

最後に「くるみパンの日」について。

なぜ毎月3日が「くるみパンの日」なのかというと、毎月3日が「毎月来るみっか(3日)」という語呂合わせであることから「くるみパンの日」としたことが由来となっています。
日本ではアメリカのカリフォルニア産のくるみについてはそのほとんどがくるみパンの材料として利用されているそうです。
そんなくるみパンを定期的に味わってもらいたいという目的から「くるみパンの日」が制定されることになりました。
「くるみパンの日」についてはカリフォルニアくるみ協会によって制定された記念日となります。
日本ではあまり進んでくるみを食べるような食文化はありませんが、くるみにはビタミンやミネラルなどが豊富に含まれていて、人間の身体を健康に保つためにうってつけの食材なんです。
また、くるみはたくさん食べると太ってしまいますが、腹持ちがよく少量ずつ食べていればお腹が空き辛くなることから、ダイエット向きの食品でもあります。
みなさんも毎月3日の「くるみパンの日」をきっかけにしてくるみやくるみパンを食べる食習慣を始めてみてはいかがでしょうか?

くるみを漢字で書くと「胡桃」と書くのは漢字に詳しい人ならば知っているかと思います。
しかし、なぜくるみを漢字で書くと「胡桃」となるのかその成り立ちまで知っている人は少ないと思います。
まず胡桃の「胡」という漢字についてですが、これは実は昔の中国の北方にあった国の名前のことなんです。
くるみはこの「胡国」と呼ばれる国から日本に伝わったものだとされていることから「胡」という漢字が使われることになりました。
そして、胡国から伝わったくるみの形が桃に似ていたことから「桃」という漢字も使われるようになりました。
つまり、胡国から伝わった桃のような食材であることから「胡桃」という漢字が誕生したのでした。

ドイツの伝統工芸品といえば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
おそらくは「くるみ割り人形」を想像される人がとても多いでしょうし、ドイツ旅行のお土産の定番でもありますよね。
しかし「くるみ割り人形」という名前であるのにも関わらず、実際にくるみ割り人形がくるみを割っているところって日本ではあまり見かけないですよね。
日本でくるみを食べる場合には、そのほとんどが金属のくるみ割り器で割って食べられています。
これは日本で食べられているくるみとヨーロッパで食べられているくるみの硬さが全然違うからであり、日本のくるみの方が圧倒的に硬いからなんです。
ヨーロッパで食べられているくるみは日本のものに比べて殻が柔らかいことからくるみ割り人形でも割れますが、日本のくるみは硬すぎてくるみ割り人形では割ることが出来ないんです。

*皆様は「くるみパン」お好きですか?あの歯ごたえ、食感、いいですよね?

ステキなGWをお過ごしくださいね。

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